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2025年04月10日

新たな関税措置を単に先に伸ばしただけの話で踊り場に乗った上り階段に変わったとは言えない

 カナダとメキシコからの輸入品に対する10%あるいは25%の関税は、
   「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」
の対象品目以外、現行のままとする。
 EUについては、鉄鋼・アルミ関税への報復措置を表明したもののまだ実施されていないことから、10%の税率を適用するという。
 トランプ氏は米東部時間9日午後1時18分(日本時間10日午前2時18分)ごろの自身のSNSへの投稿で今回の決定を発表した。
 「75カ国余り」が貿易問題を巡り米国との交渉を申し入れ、「私の強力な呼び掛けにより、いかなる形でも報復していない」と指摘した。
 なお、「90日間の一時停止を承認し、この期間中の相互関税を大幅に引き下げて10%とする。即時発効する」と表明した。
 一方でトランプ氏は、中国が交渉を拒否しているとして関税を引き上げると説明した。
 「世界の市場に対する中国の敬意の欠如を踏まえ、米国は中国に課す関税を125%に引き上げる。即時発効だ」とSNSでコメントを投稿した。

   
posted by まねきねこ at 11:23| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 投資家らの関心は今後、中国にシフトし、同国が再び対米関税率を引き上げるか、それとも交渉の勝利と位置付けているが?

 ベッセント米財務長官はトランプ関税の一部の90日間停止という今回の方針転換をトランプ氏の勝利と位置付けた。
 他国との協議において「大統領は最大限の交渉力を生み出した」と記者団に発言し、「この瞬間まで方針を貫くには大きな勇気が必要だった。これは最初からトランプ氏の戦略だった」と続けた。
 また、今後数日以内に日本やベトナム、インド、韓国の当局者と会談する予定であることも明らかにした上で、「日本は列の先頭にいる」とベッセント氏はコメントした。
 「彼らは交渉団を派遣する予定なので様子を見よう」と述べるとともに、各国との貿易不均衡は「何十年もかけてつくられたものだ」とし、「複雑な交渉」になるとの見解を示した。
 ブルームバーグ・ガバメントが伝えた。
 トランプ氏は自身は、ベッセント氏やラトニック商務長官と「過去数日間」に議論して相互関税の引き下げを検討していたとし、決定をまとめたのは「恐らく」9日早朝だったと説明した。  
  
    
posted by まねきねこ at 11:21| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京時間 株式市場が反発 トランプ関税の一時停止でリスクが回帰するも、先には暗雲が消えてもいない

 日本市場は10日、リスク資産への回帰が鮮明になっている。
 トランプ米大統領が日本を含む一部の国・地域への相互関税を90日間一時停止すると表明したことを受けて、株価が急騰して債券は売られている。
 株式は下げを埋める流れで全面高となり、指数の上げは一時8%を超えた。
 トランプ大統領は9日、日本を含む国・地域に対して相互関税を90日間停止することを承認したと明らかにした。
 関税による世界的な経済・物価への懸念が後退、安全資産志向が巻き戻されて電機や銀行、自動車株を中心に買い注文が相次いでいる。
 債券は下落(長期金利は上昇)、円は対ドルでやや買われている。
 トランプ関税の影響が不透明として先月末から
   ボラティリティー(変動率)の急上昇
とともにリスク回避が鮮明だった金融市場は、いったん落ち着いてきた形だが、継続するかどうかが不明だ。
 ただ、中国への関税は引き上げられており、世界1、2位の経済大国である米中の関税交渉を巡る不透明感は払拭されていない。
     
   
posted by まねきねこ at 11:10| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トランプ関税の一部停止発表 「本当か?」NY証取フロアが騒然

 ニューヨーク証券取引所(NYSE)のトレーディングフロアでは9日午後(米東部時間)にトランプ米大統領が貿易相手国・地域に対する
   相互関税の上乗せ税率
の大半を一時停止するというニュースが伝わると、怒濤の叫び声で騒然となった。
 トレーダーらは「「本当なのか?」「目を疑った。すべてがあまりにも急だった」といった声が聞かれ、トランプ氏が9日未明に発効させた上乗せ税率を90日間停止するとの報道を受け、NY証取では株価が数分間で7%も上昇した。
 S&P500種株価指数は9.5%高で終了し、2008年10月以来最大の値上がりを記録した。
 トランプ大統領による2日の相互関税発表の後、S&P500種が急落しており、ウォール街は事実上、救済措置を懇願しているも同然の状態だった。
 7日と8日に同指数は一時、直近高値から20%下落したものの、これまではトランプ氏がトレーダーの不安を和らげることに消極的で、投資家からトランプ政権への批判が広がっていた。
 しかし、9日に株価が底根部分で小幅な上昇と下落を繰り返す中で、抵抗線が崩壊し金融危機が起きる懸念が高まったことから政権が対応に乗り出したようだ。
 トランプ氏は56カ国と欧州連合(EU)に対する相互関税の発効から約13時間後に上乗せ税率の適用を90日間停止すると発表し、金融危機直前で手を打ったもののマーケットによる信頼も継続するかどうかはまだまだ明確ではない。
 ニュースが伝わった後も市場に不安は残っており、10%の基本税率は継続され、トランプ大統領は中国との貿易戦争をエスカレートし、対中関税率を125%に引き上げ、中国からの消費財の高騰を引き起こす流れに変化はない。
 トランプ氏が引き起こす恐れが高い
   貿易の惨事
の瀬戸際から一歩引いたことで多くの希望が生まれたものの、同氏の計画には依然として大きな不確実性がある。
 特に、トランプ関税に対抗し中国が米国製品への関税率を84%に引き上げたことから、米中間の全面的な貿易戦争のリスクは依然として残っている。
 
 
ひとこと
 中国の習近平が権力の集中化を行った結果、安易な米国との妥協は自らの権力基盤の崩壊を促しかねず、トランプが圧力を弱めたと言った目に見える効果が出ない限り、このまま米国との対立軸を維持し続けていくしか方法がないのだろう。
   
   
posted by まねきねこ at 11:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トランプ関税政策は米国の国内総生産(GDP)を1.3%ポイント押し下げ、個人消費支出(PCE)のエネルギーと食品を除くコアデフレーターを1.6%ポイント押し上げる見通し

 みずほリサーチ&テクノロジーズの分析では、今回の関税政策は米国の国内総生産(GDP)を1.3%ポイント押し下げ、個人消費支出(PCE)のエネルギーと食品を除くコアデフレーターを1.6%ポイント押し上げる見通しだ。
 市場の金融政策見通しを映すオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は、年内4回前後の米利下げを織り込む一方、日銀の年内利上げ確率は2割程度に低下している。

  
ひとこと
 市場は投資家の心理で動く。
 揺らぎの大きさが鍵であり、過去の投資家心理の揺らぎの結果生まれた情報に基づく理論が、新たに生まれそうだ。
   
    
posted by まねきねこ at 09:28| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

S&P500種先物における市場の出来高と流動性のギャップは現在、同行のデータで過去最大

 ゴールドマン・サックス・グループのトレーディングデスクからの情報では、S&P500種先物における市場の出来高と流動性のギャップは現在、同行のデータで過去最大となっているという 
 インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト
   スティーブ・ソスニック氏
は「これがボラティリティーの非常に高い市場で起こる現象だ。上下両方向にオーバーシュートする」と指摘した。
 「売りが行き過ぎる一方で、反射的な買いや追随も行き過ぎてしまう」と続けた。

  
posted by まねきねこ at 09:25| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トランプ関税では中国が「最後まで闘う用意がある」と表明しており、現時点で強硬姿勢を崩していない。

 トランプ関税の発動に対し、中国は「最後まで闘う用意がある」と表明しており、現時点で強硬姿勢を崩していない。
 こうした中、足元では原油価格の見通し引き下げが相次いでいる。
 ソシエテ・ジェネラルは年末までのWTI価格を57ドルと予想している。
 ゴールドマン・サックス・グループは極端なケースでブレント原油が40ドルを割り込むシナリオもあり得ると警告している。
 一方、米石油大手の経営陣はすでにトランプ政権に対して、世界的な貿易戦争が国内の石油生産業者にどうプラスになるのかを説明するよう求めている。
  
   
posted by まねきねこ at 09:20| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マーガレット・アン・カーギル(Margaret Anne Cargill)カーギル家の相続人

マーガレット・アン・カーギル(Margaret Anne Cargill)
   1920年9月24日 - 2006年8月1日
 米国の慈善家であり、カーギル家の財産の一部を相続した女性である。
 マーガレット・アン・カーギルは、1920年9月24日、ロサンゼルスで、
の娘、W・W・カーギルの孫として生まれた。
 彼女は中西部で育ち、ミネソタ大学で芸術教育の学位を取得した後、南カリフォルニアに移住した。
 彼女はミネアポリスに本社を置く穀物取引複合企業
   カーギル
の8人の相続人のうちの1人となった。
 フォーブス誌は2005年、彼女を純資産18億ドルで米国人第164位の富豪としてリストに載せた。
スミソニアン協会の
への大口寄付者でもあった。
 彼女は2億ドル以上を、常に匿名で寄付していた。
 彼女はアン・レイ慈善信託を設立し、慈善や教育プログラム、奨学金への助成金を提供している。
 彼女は、自身の死後、
が彼女の財産を慈善目的に使用することを約束した。
 マーガレット・A・カーギル財団とアン・レイ財団を合わせた資産は92億ドルを超え、米国のトップ10財団の一つとなっている。
 彼女は2006年8月1日、カリフォルニア州サンディエゴのラホヤにある自宅で、慢性閉塞性肺疾患の合併症により亡くなった。

     
posted by まねきねこ at 07:56| 愛知 | Comment(0) | 人物伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フェッシュ家(Faesch family)スイス、フランス、ベルギー、コルシカ、イタリアの著名な貴族

フェッシュ家(Faesch family Fesch)
 スイス、フランス、ベルギー、コルシカ、イタリアの著名な貴族で、もともとはバーゼルの貴族の家系である。
 15世紀初頭から知られ、1563年に神聖ローマ皇帝
   フェルディナント1世(Ferdinand I)
から貴族の地位を授与された。
 何世紀にもわたってバーゼル市共和国の統治機関に代表者が継続的に就任、
   レミギウス・フェッシュ(1541年 - 1610年)
   ヨハン・ルドルフ・フェッシュ(1572年 - 1659年)
   ヨハン・ルドルフ・フェッシュ(1680年 - 1762年)
の3人が市長(国家元首)を務めた。
 この家系はバーゼルで最も裕福な家系であったこともあり、その隆盛は賢明な結婚政策によるところが大きい。
 18 世紀、海軍士官の
   フランツ フェッシュ (1711–1775)
がジェノヴァ共和国に入隊し、コルシカ島に支部を設立した。
 最も有名なメンバーである
   ジョセフ フェッシュ枢機卿 (1763–1839)
は、ナポレオン ボナパルトの叔父にあたり、甥の統治下ではフランス皇室の一員でもある。
 1805年にフランスの上院議員および伯爵となり、1806 年に君主の位に昇格した。
 1807年にフランス王子の称号を授けられた。
 この称号を持つのは、彼自身とナポレオンの兄弟である
   ジョアシャン ミュラ
   ウジェーヌ ド ボアルネ
だけである。
 彼は皇室の一員であり、1804年の
   フランス憲法 (第 3 編、第 9 条、「皇室」)
に従ってフランス皇位の継承順位にあった。
 彼は 1815 年にフランス貴族にも叙せられ、その後ローマ教皇から (ローマ) 王子の称号を授けられた。
 アジャクシオのフェッシュ宮殿には現在、フランスで最も優れた古典絵画のコレクションの 1 つであり、ナポレオンの最も重要なコレクションの 1 つであるフェッシュ美術館がある。
 家族はスイス、コルシカ島、イタリア、フランス、ベルギーに住んでいた。
 家族の多くは法律家、銀行家、軍人として有名でした。
 アイザック・ファエッシュ (1687–1758) は 1740 年から 1758 年までオランダ領アンティル諸島の総督であった。
 この一族は、スイスのヴァレー州出身の古い貴族の家系であると言われている。
 一族の二人の兄弟が1409年にバーゼルの世襲市民権を獲得した。
 一族は1494年から評議会のメンバーとなり、バーゼル市共和国の支配階級となった。
 一族は16世紀半ばから18世紀末まで市政に継続的に携わった。
 一族の何人かは市長となり共和国の長となり、他の一族はバーゼル大学の学長となった。
 一族は何世紀にもわたり他の著名な貴族の家系と結婚していた。
 レミギウス・フェッシュ(1460年頃 - 1533年)は有名な建築家であった。
 金細工師で市議会議員の
   ハンス・ルドルフ・フェッシュ(1510-1564)
は、1563年に
   神聖ローマ皇帝フェルディナント1世
によって貴族に叙せられた。
 また、紋章に2つの星が加えられた家紋の確認を受けた。
 こうして、一族はバーゼル市民共和国の貴族または大貴族の一員となった。
 また神聖ローマ帝国の貴族として二重の地位を得た。
 1659年時点で、フェッシュ家はバーゼルで最も裕福な一族で、資産は25万フローリン近くあった。
 一族の財団は今も存続している。
 法律家、バーゼル大学学長、美術品収集家であった
   レミギウス・フェッシュ(1595-1667)
は、美術館である
   フェッシュ博物館
を設立した。
 そのコレクションは1823年にバーゼル大学の一部となった。
 一族の何人かは、ヨーロッパのさまざまな王子に仕えた。
 外交官ヨハン・ルドルフ・フェッシュ(1669年 - 1751年)は、
   バーデン辺境伯
の顧問であり、フランス宮廷における
   トリーア選帝侯
   ヴュルテンベルク公
の代表者でもあった。
 また、一族の多くも軍人として名を馳せた。
 1530年に一族はプロテスタントに改宗したが、コルシカの分家は後にカトリックに戻り、枢機卿を輩出した。
 一族の一派は 19 世紀にジュネーブに定住し
   アルフォンス・フランソワ・ファエッシュ
はそこで裁判官となった。
 彼の息子でエンジニアの
   ジュール・ファエッシュ
はファエッシュ・アンド・ピカール社の共同所有者となり、
   アメリー・ド・セナルクレン・ド・ヴフレン (1842-1910)
と結婚した。
 アメリーは父からヴフレン城を相続した。
 フランツ・ファエッシュ (1711 年バーゼル生まれ、1775 年死去) はジェノヴァ共和国に仕える海軍士官 (大尉) となった。
 コルシカに配属され
   ノービレ・アンジェラ・マリア・ピエトラサンタ (1725 年生まれ、1790 年死去)
と結婚した。
 彼らの息子
   ジョセフ・フェッシュ(1763年アジャクシオ生まれ、1839年ローマ死去)
は、レティツィア・ラモリーノ(アンジェラ・マリアの最初の結婚の娘)の異母兄弟であり、妹を通じて
   ナポレオン・ボナパルト
の叔父であった。
 彼は1791年から数年間、ボナパルト家の保護者の役割を果たした。
 ジョセフ・フェッシュは、1802年に
   リヨン大司教
となり、1803年に枢機卿に任命された。
 1804年にローマ駐在のフランス大使となり、1805年にフランスの上院議員および伯爵となった。
 1805年にフランスの大施療院長となった。
 1806年にレーゲンスブルクの司教領の補佐官に選ばれて高貴なる殿下の称号を有する君主の位を獲得した。
 1807年に高貴なる殿下の称号を有する
   フランス王子(prince français)
に任命され、レジオンドヌール勲章の大鷲章(最高位)を受章した。
 また、金拍車勲章の騎士(1802年)、金羊毛勲章の騎士(1805年)となり、1815年にフランス貴族となった。
 その後、教皇領における貴族の称号として
   ローマ王子
となった。
 ジョセフ・フェッシュは、生涯で最も有名な美術品収集家の一人でもあった。
 1804年、ナポレオンがフランス皇帝に即位する前日、フェッシュはパリで甥のナポレオンとジョゼフィーヌ・ド・ボアルネの結婚をしました。フェッシュ枢機卿はローマのファルコニエリ宮殿で余生を過ごし、芸術と慈善活動に身を捧げた。
一族の著名な人物
 ・キャロライン・ウェルドン(Caroline Weldon 旧姓フェイシュ 1844–1921)
   アメリカの公民権運動家、19世紀後半のインディアン権利運動家
 ・レミギウス・フェイシュ(Remigius Faesch  1460年頃–1533/1534年)
   後期ゴシック時代の建築家
 ・クリストフ・フェイシュ(Christoph Faesch 1611–1683)、歴史家
 ・ジョン・ジェイコブ・フェイシュ(John Jacob Faesch 1729-1799)
   鍛冶屋および鉄工職人、アメリカ独立戦争の愛国者
 ・ヨハネス・フェイシュ(Johannes Faesch 1779–1856)
   商人
 ・ジュール・フェイシュ(Jules Faesch 1833–1895)
   エンジニア
 ・エミール・フェイシュ(Emil Faesch 1865–1915)
   建築家
 ・アイザック・フェイシュ(Isaac Faesch 1687–1758)
   商人、1740–1758年オランダ領アンティル諸島総督
   
   
posted by まねきねこ at 07:23| 愛知 ☁| Comment(0) | 人物伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする