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2024年11月05日

米国では多くのことが起きる可能性

 ウォール街の債券トレーディングデスクで30年余りのキャリアがあり、現在はミシュラー・ファイナンシャル・グループのマネジングディレクターを務める
   グレン・カペロ氏
は、「選挙の夜に1泊したことはないが、必要があるならそうする」と明かし、「多くのことが起きる可能性がある」と続けた。
  
   
posted by まねきねこ at 19:49| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米大統領選当夜に備えるウォール街では香港やシンガポールの職員も動員

 ウォール街の大手金融機関は
   劇的な政策転換
につながる可能性のある大接戦の米大統領選に向けて、準備を進めている。
 トレーディングデスクには一晩中、スタッフを配置し、香港とシンガポールのチームも支援のため動員される。

 共和党候補のトランプ前大統領が勝利する可能性に絡んだドル・ロング、債券ショートのいわゆる「トランプトレード」のポジションを積み増したり、早急に巻き戻したりする準備も整えている。

 そして、過去の大統領選ではなかったような措置を講じる動きもある。
 ロンドンを拠点とするあるヘッジファンド運営会社は、今回特別に「ショック」事態用のコンピューターモデルを用意した。

 可能性は小さいとしても、市民による暴力があれば米国および世界全体、世界中の金融市場に動揺が広がりかねず、銀行はこうしたリスクにも備えている。

    
posted by まねきねこ at 19:43| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ソルト・タイフーン」と呼ばれる別の中国ハッカー集団によるものと判断した米通信会社を狙った攻撃で、AT&Tとベライゾン・コミュニケーションズが被害に遭った

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は10月初旬、捜査当局が「ソルト・タイフーン」と呼ばれる別の中国ハッカー集団によるものと判断した米通信会社を狙った攻撃で、AT&Tとベライゾン・コミュニケーションズが被害に遭ったと報道した。
 
 裁判所の許可を得た連邦政府による通信データ傍受の要求に協力するため使用される通信網インフラへのアクセスを、ハッカー側が保持していた可能性があると伝えた。

 この事情に詳しい関係者によれば、マイクロソフトがソルト・タイフーンと名付けた中国のハッカー集団が数カ月前から米通信事業者の内部に侵入し、合法的な通信傍受のアクセスポイントに至るルートを見つけたと米情報当局はみている。 
  
    
posted by まねきねこ at 19:42| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米大統領選、トランプ氏勝利なら円安・株高の予想だが16年のラリー再現は...

 米国大統領選で共和党のトランプ前大統領が勝利した場合、日本の金融市場ではドル買い・円売り、株買いが最初の反応になり、民主党のハリス副大統領が当選すれば円買いが進むとみられている。

 ただ、市場への影響は議会選挙の結果によっても大きく変わるため多くのシナリオが考えられるほか、選挙結果そのものを巡って混乱が広がる場合には相場のボラティリティーが高まる恐れもある。

 市場関係者の見方をまとめると、トランプ氏が勝てば同氏が主張する法人税減税や規制緩和が景気と企業利益を押し上げると期待され、為替市場ではドル買いが強まる見通し。
 同時に株式市場では米国へのエクスポージャーが大きい企業の株価が上昇する可能性がある。
 自動車や電機など輸出セクターに注目が集まるだろう。

 ただ、トランプ氏は新たな関税の導入も政策の柱に掲げており、景気の先行き不透明感が徐々に高まって株高は短期で終わるかもしれない。
 市場は既にトランプ氏勝利の可能性を相当織り込んだとの指摘もあり、2016年の大統領選後に起きた
   トランプラリー
の再現は期待しにくい状況だ。

 一方、与党民主党のハリス氏が勝つとバイデン政権の経済政策を継承する見通しで、米経済が軟着陸に向かうとの見方が標準的なシナリオになる。
 連邦準備制度理事会(FRB)の緩やかな利下げ継続、日米金利差の縮小で為替は円高に振れ、日本株にはややネガティブとの見方が多い。
 トランプ氏が以前実施した
   法人税率引き下げの巻き戻し
をハリス氏が目指していることも、株価の下押し要因になりそうだ。

