ロシアでは1930年頃、ウラル山脈で金鉱掘りが偶然ダイヤモンドを発見したのがロシアダイアモンド鉱山の最初と言われています。
当初の産出量はほんの微々たるものに過ぎませんでしたが第二次世界大戦中、ソヴィエト連邦は軍需物資としての工業用ダイヤモンドの不足に悩まされ、スターリンの号令のもと、戦後、本格的なダイヤモンドの探査が戦争捕虜や政治犯を酷使してシベリヤ全土にわたって行なわれました。
その結果、1954年イルクーツクの北1,600キロの凍土の下から、キンバーライトのパイプ鉱床が発見されたのを初めとして、イルクーツクとヤクーツクにかけて
多くのパイプ鉱床や沖積鉱床
が見つかり、一躍コンゴに次いで世界第ニ位 (その後オーストラリアが登場してからは第3位) の産出国になりました。
当初は、ダイアモンドシンジケートの管理下を外れた良質のダイヤモンドが多く産出され、市場宝飾用ダイヤモンドの比率は全産出量の20%とも言われています。
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2009年10月09日
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