古銭に付加価値をつけた手描きのパンフレットを作成し、顧客になりそうな貴族に届けるという戦略が功を奏し、 やがてマイヤーは支配者階級にアプローチしているうちに、フリードリッヒ大王を父に持つフランクフルト地方の名門貴族
ヘッセン=カッセル方伯ヴィルヘルム9世
に古銭を売り込む機会を得ました。
領主との取引を開始したマイヤーは、すぐさま自宅の玄関先に
宮廷御用達商人
マイヤー・アムシェル ロスチャイルド商会
の看板を掲げたとされています。→ ranking
権威に弱い世間の風潮を熟知しており、古銭商とともに、ささやかな両替商も兼ねていたマイヤーの破竹の躍進が、これから始まりました。
ヴィルヘルム9世との通商で財を成した。ナポレオン・ボナパルトの占領を受けた時期以降に、管財人としてヴィルヘルムの財産を支配するようになっています。
マイヤーは5人の息子を5つの都市に分家させ
ファイブ・アローズ(5本の矢)
といわれる金融ネットワークを後に形成していきました。→ ranking
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2009年04月07日
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