スウェーデンの
ウォーレンバーグ財閥
はスウェーデン3位の大手銀行である
スカンジナビスカ・エンスクリダ・バンク(SEB)
と持ち株投資会社
を中核に
エリクソン(国内の通信機器大手)
エレクトロラックス(家電・厨房機器大手)
サーブ(航空機と自動車大手)
アトラス・コプコ(産業機材大手)
ガンブロ(ヘルスケア大手)
サンドビック(素材エンジニアリング大手)
などを傘下に従えています。
また、国外ではスイス本社のエンジニアリング最大手
ABB(アセア・ブラウン・ボベリ)
やイギリスとスウェーデンに本部を置く世界3位の製薬会社
なども一族が支配する企業として知られています。
一族の資産を管理する
ナット・アンド・アリス・ウォーレンバーグ財団
は、ノーベル賞で知られるノーベル財団最大のスポンサーのひとつとなっています。
ウォーレンバーグ・グループの
ヨーラン・リンダール前ABB社長
は、ソニーの取締役を務め、アングロ・アメリカンの副会長にも就任した人物です。
GMとウォーレンバーグ・グループは、以前から密接な関係を維持しておりインベスター、ABB、アストラゼネカ、サンドビックの4社の会長を兼任する
パーシー・バーネル氏
は、1996年からGMの社外取締役に就任、M&Aを含めた政策を協調して行ってきました。
パーシー・バーネル氏は世界的に評価の高い経営者で、ダボス会議を主催する
ワールド・エコノミック・フォーラム財団
の副会長も務めています。
国際商業会議所ICC(International Chamber of Commerce)の現会長はウォーレンバーグ財閥
マーカス・ウォーレンバーグ氏
が就任しています。
ICCは1919年、欧米のビジネスリーダー達によって設立されました。
現在、128カ国7,400社の最高責任者からなる世界経済機構として知られています。
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