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2025年01月17日

ムスタファ・スレイマン(Mustafa Suleyman)AI企業 ディープマインドの共同創業者

ムスタファ・スレイマン
      (Mustafa Suleyman)
   1984年8月生まれ
 イギリスの人工知能(AI)起業家
 マイクロソフトAIのCEOであり、グーグルが買収したAI企業
の共同創業者で元応用AI責任者
 ディープマインドを退職後、 2022年に機械学習と生成AI企業である
   インフレクションAI
を共同創業した。
  
 スレイマンのシリア人の父親はタクシー運転手として働き、イギリス人の母親は看護師として働いていた。
 彼はロンドンのカレドニアンロードで両親と2人の弟とともに育った。
 スレイマンはイズリントンの公立学校であるソーンヒル小学校に通い、その後、男子校であるバーネットのクイーンエリザベススクールに進学した。
 その頃、彼は親友である
   デミス
の弟を通じて、ディープマインドの共同設立者である
と出会った。
 スレイマンは、ハサビスと世界に良い影響を与えるにはどうすればよいか話し合ったと語った。
 スレイマンはオックスフォード大学に入学し、マンスフィールド・カレッジの学部生として19歳で中退した。
 
 2001年8月、スレイマンはまだ10代で
   無神論者
であったにもかかわらず、大学の友人がイスラム青年ヘルプラインと呼ばれる
   電話カウンセリングサービス
を設立するのを手伝った。
 この組織は後に最大規模のメンタルヘルスサポートサービスの一つになった。

 スレイマンはその後、ロンドン市長
   ケン・リビングストン
の人権政策担当官として働き、その後、紛争解決の手法を用いて社会問題を解決する「システム変革」コンサルタント会社
   レオス・パートナーズ
を設立した。
 交渉者およびファシリテーターとして、ムスタファは国連、オランダ政府、世界自然保護基金など幅広い顧客のために働いた。
  
 2010年、スレイマンは人工知能(AI)と機械学習の企業である
   ディープマインドテクノロジーズ
を共同設立し、最高製品責任者に就任した。
 同社はすぐにAI分野のリーダーとしての地位を確立し
   スコット・バニスター
などから資金支援を受けた。

 2014年にDeepMindはGoogleに4億ポンドで買収されたと報じられた。
 これは当時の同社のヨーロッパにおける最大の買収であった。
 買収後、スレイマンはDeepMindの応用AI部門の責任者となり、同社の技術をGoogleの幅広い製品に統合する責任を引き受けた。
 2016年2月、スレイマンは王立医学会で
   DeepMind Health
を立ち上げた。
 DeepMind Healthは、
   国民保健サービス(NHS)
やその他のパートナー向けに
   臨床医主導の技術
を構築し、最前線の医療サービスの向上に取り組んでいる。
 スレイマンの指揮下で、DeepMindは英国の医療機関との研究協力も進めており、その中には
   ムーアフィールド眼科病院NHS財団信託
も含まれている。

 2016年、スレイマンはディープマインド社の
   機械学習アルゴリズム
を応用して、グーグルのデータセンターの冷却に必要なエネルギーを削減する取り組みを主導した。
 このシステムは、データセンター運営者が実行できる数十億通りのアクションの組み合わせを評価し、予測される電力使用量に基づいて推奨事項を提示した。
 このシステムは新しい冷却方法を発見し、冷却に使用されるエネルギー量を最大40%削減し、建物全体のエネルギー効率を15%向上させた。

 2019年6月以来、スレイマンはエコノミスト紙を発行する
   エコノミスト・グループ
の取締役を務めている。

 2019年8月、スレイマン氏は
   従業員へのいじめ疑惑
を受けて休職処分を受けた。
 同社は調査のため外部弁護士を雇い、その後まもなくスレイマン氏は親会社
   グーグル
の副社長に就任するために同社を去った。
 この事件が報道された後、ディープマインドの経営陣から社員に回覧された電子メールや、ビジネスインサイダーが公開した追加情報によると、スレイマン氏の「経営スタイルは期待される水準に達していなかった」という。
 2019年12月、スレイマンはディープマインドを離れ、グーグルに入社して政策関連の役割を担うことを発表した。

