イスラエル国防省は7日、米ボーイング(BA.N)と最新型F−15戦闘機25機を購入する契約を結んだと発表した。
契約額は52億ドルで今年初めに米国バイデン政権と議会が承認した
契約額は52億ドルで今年初めに米国バイデン政権と議会が承認した
イスラエル向け援助
の一部で、25機の追加購入オプションが含まれている。
納入は2031年に始まり、毎年4─6機が供給される予定で、かなり先となる。。
イスラエルが購入するF−15IAには既存の兵器と連携した武器システムが搭載され、航続距離と積載量も強化される。
イスラエルが購入するF−15IAには既存の兵器と連携した武器システムが搭載され、航続距離と積載量も強化される。
国防省のザミール局長は「これらの利点により、イスラエル空軍は中東における現在および将来の課題に対処する上で、戦略的優位性を維持することが可能になる」との声明を発表した。
23年10月7日にガザ紛争が始まってから、政府は400億ドル近い調達契約を結んだことを明らかにした。
なお、ボーイングにとっては今回の契約は今年2番目の大型契約となる。
23年10月7日にガザ紛争が始まってから、政府は400億ドル近い調達契約を結んだことを明らかにした。
なお、ボーイングにとっては今回の契約は今年2番目の大型契約となる。
※F-15は、アメリカ合衆国のマクドネル・ダグラス(現ボーイング)が開発した制空戦闘機で制式機の受領は1972年(正式編成は1976年)、愛称はイーグル(ワシ)(Eagle)。
日本においては、日本仕様であるF-15Jは165機、DJは48機が製造され、航空自衛隊では現在201機を保有・運用している。