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2024年12月17日

アルカンドールAG(Arcandor AG)ドイツのエッセンに拠点を置く多数の企業を統括する持株会社

アルカンドールAG(Arcandor AG)
 ドイツのエッセンに拠点を置き、通信販売やインターネットショッピング、百貨店、観光サービスなどの事業を展開する多数の企業を統括する持株会社であった。
 1920年設立の
   カールシュタット・ヴァーレンハウスAG
と1927年設立の
   クヴェレAG
の合併により1999年に発足した。

 カールシュタットと合併したクヴェレAgは、1927年10月26日に
   グスタフ・シッケダンツ
によって設立された。

 最初のカールシュタット百貨店は1881年にヴィスマールで開店した。
 1881年5月14日、ルドルフ カルシュタットはヴィスマールに最初の店
   Tuch-, Manufaktur- und Konfektionsgeschäft Karstadt
を設立した。
 1884 年には、2 番目の店がリューベックにオープンした。
 すぐに、北ドイツ全域に24店舗がオープンし、1920年には、この事業は株式会社になった。

 1932年、シッケダンツはナチスドイツ労働者党に加わり、アーリア化によってこの地域の大手企業数社を、ユダヤ人の旧所有者から買収することができました。

 1933年にナチスが政権を握ると、ティーツ家やヴェルトハイム家などのユダヤ人一家が設立した百貨店は「アーリア化」と呼ばれるプロセスで非ユダヤ人の所有者に強制的に譲渡された。
 この時期にカルシュタットクヴェレは多くの事業と資産を買収した。

 1939年、クヴェレは約200万人の常連客を抱え、4,000万ライヒスマルクの売上を上げました。

 第二次世界大戦後、連合国はシッケダンツの職業を禁止し、財産を没収し、懲役刑を宣告した。
 1948年に釈放され、服役中は妹の
   リーゼル・キースリングがクヴェレ
の経営に当たった。
 妻は戦後1946年にクヴェレ初の店舗をオープンした。

 1948年以降、クヴェレの配達事業は再建されつつあった。
 グスタフ・シッケダンツの非ナチ化プロセスが始まると、グスタフ・シッケダンツの過去の資本900万ドイツマルクのうち、約700万マルクがかつてユダヤ人の所有であったことが注目された。
   
 1984年、Karstadtは通信販売会社
   Neckermann Versand
を買収した。
 1994年には、KaDeWeが属していた百貨店チェーン
   Hertie
を買収した。
 1999年にQuelle AGと合併して
   KarstadtQuelle AG
になったが2007年7月1日、同社は
   Arcandor AG
に改名された。

 2005年、同社は約68,000人の従業員を擁し、年間売上高は155億ユーロであった。
 同社の株式は2009年9月まで
   ミッドキャップDAX
で取引されていた。
 同社の最大店舗はベルリンの
   カウフハウス・デス・ヴェステンス(KaDeWe)
であり、カールシュタットが運営する最大店舗はフランクフルトにあった。
​​ アルカンドールはドイツ政府に財政支援を要請したものの、これに対して欧州委員会は2009年6月3日にこれを拒否した。
 2009年6月6日、同社は以前に売却してリースバックしていた百貨店の賃料を支払うことができなくなったと発表した。
 3日後、同社は破産を申請した。

 2009年6月5日、アルカンドールの元CEO
   トーマス・ミデルホフ
による背任罪の可能性についての調査が開始された。
 2009年6月、アルカンドールはドイツ政府に6億5000万ユーロの融資保証の要請を拒否された。
 その後、破産申請を行った。
 ドイツ政府は6月30日にクヴェレに7100万ユーロの融資を行うことに合意した。
 同社のトーマス・クック・グループの株式は2009年9月にアルカンドールの債権銀行によって売却された。

 アルカンドールの管理者は、買い手を見つける試みが失敗した後、2009年10月にクヴェレの通信販売事業を清算することを決定した。
 2010年9月、アメリカの投資家
   ニコラス・ベルグルエン
が破産から救うためにカルシュタットの事業を買収した。
   
   
posted by まねきねこ at 14:15| 愛知 ☀| Comment(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トランプ氏が「ソフトバンク孫氏が4年で15兆円超の米投資を約束」と発表

 トランプ次期米大統領は16日、ソフトバンクGの孫正義会長兼社長と並んで開いたイベントで、「孫氏は選挙後の米国に大きな楽観を感じているからこそ、この投資を行う」と発言した。
 また、この投資は「米国の将来に対する信頼の比類なき表明」だと続けた。

 ソフトバンクグループが今後4年間で米国に
   1000億ドル(約15兆4000億円)
を投資する計画だと発表した。
  
 トランプ氏がフロリダ州に所有する会員制高級リゾート「マールアラーゴ」で同氏と会談した孫氏は「自分は極めて興奮している」と記者団に述べた。
 「トランプ大統領の偉大な勝利を心より祝福したい。同氏の勝利で、米国経済に対する自分の信頼感はとてつもなく大きく高まった」と表明した。
  
 こうした事情に詳しい関係者によると、ソフトバンクグループの計画には、
   人工知能(AI)
と関連インフラを中心に10万人の雇用創出を約束することも含まれる。
 投資はデータセンターや半導体、エネルギーなどに振り向けられるという。
    
 孫氏はまた、「トランプ大統領はリスクをとる勝負師だ。自分も勝負に出なければならない」と語った。

 これに対してトランプ氏はにやりと笑い、孫氏には実際、米新興企業に2000億ドル投資してもらいたいと発言した。
 孫氏は「やってみる」と笑顔で応じた。

 ソフトバンクGが今回約束する
   投資の資金
をどこから調達し、どこに投資するのかが今や注目されている。
 トランプ氏の1期目に孫氏は外部投資家の資金で1000億ドル規模のビジョン・ファンドを立ち上げ、
   ウィーワーク
   ウーバー・テクノロジーズ
   ドアダッシュ
などの新興企業に資金を注ぎ込んだ。

 また、ソフトバンクG本体からの投資増額にも取り組んでいる。
 同社の財務はアーム・ホールディングスの新規株式公開(IPO)で改善。アームの時価総額は今や約1600億ドルに上り、ソフトバンクGは依然として同社の約90%株を保有する。

 ただ、ソフトバンクGに孫氏の約束を実現できるほどの手元資金はない。
 9月末時点でバランスシートに計上された現金同等物は
   3兆8000億円
だった。

 ただ、孫氏は2016年12月に米国を訪問して500億ドルの投資を約束するなど、1期目の大統領時代にトランプ氏と強固な関係を築いた。
 ソフトバンクGは
   ビジョン・ファンド
を通じて積極的に米企業に投資したが、
   多くの投資は低迷し、後になって問題化
した。
   
 
ひとこと
 手持ち資金の3倍強ともなる投資資金の確保が問題だが、それよりも、スタートアップ企業に投資し莫大な利益を上げてきた米国のエンゼル投資家が育てた企業を高値で買い漁るのでは話にもならないだろう。つまりは出資のタイミングが適切かどうかが問題だ。
 まして、資金源に間接的に多くの投資会社が間に入り、日本の年金機構の資金が使われ消耗する可能性も政治的に圧力を受ける日本のマスコミや官僚が徘徊し、偏向報道で国民の意識を扇動誘導することもあり警戒が必要だろう。
 
   
posted by まねきねこ at 11:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国の需要見通しの暗さが相場の重し

 CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー
   レベッカ・バビン氏
は、OPECプラスは供給拡大を再び先送りしたが、中国の需要見通しの暗さが相場の重しとなったことやブラジル国内産油量が来年は日量360万バレルに増加するとの見通しなどのデータで「原油相場がいかに簡単に崩れやすいかを浮き彫りにしている」と指摘した。
 年末に向かう中、今週は不安定な相場になると市場参加者は予想している。
  
    
posted by まねきねこ at 09:51| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国債相場で先週の債券売りを受けて、12月20日期限の10年債オプション購入を推奨

 シティ・グループのストラテジスト
   ジャバズ・マタイ氏
らは米国債相場で先週の債券売りを受けて、12月20日期限の10年債オプション購入を推奨している。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の週を強気な姿勢で迎えることを勧めた。

 ストラテジストによれば、今週の米国債市場は上げ方向にリスクが傾斜している。
 先週の売り浴びせがこの見通しを補強している。
 今年のFOMCは概して強気だったとし「FOMCのガイダンスも記者会見も恐れていたほどタカ派的ではなかった」と指摘した。

 また、金利予測分布図(ドットプロット)で来年の利下げ幅が50bpに縮小されたとしても、「市場の織り込み具合となお一致する」と続けた。
   
   
posted by まねきねこ at 08:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米関税やドル高見据えてアジア投資のグローバルファンドが戦略を練る

 グローバルファンドは、不確実な米国の貿易政策やドル高の可能性を見据え、2025年にアジアへの投資を進める戦略を探っている。

 投資家は、一部の半導体メーカーや銀行の株式、それに安定したリターンが期待できるドル建て債に着目している。金は安全資産としての地位を維持するとみられる。

 アジア域内を見ると、国内経済が堅調なインドネシアが、投資家戦略において際立っている。また、共産党指導部が景気刺激策の強化に動いた中国にも関心が集まる。
 インドでは着実な経済成長と良好な人口動態により、引き続き注目の的となっている。
   
 アジアはトランプ次期米大統領の関税強化を柱とする通商政策の影響を最も受けやすい地域であるため、リスクに直面する可能性が高い。
 経済の停滞で、追加緩和余地が限られている中央銀行も多く、為替相場の変動や企業の減益、成長鈍化が投資環境を難しくしている。
  
 円以外の韓国や中国などのアジア通貨は対ドルでの弱含みが続き、グローバル投資家のリターンをさらに圧迫しそうだ。
 24年の期間中においてさえ、ドル高によりアジア現地通貨建て債のリターンが約3ポイント縮小している。
 
 中国指導部は12日に終了した「中央経済工作会議」などで景気対策を強化する方針を相次ぎ表明しているが、習近平政権の覇権主義や権力の集中に伴う政敵への過激な対応が災いして成果は乏しいのが現実だろう。
   
 中国が成長鈍化に苦しむ一方で、民主国家のインドは新たな製造拠点の有力候補となっている。
 国内主導型の経済であるため、世界的なリスクの影響を受けにくく、最近の減速は一時的なものとみられているが、政商に絡んだスキャンダルの広がりで停滞する兆しもあり判断は難しい。
   
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NY時間の金相場 スポットは上昇、先物は下落

 NY時間、商品市場では金スポット価格が反発した。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策発表を18日に控え、追加利下げの可能性が意識された。 
 金利の低下は通常、利子を生まない金にとっては追い風となる。  

 金融市場では、17−18日に開催されるFOMC会合では0.25ポイントの利下げが見込まれており、スワップ市場は今後1年間で計0.75ポイントの利下げを織り込んでいる。

 金スポット価格は米利下げや地政学的リスクの高まりによる逃避需要、各国・地域中銀の持続的な買いを背景に年初来で約29%上昇しており、年間ベースで2010年以来の大幅高に向かっている。 
 
 金スポット価格はニューヨーク時間午後2時現在、前営業日比7.42ドル(0.3%)高の1オンス=2655.65ドルで取引されている。
 
 ただ、ニューヨーク商品取引所の金先物2月限は
   1オンス=2670ドル
と同5.80ドル(0.2%)下落して引けた。
  
    
posted by まねきねこ at 07:41| 愛知 | Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フランス中銀は政治的な混乱が家計や企業の信頼感を圧迫

 フランス銀行(中央銀行)は、来年と再来年の経済成長見通しを引き下げた。
 マクロン大統領は数日前に1年で4人目の首相を指名したばかりだが、中銀は政治的な混乱が家計や企業の信頼感を圧迫していると指摘した。

  
posted by まねきねこ at 07:34| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

様子見ばかりで無責任な日銀の金融政策で日本国民の資産が劣化し続けている。円が下落、対ドル154円台まで売られ輸入物価が影響を受けインフレよりスタグフレーションに対応が出来ないまま経済の底が抜ける可能性

 NY時間、外国為替市場では16日、円が下落し、1ドル=154円台に下げ、約3週間ぶりの安値を更新した。
 ブルームバーグ・ドル指数は小幅下落。米経済統計でサービス業の景況が拡大した。
 一方、製造業の低迷悪化が示されており輸出企業の販路が狭まる傾向が出ている。
 カナダ・ドルはフリーランド財務相の内閣ポスト辞任を受けて下げたが、後に値を戻した。

 米ドルは対円で154円台に乗せ、一時は0.5%高の154円48銭を付けた。
 対円での上昇は6営業日連続だ。
 米国で来年の
   利下げペースを減速するリスク
が投資家の間で意識される一方、日本銀行は今週の金融政策決定会合では米国次期トランプ政権の政策でもある米国経済のインフレ抑制に忖度し、日本国民への物価上昇の負担を追わせるかのごとき様子見を決め込んで
   利上げを見送る
との観測が強く、円売り・ドル買いが優勢になっている。

 1週間物リスクリバーサルは123bpのプットオーバーで、13日は107bpだった。 
 
 ブルームバーグ・ドル指数は一時上昇していたが、0.1%未満の下げとなった。

 また、金利スワップ市場は18日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での25bp利下げをほぼ100%織り込んでいる。 
 
   
posted by まねきねこ at 07:01| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする