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2009年10月09日

セーラ・ペラーダの金鉱

 アマゾン河流域の熱帯雨林地帯にあるブラジルのパラナ州
 
    剥ぎ取られた山

を意味するセラ・ペラーダの地名は、1970年の金鉱床発見後に押し寄せた1万人を超えるガリンペイロ達によって忽ちの内に豊かな熱帯雨林が裸にされ、巨大なピラミッドを逆さにしたような深い穴が掘られたことから命名されたようです。

 1985年の1年だけでこの鉱山から50トンもの金が掘り出されました。

 日本が産金国として西洋に知られた時期の佐渡金山でさえ400年間の操業で総産金量が83トンといいます。
 また、昭和に入って発見された驚異的な高品位の菱刈鉱山の推定埋蔵量が230トンで年間産金量7トンと比較すればセーラ・ぺラーダの年間 50トンの凄さが分かるというものです。

 その全てがガリンペイロ達の人力で掘られ,金を含む膨大な量の土砂(推定で年間50万〜100万トン)が人力で穴から担ぎ上げられているということが驚きで、人の欲望の凄さを感じさせます。
   
posted by まねきねこ at 06:46| Comment(0) | 世界の金山、鉱山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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