 各種世論調査によると、大統領選は接戦となっている。
 そうした中でも、選挙結果の予測市場である
   ポリマーケット
の値動きやトランプ氏が立ち上げたソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」を提供する
   トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ株
の上昇、最近のドルや米長期金利の上昇を見る限り、一部の投資家は
   トランプ氏勝利を見込んだ取引
を既に行っている可能性が高いため、売り逃げスタンバイで利益を確保する動きも出やすく、逆にハリス氏が勝てば、揺らぎは更に大きくなるだろう。


posted by まねきねこ at 19:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国政府系ハッカーがシングテル標的に対米攻撃の予行実施?

 シンガポール最大の携帯電話会社
   シンガポール・テレコミュニケーションズ(シングテル)
が今年夏、中国政府が支援するハッカー集団によるサイバー攻撃を受けたと、この事情に詳しい2人の関係者がメディアの取材で明らかにした。
 世界中の通信会社やその他の重要なインフラ事業者を標的とした大規模な攻撃の一環とみられる。
 
 これまで公表されていなかったシングテルへのサイバー攻撃は6月に発覚した。
 捜査当局は、「ボルト・タイフーン」と呼ばれるハッカー集団による攻撃とみている。
 なお、非公開の捜査だとして関係者が匿名を条件に語った。

 米国とオーストラリア、カナダ、英国、ニュージーランドの5カ国から成る
   機密情報共有の枠組み「ファイブアイズ」
の当局者は今年に入り、ボルト・タイフーンが侵害したITネットワーク内に仕掛けをしていると警告した。
 西側諸国との軍事衝突が発生した場合に備え、混乱を引き起こすサイバー攻撃を中国が実施できるようにするためだという。

 東南アジアと豪州で事業を展開するシングテルへの侵入は、中国による米通信会社に対するハッキングの予行とみられている。
 関係者によると、ハッカー攻撃から得られた情報は、米国など外国の重要インフラに対する中国の攻撃拡大を示唆している。

 シングテルは「特に重要なインフラサービスのプロバイダーであり、強靱(なネットワークの重要性を理解している。そのため、業界のベストプラクティスを採用し、業界をリードするセキュリティーパートナーと協力し、日々直面する脅威を継続的に監視し、速やかに対処している」と電子メールでコメントした。

 「進化する脅威から重要な資産を守るため、サイバーセキュリティー能力・防御力を定期的に検証・強化している」と説明した。

 ワシントンにある中国大使館の
   劉鵬宇報道官
は、ブルームバーグが報じたような事例は把握していないとした上で、一般論として中国はサイバー攻撃・窃取に断固として反対し、こうした行為と闘っていると述べた。

 米国は現在、政治活動や通信会社に対する中国発と思われるサイバー攻撃への対応に追われている。
  
posted by まねきねこ at 18:55| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アンリ・ネスレ(Henri Nestlé) 世界最大の食品・飲料会社ネスレの創設者

アンリ・ネスレ(Henri Nestlé)
 本名ハインリッヒ・ネスレ(Heinrich Nestle)
   1814年8月10日 - 1890年7月7日)
 ドイツ系スイス人の菓子職人であり、世界最大の食品・飲料会社ネスレの創設者