 スレイマンは2022年1月にグーグルを退社し、
のベンチャーパートナーに就任した。
 そして2022年3月、スレイマンはグレイロックの
   リード・ホフマン
とともに新たなAIラボベンチャーである
   インフレクションAI(Inflection AI)
を共同設立した。
 同社は「AIを活用して人間がコンピューターと『会話』するのを支援する」ことを目標に設立され、グーグルやメタなどの企業から元スタッフを採用し、最初の資金調達ラウンドで2億2500万ドルを調達した。

 2023年、Inflection AIはパーソナルインテリジェンス向けの
   チャットボット「Pi」
をリリースした。
 このボットは過去の会話を「記憶」し、時間の経過とともにユーザーのことを知ろうとするもの。
 Suleyman氏によると、Piの長期的な目標はデジタルの「参謀長」になることであり、初期の設計ではユーザーとの会話の維持、質問、感情的なサポートの提供に重点を置いている。

 2024年3月、マイクロソフトはスレイマンを、新たに設立されたコンシューマーAI部門であるマイクロソフトAIのエグゼクティブバイスプレジデント(EVP)兼CEOに任命した。
 共同創設者の
   カレン・シモニャン
を含むインフレクションAIのチームメンバー数名もこの部門に任命された。
 
 スレイマンは2019年の新年叙勲で大英帝国勲章(CBE)を授与された。
 スレイマンはタイム誌によって2023年と2024年の人工知能分野で最も影響力のある100人の一人に選ばれた。
 
 スレイマンはAIの倫理をめぐる議論で著名な人物であり、企業、政府、市民社会が協力して技術者にその仕事の影響に対する責任を負わせる必要性について広く発言してきた。
 彼は、テクノロジー業界のインセンティブを再設計し、ビジネスリーダーが受託者責任と並んで社会的責任を優先するように導くことを提唱してきた。
 彼はディープマインド内にディープマインド倫理と社会と呼ばれる研究ユニットを設立し、AIの現実世界への影響を研究し、技術者が倫理を実践できるように支援している。
 また、 AmazonApple、DeepMind、MetaGoogle、IBM、Microsoftなどの企業の代表者を含む組織である
   Partnership on AI
の創設共同議長でもある。
 この組織は、AI技術のベストプラクティスを研究・策定し、AIに対する一般の理解を深め、AIとそれが人々や社会に与える影響についての議論と関与のためのオープンプラットフォームとしての役割を果たしている。
 その取締役会には、非営利団体と営利団体が同数ずつ参加している。

 2023年9月、スレイマンは研究者の
   マイケル・バスカー
と共同で『来たる波、テクノロジー、権力、そして21世紀最大のジレンマ』を出版した。
 この本は、AIと合成生物学を中心とした先進技術の変革的かつ潜在的に危険な影響について考察している。

 スレイマンによると、AIは特に「急進的な豊かさ」をもたらし、気候変動に対処し、安価な問題解決能力で人々をエンパワーする可能性を秘めている。
 しかし、AIは自身の設計や製造プロセスも改善し、危険なほど急速なAIの進歩の時代をもたらす可能性がある。
 また、バイオエンジニアリングされた
   病原体から自律型兵器
に至るまで、
   壊滅的な悪用
を可能にする可能性があり、意図しない結果を避けるために
   世界的な監視と封じ込め
が不可欠となる。

 2023年フィナンシャルタイムズビジネスブックオブザイヤー賞の最終候補に選ばれた。
 2024年6月、アスペン・アイディアズ・フェスティバルでの
   アンドリュー・ロス・ソーキン
とのインタビューで、スレイマンは、ウェブサイトが明示的に別の指定をしない限り、すでにオープンウェブ上にあるコンテンツについては、90年代以来、そのコンテンツの社会契約ではフェアユースとされている。
 誰でもそれをコピーし、再作成し、複製することができる。それはフリーウェアでもある。
 それが理解されてきたという見解を表明した。
 この発言は、AIモデルのトレーニングにインターネットデータを使用することをめぐる論争を巻き起こした。
 
 2017年現在、スレイマンは婚約者とともにペッカムに住んでいた。
 2017年のビジネスインサイダーのプロフィールでは、スレイマンは政治的に左派であると説明されている。

   
posted by まねきねこ at 21:39| 愛知 ☀| Comment(0) | 人物伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロシアで戦死した北朝鮮兵の遺留品から「朝鮮労働党入党請願書」が発見された

 ウクライナの特殊部隊が7日(現地時間)、ロシアの対ウクライナ戦線に派遣されている
   北朝鮮軍兵士の遺留品
から、
   朝鮮労働党への入党請願書
が見つかったことを明らかにした。
 北朝鮮当局が、ロシアの戦場に兵士たちを派遣する前に、朝鮮労働党への入党を約束していた可能性が高い。

 米政府系放送「ラジオ自由アジア(RFA)」によると、ウクライナ特殊作戦軍(SOF)は同日、テレグラムで「第8連隊所属の兵士たちがロシア・クルスク地域で作戦遂行中、北朝鮮兵13人の射殺に成功した」と明らかにした。
 SOFによると、北朝鮮軍の兵士5人が銃撃戦で死亡し、8人は攻撃用のドローンに射殺されたという。

 SOFが戦死した北朝鮮兵の遺留品を確認したところ
   ハングルで「応急回覧」と書かれた冊子
   スコープ付きの突撃小銃
   中国とロシアが製造した携帯用の軍用無線機「アザート(Azart)」
   ドローン探知機
   軍人身分証
などが確認されたとして、写真を公開した。

 公開された写真の中で特に注目されるのが「チョン・グムリョン」という名前が書かれた
   朝鮮労働党入党請願書
があったことだ。
 手書きの請願書には「この地に米帝と日帝、南朝かいらい(韓国)らをはじめとする
   あらゆる階級的な仇敵
が生きている限り、再び祖国の運命が侵略者たちの軍靴に踏みにじられるということを悟ったため、母なる祖国を銃で堅固に保衛する決死の覚悟をもって英雄的な朝鮮人民軍隊に自発的に入隊した」と書かれていた。
 さらに「敬愛する金正恩同志の大いなる愛と信頼に報いるために、砕かれて粉々になっても、火に焼かれても、死んでも革命の信念を捨てない思想と信念の最強者として強固に準備していくということを固く決意する」とも書かれていた。
 この北朝鮮兵は請願書で、朝鮮労働党に入党することが自身にとって「光栄な」ことだとつづり、自身が「白ヒスイのように潔白で、竹のように堅固な革命の戦士」になると決意し、党への加入を要請していた。

 これに関連し、米国在住の脱北者
   キム・ハクソン氏
はRFAに対し、朝鮮労働党は、申請した人が誰でも入党できるわけではないため、ロシアに派遣される前に
   上層部から入党を指示
されて作成したのだろうと話した。
 ただしキム氏は、北朝鮮では軍人が派兵を拒むことはできないため、朝鮮労働党への入党を餌に派遣兵を募ったわけではないと述べた。


ひとこと
 3割以上の戦死負傷ではほぼ壊滅で軍事作戦遂行が不可能という状況にあり、消耗戦となっている戦地に派遣する際、訓練などといった虚偽の説明では直ぐにバレるため、派遣兵の反乱や逃亡も起きることを阻止するためのツールのひとつだろう。

  
posted by まねきねこ at 16:12| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

尹大統領の弁護団が高位公職者犯罪捜査処長や国家捜査本部長らを内乱容疑で告発

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弁護人団は16日、高位公職者犯罪捜査処(公捜処)の
  呉東運(オ・ドンウン)処長
や警察国家捜査本部の
   禹鍾寿(ウ・ジョンス)本部長
らを公捜処がソウル西部地裁に請求し発行された逮捕状が違法に当たる理由を挙げたうえ
   内乱容疑
でソウル中央地検に告発したと発表した。
 弁護人団は「捜査権のない公捜処が管轄権のない裁判所から発行された違法な逮捕状で今月15日、大統領公邸に違法に侵入し、大統領を逮捕した」としている。
 
 公捜処と国家捜査本部特別捜査団からなる
   共助捜査本部
が大統領警護処の幹部と接触し、公邸内の情報を得ようとしたとの疑いも、弁護人団は告発の理由に挙げた。
 弁護人団は共助捜査本部について、
   大統領警護処の幹部
をひそかに呼び出し、
   軍事機密保護法上の軍事機密
である大統領公邸施設や、逮捕に備えて設置する
   防御施設、そしてこれを解体する方法
まで収集して公邸侵入を図り、 
   首都防衛司令部第55警備団長の官印
を利用し、これまで見たことのない紙切れを貼った公文書を偽造したと主張した。

 さらに、弁護人団は「3700人以上の警察人員を動員して大統領公邸への侵入を試みた。今回の令状執行に適用されるべき刑事訴訟法第110条・第111条も無視し、何の承認も受けないまま軍事施設に侵入して大統領を逮捕した」としている。

 弁護人団は
   呉東運処長
   禹鍾寿本部長
を名指しし「彼らこそ国家権力を排除した内乱罪に該当し、その過程で特殊公務執行妨害・職権乱用権利行使妨害・軍事機密保護法違反・軍事基地法違反など無数の罪を犯した」と主張した。

 弁護人団は、共助捜査本部の尹大統領逮捕状執行について
   「法治主義を壊す公権力の行使であり、憲政秩序を乱す重大犯罪」
   「今後も違法行為が見つかれば、弁護人団は最後まで戦って責任を問う」
と続けた。

 首都防衛司令部第55警備団長に
   圧力を加えて官印を押させた
という疑惑提起に対し、共助捜査本部は同日、プレスリリースで
   「第55警備団長を捜査機関に召喚した事実はない」
と主張したうえ、
   国家捜査本部の捜査官
が第55警備団長に事前に面談を要請し、公捜処捜査官と共に
   国防部(省に相当)
を訪問し、国防部調査本部の関係者の立ち合いのもと、
   「軍事基地法上の保護区域立ち入り許可を要請した」と釈明した。
 その上で、第55警備団長は軍事基地法上、保護区域への
   立ち入り許可
を要請する
   公捜処
   国家捜査本部
の各公文書を十分に閲覧し、理解したうえ、共助捜査本部の捜査官たちがいる場で
   上級部隊の法務担当者
と電話で話し「積極的に協力する』という返答を得てこれを許可したと述べ、この過程で「何らかの圧力はなかった」と続けた。

   
ひとこと
 白を黒と言い張る事が多い「共に民主党」の 李在明の政治手法で政権与党であった時に設置したのが
   高位公職者犯罪捜査処
であり、職員の多くが李在明の意のままに動く者がもともと多数を占めているのだろう。

   
posted by まねきねこ at 15:37| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

楽天Gの三木谷社長、国内での社債発行に意欲−ビジネスにも好影響

 楽天グループの三木谷浩史社長はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、最近の既発債の利回り低下について、投資家が楽天Gに「非常に大きな信頼を寄せていることを意味する」と説明し、国内での起債に自信を見せた。金額や時期など決まったことはないと明らかにした。
 
 なお、同社が国内市場で社債を発行したのは2023年2月の個人投資家向け債が最後だが、インタビューでは国内での円建て社債発行に意欲を示した。
 足元では資本市場での資金調達は海外市場に集中しているが、国内投資家の信頼回復の兆しから調達手段の多様化は可能だとみている。

 なお、モバイル事業で多額の損失を抱える楽天Gは、25年上期に国内円建て普通社債で総額4000億円の償還を控えており、調達手段の多様化が課題となっている。
 
 日本では信用格付けが「A」格以上でないと社債を発行しにくい傾向があり、格付けが低い同社にとってハードルは高い。
 同社は昨年12月、3000億円を上限とする社債の発行登録書を関東財務局に提出した。

 ブルームバーグのデータによると、楽天Gの既発債のスプレッド(上乗せ金利)は縮小傾向にあり、社債投資家の間で信頼感が高まっていることを示唆している。
 26年12月に満期を迎える円債のスプレッドは16日時点で約180ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、1年前の約490bpから大幅に縮小した。

 個人投資家向けの社債発行について、三木谷社長は楽天Gの「事業にも良い影響をもたらす可能性がある」とし、個人が社債を買うことで同社のサービスへの「エンゲージメント」や「関心」がより高くなるだろうと続けた。

 業績は回復しつつある。昨年11月に発表した7−9月期(第3四半期)決算では、モバイル事業の売上収益は前年同期比で2割増加し、赤字額は減少した。

 三木谷社長は「業績がさらに向上すれば、間違いなく金利負担を軽減できるだろう」との見方を示した上で、「われわれの願いは中程度の黒字企業をつくることではない」とし、国内で、そしていつか世界で「トップティア」の黒字企業になることだと述べた。
   
     
posted by まねきねこ at 14:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY時間、株式市場は4日ぶりに反落

 米国株市場では16日、S&P500種株価指数は4日ぶりに反落して引けた。
 日中は上げ下げを繰り返す方向感に乏しい展開となった。
 前日は指標で
   インフレ鈍化
が示されたことで市場に安心感が広がり、大幅高となっていた。

 この日の市場は、トランプ次期大統領が財務長官に指名した
   スコット・ベッセント氏
の指名承認公聴会を注視していた。
 ベッセント氏は、2017年の
   大型減税
が延長されなければ、米経済は危機に直面すると警告した。
 S&P500種では大半の銘柄が上げたものの、大型ハイテク銘柄が下げ、全体の重しとなった。
 
 大型ハイテク7強「マグニフィセント・セブン」に連動するブルームバーグの指数は1.9%下げた。
 なお、モルガン・スタンレーとバンク・オブ・アメリカ(BofA)が好調な決算を発表したものの、主要株価指数の押し上げには至らなかった。
  
  
posted by まねきねこ at 12:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国債は朝方に一時下げていたが、ウォラー理事の発言に反応して上げに転じた。

 米国債相場は上昇(利回りは低下)している。
 米連邦準備制度理事会(FRB)の
   ウォラー理事
が向こう数カ月における利下げの可能性を示唆し、
   年内の利下げが2回以上
になるとの見方が強まった。
 
 米国債は朝方に一時下げていたが、ウォラー理事の発言に反応して上げに転じた。
 ウォラー氏は米経済専門局CNBCで、良好なインフレデータが継続すれば、FOMCによる年内の利下げは現在の予想より多く、また時期も早くなり得ると述べている。

 債券トレーダーは現在、年内合計で約41ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを織り込んでいる。
 16日の早い段階では38bpだった。
 これは、今年2回目の0.25ポイント利下げの可能性が約65%に高まったことを意味する。
 年内最初の利下げについては、7月までの実施が完全に織り込まれている。
  
  
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NY時間 ブルームバーグのドル指数が上昇

 外国為替市場ではブルームバーグのドル指数が上昇した。
 17日の高値からは離れた。
 ウォラーFRB理事のハト派的な発言に反応し、米国債利回りが低下したことが手掛かりとなり売られた。

 円は対ドルで続伸し、2日間の上げとしては昨年11月以来の大きさとなった。
 ブルームバーグは関係者の話として、来週予定されるトランプ米次期大統領の就任時の発言を受けて金融市場などで大きな混乱が起きなければ、日本銀行は23、24日の金融政策決定会合で追加利上げを決める公算が大きいと報じた。

 なお、短期金融市場は現在、日銀が来週の会合で0.25ポイント利上げする可能性を84%織り込んでおり、発表となった場合は逆に反発する可能性もある。
  

posted by まねきねこ at 10:00| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トランプ氏は原油戦略の調整が必要かもしれない

 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー
   レベッカ・バビン氏
は「市場参加者は20日の米大統領就任式を見据えており、原油相場も上昇一服といったところではないか」と指摘した。
 バイデン大統領による任期終了間際の制裁が「トランプ氏の就任初日の状況を変えた。トランプ氏は戦略の調整が必要かもしれない」と続けた。

   
posted by まねきねこ at 09:37| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

投資家は一時停止

   ホセ・トレス氏
は「きのうの大幅な上昇を受けて、投資家は一時停止ボタンを押した」と分析した。
  

   
posted by まねきねこ at 09:35| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

決算が予想を下回った場合に株価がどれだけ打撃を受けるかということより、予想を上回った場合にどれだけ上昇するかが気になる。

 ブラックロック
   ヘレン・ジュエル氏
はメディアとのインタビューで、企業の決算について「不安定な決算シーズンになるだろう。ただ必ずしも業績の数字そのものというわけではない」と指摘した。
 また、「決算が予想を下回った場合に株価がどれだけ打撃を受けるかということより、予想を上回った場合にどれだけ上昇するかを私は気にしている。特に米国ではマルチプルが非常に高いためだ」と述べ、経済成長とインフレを巡る懸念を背景に、相場は脆弱な状況が続く続けた。
   
   
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ニューヨーク原油先物相場は反落

 ニューヨーク原油先物相場は反落した。
 前日は昨年7月以来の高値に上昇していたが、ロシア産原油に対する
   新たな制裁措置
をトランプ次期政権も継続するのかどうか見極めたいとの思惑が、市場参加者にはありそうだ。

 トランプ氏が財務長官に指名したベッセント氏は、ロシアの石油大手に対する制裁を支持する意向を表明している。
 一方で、こうした事情に詳しい関係者によると、トランプ氏のアドバイザーらは、ロシアとウクライナの外交的合意を今後数カ月に促進すると同時に、反米的なイランとベネズエラを締め付ける広範囲に及ぶ
   制裁戦略
を練っており、天秤状態にある。
 
 一つは、ロシアの石油生産会社に恩恵をもたらす措置を講じ、和平合意の成立を後押しする案だが、もう一つは、制裁をさらに強化し、圧力を一段と強めて交渉のカードを増やす選択肢だと続けた。
  
 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、
   1バレル=78.68ドル
と前日比1.36ドル(1.7%)安で終了した。
 なお、ロンドンICEの北海ブレント3月限は0.9%下落して81.29ドルで引けた。 

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NY時間 金相場は3日続伸

 NY時間商品取引市場における金相場は3日続伸した。
 前日発表の米CPIを受けて再燃した米利下げ観測が、利子の付かない金には引き続き追い風となっている。
 スポット価格は1オンス=2700ドルを上回り、約1カ月ぶりの高値に上昇している。
 
 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は
   1オンス=2750.90ドル
と前日比+33.10ドル(1.2%)高で引けた。
   
    
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ディストリガス(Distrigas)ベルギーに本拠を置く天然ガス会社

ディストリガス(Distrigas)
 ベルギーに本拠を置く天然ガス会社。
 ベルギーに加え、フランス、オランダ、ドイツでも事業を展開していた。
 2012年11月1日、ディストリガスは
   ヌオンベルギー
と合併し、イタリアの多国籍企業エニの完全子会社である
   エニガス&パワーNV/SA
となった。
 
 ディストリガスは1929年に
   帝国大陸ガス協会
によって設立された。
 2001年にディストリガスはガス輸送会社である
   フラクシス
から分離され、天然ガス取引会社に再編された。
 ディストリガスはスエズが過半数を所有して株式を公開した。
 ガス・ド・フランスとスエズの合併の結果、合併許可に関して欧州委員会が提示した条件に従い、2008年5月29日にスエズはディストリガスの株式を27億ユーロでエニに売却した。

    
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アトラスコプコ(Atlas Copco)スウェーデンの多国籍工業会社 総資産 1117億2200万スウェーデンクローナ(2020年12月)

アトラスコプコ(Atlas Copco)
   (Co mpagnie P neumatique Co mmercialeから頭文字を取ったCopcoとなっている。 )
 1873年に設立されたスウェーデンの多国籍工業会社で、産業用工具や機器を製造している。
 アトラスコプコグループは、産業用工具、空気圧縮機(世界最大の生産者)、建設・組立システムの開発、製造、サービス、レンタルを行う、世界的な産業グループである。
 ・圧縮機技術
 ・真空技術
 ・電力技術
 ・産業技術
の4つの分野で事業を展開している。
 
 2019年の世界全体の収益は1,040億クローネで 、同年末までに同社は約38,774人の従業員を雇用した。
 同社の株式はナスダック・ストックホルム取引所に上場されており、「A」クラスと「B」クラスの両方がベンチマークOMXS30指数の一部を形成している。
 スウェーデンのナッカに本社を置く

 製品
  コンプレッサー、真空技術、発電機、建設、産業用ツールおよび組み立てシステム
 
 収益  997億8,700万スウェーデンクローナ(2020年12月)
 営業利益 194.28億スウェーデンクローナ(2020年12月)
 純利益 147億7,900万スウェーデンクローナ(2020年12月)
 総資産 1117億2200万スウェーデンクローナ(2020年12月)
 総資本 532億9,000万スウェーデンクローナ(2020年12月)
 
 従業員数 53,000人 (2023年)
 
 子会社
 ・アトラスコプコ(Atlas Copco)
 ・シカゴニューマチック(Chicago Pneumatic)
 ・デソーター(Desoutter)
 ・エドワーズ(Edwards)
 ・ヘンロブ(Henrob)
 ・ビーコンメダス(BeaconMedaes)
 ・クインシーコンプレッサー(Quincy Compressor)
 ・SCA(SCA)
 ・ナノピュリフィケーションソリューションズ(Nano-Purification Solutions) 

 アトラスコプコグループ(旧称 AB アトラス)は、スウェーデンの実業家、政治家、スウェーデン国鉄の上級役員であった
   エドヴァルド・フレンケル
   アンドレ・O・ワレンバーグ
   ヨハン・W・アーンバーグ
   カール・G・セルビン
   フレドリック・ディドロ
によって設立された。

 創業当初、アトラスは鉄道建設と運営のための資材の製造、購入、販売を手掛けていた。
 1880年代の不況後、アトラスは製品を多様化し、機関車、セントラルヒーティング、工具機械へと事業を拡大した。
 1899年、アトラスは初の空気圧縮機の開発を開始し、圧縮機メーカーとしての地位を確立した。
 古い生産部門が段階的に廃止され始めたため、アトラスは1917年に
   ディーゼルモーターズ
と提携し、ディーゼルエンジンと圧縮空気製品の2つの主要部門を持つ新会社
   アトラスディーゼル
が誕生した。
 
 アトラス ディーゼルの合併は第一次世界大戦中に著しい成長を遂げ、戦争の終わりには輸出が生産量の 40 〜 50 % を占めるようになった。
 ただ、不況の時代には会社に多大な損失をもたらし、1920 年代と 1930 年代に数回の財政再建を実施した。
 第二次世界大戦中、製造能力を開発し
   「スウェーデン方式」
では、軽量の削岩機やカーバイドチップ付きのドリルビットなど、同社の空気圧プログラムに影響を与えた。
 1948 年に同社はディーゼル製造を中止し、「アトラス ディーゼル」という名前はもはや適切ではなくなった。
 アトラスコプコという名前は 1955 年に正式に採用された。
 この名前はベルギーの子会社 Compagnie Pneumatique Commerciale (Trading Pneumatic Company) にちなんで付けられた。
 
 1956年のベルギーのコンプレッサ会社
   アルピックエンジニアリング
の買収は、同社にとって初の大規模な国際的買収であった。
 最終的に、アルピックの工場はアトラスコプコのコンプレッサ生産の大部分を担うようになった。
 1960年に同社は
   クレイリウス
を買収した。
 1970年代には、フランスのコンプレッサメーカーである
   モーギエール
を含むいくつかの戦略的買収が行われた。

 米国での地位を強化するために、
   ワージントンコンプレッサ
の重要な買収を含む航空力事業におけるいくつかの戦略的買収が行われた。
 同社は1987年に
   シカゴ・ニューマチック・ツールズ
を買収した。
 1992年には
   AEGエレクトロヴェルクツェージ
を買収した。
 1995年には
   ミルウォーキー・エレクトリック・ツール
を買収した。
 2004年、ミルウォーキー・エレクトリック・ツールは香港を拠点とするメーカー
   テクトロニック・インダストリーズ
に売却された。

 1997年、アトラスコプコは米国最大の機械リース会社
   プライム・サービス・コーポレーション
を買収した。
 1999年には
   ノース・アメリカン・レンタル・サービス・コーポレーション
を買収した。

 2017年以来、アトラスコプコはコンプレッサー技術、真空技術、産業技術、動力技術の4つの主要事業分野を展開している。
◯コンプレッサー技術
 アトラスコプコのコンプレッサー技術部門は、産業用コンプレッサー、石油・ガス処理装置、空気管理システム、ガス・プロセスコンプレッサー、エキスパンダーなどの製品を生産している。
 これらの製品は主に製造業、石油、ガス、プロセス産業で使用されている。
◯真空技術
 アトラスコプコの真空技術事業部門は、主にエドワーズ、ライボルト、アトラスコプコのブランドで真空製品、排気管理システム、バルブ、関連製品を提供している。
 主な対象市場は、半導体、化学処理産業、食品包装、紙処理です。主要な製品開発および製造ユニットは、英国、チェコ共和国、ドイツ、韓国、米国、中国、日本にある。
◯工業技術
 アトラスコプコの産業技術製品は主に自動車産業や航空宇宙産業向けに開発されている。
 工業製造、メンテナンス、車両サービスにも使用されている。
 製造される製品には、組み立てシステム、産業用電動工具、品質保証製品、さまざまな種類のソフトウェアなどがある。
◯パワーテクニック
 この部門では、ポータブルコンプレッサー、照明塔、ポンプ、発電機、舗装機械、圧縮機械、解体工具、インフラプロジェクト用の建設工具を生産している。
 これには、土木工事、道路建設、ガス・石油、掘削建設プロジェクトが含まれる。
◯オペレーション
 アトラスコプコは、重要な機器部品を自社で製造し、重要でない部品についてはビジネスパートナーと協力して生産している。
 機器の製造コストの約75%は購入部品で、約25%は社内で製造されたコア部品、組み立てコスト、および間接費です。機器は収益の64%未満を占め、機器の製造は主に顧客の注文に基づいている。
 予測される需要に基づいて製造されるのは、一部の標準的な大量生産機器のみである。

 アトラスコプコは約71か国にカスタマーセンターを持ち、約180か国で販売を行っている。
 販売とサービスは主に直接行われますが、代理店などの代替販売メカニズムを通じても行われいる。
 機器の販売はエンジニアが行い、サービスとメンテナンスは技術者が行っている。
 サービスは各事業分野の部門が担当している。
 サービス製品の開発、販売とマーケティング、技術サポート、サービスの提供とフォローアップが責任範囲に含まれる。
 収益の約36%はサービス(スペアパーツ、メンテナンス、修理、消耗品、付属品、レンタル)から得られている。


 アトラスコプコグループは、コンプレッサーと工具のシカゴ・ニューマチック、掃除機のエドワーズ、医療ガスのビーコンメデアス、自動車組立のSCA&ヘンロブなど、世界中に数十のブランドを持っている。
 ・シカゴニューマチック
 ・デソーターツール
 ・エドワーズ
 ・ライボルト株式会社
 
 アトラスコプコの事業は4つの事業分野と20以上の部門に分かれており、事業部と法務部の両方から構成されている。
 各事業部には事業委員会がある。
 事業委員会の任務は、戦略的な事業上の問題に関する諮問機関および意思決定機関としての役割を果たすことてある。
 また、管理と評価の実施を確実にします。各法務会社には、コンプライアンスとグループの法的構造に焦点を当てた法務委員会がある。

 2018年、アトラスコプコは会社分割を決定し、鉱業、インフラ、天然資源分野の顧客に重点を置く
   エピロックAB
を設立した。
 このエピロックは完全に独立した会社である。
 
 アトラスコプコは、世界中の研究センターで幅広い技術の研究開発を行っており、各部門には独自の重点分野とリソースがある。
 トレーニングとワークショップは、世界中のカスタマーセンターと製品会社で展開されている。
 同社は、より多くの生産を米国とヨーロッパに戻すために、自動化の成長に重点を置いている。
 2020年、アトラスコプコは
   Isra Vision(2月)
   Perceptron(9月)
を買収し、自動化をさらに進めた。
 2022年3月、アトラスコプコは、半導体業界向けのガスおよび蒸気供給装置の製造および設計を行う米国を拠点とする
   Ceres Technologies
の資産を買収した。

  
posted by まねきねこ at 00:00| 愛知 ☁| Comment(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする