スタンレー・ドラッケンミラー

スタンレー・ドラッケンミラー
　　　Stanley Druckenmiller（関連記事）
　ピッツバーグ（ペンシルベニア州）で1953年に生まれた。
　ボードン大学を1975年に英語と経済のBASを取得して卒業後、ミシガン大学の経済学専攻途中の1977年ピッツバーグナショナル銀行の証券アナリストとして勤務を初めた。その後、1981年にデュケーヌキャピタルマネジメントを設立した。
　
　ジョージソロス氏のクォンタムファンドに1988年にヴィクターニーダーホッファーと入れ替わり入社、同ファンドを1989年に受け継いで平均して年率30％と高い利回りを誇っていた。1992年にはポンド売りで10億ドルの利益を得た。
　しかし、2000年のハイテク関連株への思い切った投資が、バブル崩壊に伴い大きく損失を生じた後退職しデュケーヌキャピタルマネジメントの運用に専念している。

　ポートフォリオ総額数十億ドルを運用している世界でも数少ないファンド・マネジャーのでひとりで柔軟さと多様性の極意を身に付けた「売りの名人」とも言われ100億ドル以上の資産を保有しているとも言われている。

（名　言）
　大事なのは正しいか間違っているかではなく、正しいときにどれだけ儲け、間違っているときにどれだけ損をするかだ。
　　
　長期的な収益を築き上げるには、資産を保ち、ホームランを打つこと。
　
　もしそのトレードに強い確信を持っているなら、すべてをかけて勝負しなければならない。