 ハインリッヒ・ネスレはフランクフルト・アム・マインで生まれた。
 彼はヨハン・ウルリッヒ・マティアス・ネスレとアンナ・マリア・カタリーナ・エーヘマンの14人の子供のうち11番目であった。
 ネスレの父父ヨハン・ウルリッヒ・ネスレは家業の伝統に従い事業を継承し、トンゲスガッセでガラス職人となった。
 後にフランクフルト・アム・マイン市長となった
   グスタフ・エドムント・ネスレ
は彼の兄弟であった。
 ネスレ家は西シュヴァーベン地方、主にドルンシュテッテン、フロイデンシュタット、ミンダースバッハ、ナーゴルト、ズルツ・アム・ネッカーなどのシュヴァルツヴァルト地方にルーツを持つ。
 シュヴァーベン方言で「ネスレ」は小さな鳥の巣を意味する。
 ネスレという名前には、ネストリン、ネスレン、ネスリン、ネスレン、ニーストレなど、さまざまなバリエーションがある。
 スイスは67%がドイツ語圏であるが、 éの付いたネスレはドイツ語名のフランス語化である。

 ネスレ家の家系図は、ミンダースバッハ出身の
   ハンス・ネスリン
   ハインリッヒ・ネスリン
   サミュエル・ネスリン
という3人の兄弟から始まったとされ、家紋には巣の中で母親に餌を与えられていた3羽のひなが描かれている。
 この3人の息子の父親は1495年頃に生まれた。
 長男のハンスは1520年に生まれ、同じ名前の息子がいて、後にナーゴルトの市長になった。

 息子のウルリッヒは理髪師で、5番目の息子は家族で初めてのガラス職人だった。
 この職業は5世代以上にわたって父から息子へと受け継がれた。
 さらに、ネスレ家はドルンシュテッテン、フロイデンシュタット、ナーゴルト、ズルツ・アム・ネッカーの各区の市長を数多く輩出している。

 ネスレは1834年に20歳になる前に、フランクフルトの薬局のオーナーである
   JEシュタイン
のもとで4年間の見習いを終えた。
 1834年から1839年の間に、スイスに移住した。
 ただ、どうしてドイツからスイスに移住したかは不明だ。

 1839年末、ネスレはヴォー州ローザンヌで化学実験、処方箋の作成、医薬品の販売を正式に許可された。
 この間、ネスレはフランス語圏のヴヴェイの新しい社会環境にうまく適応するため、名前を
   アンリ・ネスレ
に改名し、最終的にそこに定住した。
 1843年、ネスレは地域の菜種生産の1つを買収しました。
 彼はまた、石油ランプの燃料として使用するための原料
   ナッツオイル
やリキュール、ラム酒、アブサン、酢の生産にも携わった。
 彼はまた、炭酸 ミネラルウォーターとレモネードの製造と販売を開始している。
 1845年から1849年にかけてヨーロッパ全域で主食であるジャガイモの疫病が発生したため食糧危機が広がった間、ネスレはミネラルウォーターの生産を断念した。
 1857年、彼はガス照明と肥料に集中し始めました。

 ネスレがいつから乳児用調製粉乳プロジェクトに取り組み始めたのかは不明。
 ただ、1867年までにネスレは実用的な粉乳製品を生み出していた。

 ネスレの関心はいくつかの要因によって刺激されたことが知られている。
 ネスレと妻には子供がいなかったが、乳児の死亡率が高いことには気づいており、
   ユストゥス・フォン・リービッヒ
の乳児用調製粉乳の開発についても情報を持っていたと見られている。
 さらに、大都市では新鮮な牛乳が常に手に入るとは限らず、上流社会の女性たちは母乳育児を時代遅れの選択肢と見なし始めていた。

 ネスレは牛乳に穀物と砂糖を混ぜて母乳の代用品を作った。
 さらに、ネスレと友人で人間栄養学の科学者
   ジャン・バルタザール・シュネッツラー
は、乳児が消化しにくい小麦粉の酸とデンプンを除去した。

 当初「キンダーメール」または「子供用小麦粉」と呼ばれていた彼の製品は、リービッヒの「乳児用スープ」よりも準備が簡単で、与える前に沸騰させるだけでよいという利点があった。
 そのため、すぐに母乳を飲めない乳児にとって実行可能な選択肢であることが証明された。
 人々はすぐにこの新製品の価値を認識し、すぐにフランス語で「アンリ・ネスレのミルク小麦粉」を意味する
   Farine Lactée Henri Nestlé
がヨーロッパの多くの地域で販売されるようになった。
 1870年代までに、麦芽、牛乳、砂糖、小麦粉で作られたネスレの乳児用食品は、米国で1本0.5ドルで販売されていた。

 ネスレのミルク濃縮法によって、ヴェヴェイのショコラティエ
   ダニエル・ピーター
は7年の歳月をかけて1875年にミルクチョコレートの配合を完成させた。
 その後2人はパートナーシップを結び、4年後の1879年にネスレ社を設立した。
 ネスレ社は最終的にヨーロッパ最大の菓子産業の一つに成長していった。

 ネスレとアンナ・クレマンティーヌ・テレーズ・エヘマンは、1860年5月23日にドイツのフランクフルトで結婚した。
 ネスレは1875年に会社をビジネス仲間に売却した。
 その後はモントルーとグリオンで家族と交互に暮らし、小口融資で人々を助け、地元のインフラの改善に公的に貢献した。
 グリオンでは、後にヴィラ・ネスレとして知られる家に引っ越した。
 ネスレは1890年7月7日にグリオンで亡くなった。

    
posted by まねきねこ at 17:48| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キャップジェミニ(Capgemini SE)パリに本拠を置き、主に経営戦略コンサルティングを行う欧州最大のコンサルティングファーム

キャップジェミニ(Capgemini SE)
 フランス・パリに本拠を置き、主に経営戦略コンサルティングを行う欧州最大のコンサルティングファーム。
 世界50か国以上で事業を展開している。
 
 売上高 180億ユーロ (2021年度)
 従業員数 350,000人 (2021年12月)
 
 キャップジェミニの事業は1967年、Serge Kampfにより、企業経営・データの分析事業を目的とした
   Société pour la Gestion de l'Entreprise et le Traitement de l'Information(Sogeti)
が、グルノーブルで設立され始まった。
 1973年、欧州における競合企業の
   CAP
を買収、1974年、アメリカ合衆国・ニューヨークに本拠を置く
   Gemini Computers Systems
を買収した。
 1975年、CAPとイギリスの
   CAP Group
との社名類似問題を契機に、
   CAP Gemini Sogeti
と改称した。
 1981年にミルウォーキーを本拠とする
   DASD Corporation
を買収した。
 1996年、社名をCapgeminiに改称、世界各地のグループ企業をキャップジェミニの名称でリブランド化した。

 2000年5月、イギリスの
   アーンスト・アンド・ヤング
からコンサルティング部門を買収した。
 2002年、ITコンサルティング専門の部門として
   Sogeti
のブランドを復活させ、以降、世界15か国でITコンサルティングサービスを展開している。
 2006年10月、シカゴを本拠としインドにおける有力ITコンサルティングファームであった
   Kanbay International,Inc.
を買収した。
 2008年5月、ストックホルムを本拠とする
   IBX Group
を買収した。
 2015年4月、アメリカ・ニュージャージー州を本拠とする同業の
   アイゲート
を買収し、アメリカ合衆国を最大の市場とした。
 2020年5月以降、Aiman EzzatがCEOを務めている。

 日本では2013年2月、「キャップジェミニ株式会社」(Capgemini Japan K.K.)として事業を開始した。
 コンサルティング、テクノロジーおよびアウトソーシング事業を行っており、本社を虎ノ門ヒルズに置く。
 国内におけるサービス部門は、4部門からなる9つの専門チームで構成されている。(1)ビジネスコンサルティング部門:「製造&サービスコンサルティング」、「金融コンサルティング」 (2)業界/セクター別部門:「金融・保険」、「銀行・市場系」、「テクノロジー・メディア・テレコム」 (3)アプリケーション部門:「SAP」、「DCX」、「Technology & IPA」 (4)エンジニアリング R&D

   
posted by まねきねこ at 07:00| 愛知 ☔| Comment(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

HPSインベストメントパートナーズ(HPS Investment Partners, LLC  HPS )JPモルガン・チェース

      (HPS Investment Partners, LLC  HPS )
 ニューヨーク市に本社を置く米国の投資会社
 プライベート クレジット、パブリック クレジット、プライベート エクイティ、実物資産への投資に重点を置いている。
 米国外では、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋にもオフィスを構えている。
 以前はハイブリッジプリンシパルストラテジーズとの名称であった。
 2022年、プライベート・デット・インベスター(プライベート・エクイティ・インターナショナル傘下)によって、過去5年間の資金調達総額に基づき、第3位のプライベート・デット投資会社としてランク付けされた。
 
 運用資産 1,170億米ドル(2024年6月)
 従業員数 700人(2024年)
  
 2007年、米国大手証券会社のゴールドマン・サックスを退職した
   スコット・カプニック
   スコット・フレンチ
   マイケル・パターソン
   ハイブリッジ・キャピタル・マネジメント(ハイブリッジ)
のプライベート・エクイティおよびクレジット投資部門として
   ハイブリッジ・プリンシパル・ストラテジーズ
を設立した。
 その戦略には、メザニン・キャピタル、債券、直接融資、成長資本が含まれていた。

 2009年には、低所得の住宅購入者をターゲットにした
   サブプライム住宅ローン
という形の略奪的融資に絡んだ金融派生商品の暴落など2007年から2008年に置きた
の破綻(リーマン・ショック)など金融危機の結果、多くのヘッジファンドが償還に苦しんだ。
 しかし、この荒波のなかハイブリッジ・プリンシパル・ストラテジーズはこの期間に大幅に成長した。

 2011年2月、ハイブリッジ
   ガベア・インベストメントス
を買収し、イベントドリブントレーディングチームを解雇した後、ハイブリッジ・プリンシパル・ストラテジーズは更に事業を拡大させた。

 2014年12月、インスティテューショナル・インベスターは、カプニック氏とハイブリッジの経営陣がJPモルガン・チェースと同社の
   マネジメント・バイアウト
を主導する協議を行っていると報じた。
 この協議は主にハイブリッジ・プリンシパル・ストラテジーズに焦点が当てられていた。
 バイアウトの主な理由の1つは、銀行がオルタナティブ投資に投資できる金額に厳しい制限を課す
   ボルカー・ルール
が背景にあり、これはハイブリッジにとって不利となった。
 もう1つの理由は、ハイブリッジのスタッフが銀行株で報酬を得ていたことで、同銀行は
   規制が厳しい組織
であったため、非上場のヘッジファンドと比較してスタッフの雇用と維持で不利になっていた。
 最後に、 JPモルガン・アセット・マネジメントを率い、2004年のハイブリッジ買収で重要な役割を果たした
   ジェス・ステイリー氏
は2013年に同社を去り
   メアリー・キャラハン・アードーズ氏
が後任となった。
 実際、この時期までに、ハイブリッジの共同設立者
   グレン・デュビン氏
  ヘンリー・スウィーカ氏
およびハイブリッジ前社長の
   トッド・ブイリオネ氏
は業績拡大と比較した報酬の低さなどもあり、全員ハイブリッジを去っていた。

 2015年までに、ハイブリッジ・プリンシパル・ストラテジーズは、その業績と投資家からの人気により、ハイブリッジのより大きな支配的な部分となった。
 同社は220億ドルの資産を運用し、ヘッジファンド側は60億ドルを運用した。
 これはハイブリッジの最も成功したベンチャーの1つであった。

 2015年10月、ハイブリッジ・プリンシパル・ストラテジーズのみがJPモルガン・チェースから分離すると報じられた。
 JPモルガン・チェースはハイブリッジとそのヘッジファンド事業、およびハイブリッジ・プリンシパル・ストラテジーズの少数株を保持することになった。
 2016年3月、ハイブリッジとJPモルガン・チェースの買収が完了した。
 これにより、HPSインベストメント・パートナーズとして独立した会社が誕生した。

 2018年7月、ダイアル・キャピタル(現在 Blue Owl Capital)がHPSの少数株を取得した。
 2023年4月、フィナンシャル・タイムズは、HPSが新たな
   ジュニア・クレジット・ファンド
のために120億ドルを調達し、運用資産が約1000億ドルになったと報じた。
 2023年12月、HPSは非公開で新規株式公開を申請した。
 
 2018年11月21日、
   LBIメディア
はデラウェア州連邦破産裁判所に連邦破産法第11章に基づく破産保護を申請した。
 その後、同社は破産からの脱却計画を作成し、HPSが同社を引き継ぐことになった。

 ヨーク・キャピタル・マネジメントやカスピアン・キャピタルなどの同社の債券保有者は、この取引に反対する訴訟を起こし、この計画は
   インサイダー取引と詐欺の産物
だと主張した。
 LBIメディアとHPSはどちらもこの申し立てを否定し、計画は標準的な市場慣行に従っており
   ビッグボーイレター
が署名されたと述べた。
 2019年4月、HPSと債券保有者は債券保有者の回収を増やすことに同意した後、計画について合意に達した。
 その後、HPSがLBIメディアを引き継いだ。

 2020年8月17日、シティグループはHPS、ブリゲード・キャピタル、シンフォニー・アセット・マネジメントを相手取り、レブロンの貸し手に誤って支払ったという約9億ドルの支払いから、各社が負担すべき5億400万ドルの返還を求めて訴訟を起こした。
 この支払いは、3社を含む様々な民間貸し手がレブロンに融資したことに関連したものだった。
 貸し手は、金銭を返還する義務はないとの立場をとった。

 2021年2月16日、連邦裁判所は、貸し手には誤って受け取った金銭を返還する義務はないとの判決を下した。
 この判決に対し、シティグループは米国第二巡回区控訴裁判所に控訴し、2022年9月8日、裁判所は2021年の判決を覆すシティグループに有利な判決を下した。
 その後、貸し手側は控訴を求めたが、2022年10月12日に裁判所によって却下された。

 2023年6月、ジェイコブ・チェトリットは、850サードアベニューをめぐってHPSが詐欺的な証書を提出したと主張して提訴した。
 チェトリットは、HPSに物件を引き渡した際に、ローン残高が3億2000万ドルであることを示す証書に署名したと主張した。
 HPSは、残高がわずか2億6600万ドルであることを示す別の証書を作成したとされている。
 融資額が減ったことで、HPSは退出手数料や利息などの他の費用をチェトリットに多く請求することができた。

    
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米連邦最高裁がペンシルベニア州暫定投票集計巡り共和党の訴えを退ける

 米国連邦最高裁は1日、大統領選挙の重要州とされるペンシルベニア州で数万件に上る可能性のある
   暫定投票の集計阻止
を求めていた共和党の申し立てを退ける判断を下した。
 
 州最高裁判決を阻止できれば、共和党候補トランプ前大統領の選挙キャンペーンを後押しするはずだった。
 また、共和党支持者よりもはるかに
   多くの民主党支持者
が郵便投票を行っていることから、ハリス副大統領には痛手になるとみられていた。

 今回の米国連邦最高裁の判断により、
   必要な秘密保持用封筒
がないため郵便投票が無効となった場合に有権者にはやり直す権利があるとしたペンシルベニア州最高裁の判決が有効となった。
 この判決により、選挙日に有権者の暫定票が提出される。
  
 
ひとこと
 有権者の暫定票が無視されないことで米国民の分断を目論むトランプ政治には再び逆風が吹いたかたちだ。
 
   
posted by まねきねこ at 01:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする