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2024年09月12日

ECBが中銀預金金利を3.50%に引き下げるも、今後についてコミットせず

 欧州中央銀行(ECB)は12日、中銀預金金利を3.50%に引き下げると発表した。
 市場予想に一致した。

 インフレ率が2%に向かって低下し景気への懸念が高まる中で、6月に続く追加利下げを決めた。
 今後の金利について特定の道筋にコミットすることはできないと繰り返した。
  
    
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CPIが小幅に上振れし、大幅利下げを検討していた当局者に待ったをかけるには十分だった

 クレジットサイツの米投資適格級・マクロ戦略責任者
   ザカリー・グリフィス氏
は「当社は0.5ポイント利下げを見込む向きに加わったことはなかったが、CPIが小幅に上振れし、大幅利下げを検討していた当局者に待ったをかけるには十分だったように思われる」と述べた。

  

posted by まねきねこ at 22:08| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャン・バティスト・オーガスト・ケスラー(Jean Baptiste August Kessler) オランダの起業家で石油探検家

ジャン・バティスト・オーガスト・ケスラー
          (Jean Baptiste August Kessler) 
 1853年12月15日 - 1900年12月14日
 オランダの起業家で石油探検家
 現在は多国籍石油資本のシェルの一部となっている
   ロイヤル・ダッチ・ペトロリアム社
の成長と発展に大きく貢献した人物として知られる。
 ミドルネームのオーガストで知られたケスラーは、12人兄弟の家庭に生まれた。
 そのうち4人が幼少期に亡くなっている。
 ケスラーはロイヤル・ダッチの設立当初から取締役を務めた。
 インドネシアで最初の石油利権と「ロイヤル」の認可を
   アイルコ・ヤンス・ゼイルカー
が得たが、1890年に熱帯病で急死した。
 取締役会は、取締役の一人であった
   ゲルドルフ・アドリアン・デ・ランゲ
の義理の息子であるケスラーに、この危うい事業がまだ存続可能かどうかの調査委員会の委員長を依頼した。
 ケスラーは、取締役に任命され会社を運営するという条件でその職に就いた。

 ケスラーはオランダ領東インドで豊富な経験を持ち、 23歳でデルフト大学での学業を放棄してそこで一攫千金を狙った。
 彼は重要なビジネス会社である
   ティーデマン・アンド・ヴァン・ケルヘム
の共同経営者となったが、1888年に財政難に陥った後、「健康を害し、打ちのめされた状態」でヨーロッパに戻り、回復を求めて帰国していた。
 
 J・Ph・ポーリーは『エロイカ:インドネシアにおける石油の探求(1850-1898)』の中でケスラーは、ロイヤル・ダッチをほぼゼロから、「厳しい気候、過酷なジャングル、根絶できないララン(鋭く硬い草)、管理が難しい現地の作業員、合わない設備、熱帯病、火災などの操業上の障害、十分な地質学的知識の欠如」など非常に困難な状況下で建設したと述べ、同社は主にジャン・バティスト・オーガスト・ケスラーが成し遂げた立て直しのおかげで生き残った。」と続けた。

 ケスラーが2か月の航海を終えて1891年10月にスマトラ島に到着したとき、工場長が怒って姿を消していたことを知った。
 また、掘削現場がひどい状態にあり
   重要な物資
が消えたり、絶えず迫ってくるジャングルに散らばっていたことを知った。
 しかし、彼は並外れたエネルギーで仕事に没頭したうえ、あらゆる種類の技術的問題を素早く解決する能力と信じられないほどのエネルギーで、彼は多くの人が気難しい、神経質な性格と表現するにもかかわらず、部下からビッグボスとして受け入れられた。

 ダニエル・ヤーギンは、石油の歴史を著した著書『ザ・プライズ:石油、金、権力をめぐる壮大な探求』の中で、ケスラーは「他の誰よりも」ロイヤル・ダッチの存続に責任があったと書いている。
 彼は「ケスラーは生まれながらのリーダーであり、鉄の意志を持ち、自分自身と周囲の人々のエネルギーをすべて一つの目的に集中させる能力を持っていた」と述べている。 

 また、ケスラーが妻に宛てた手紙で「中途半端さ、無知、無関心、荒廃、無秩序、そして苛立ちが至る所で見られる」とケスラーは報告している。「物事がうまくいかなければ、私の仕事と名前は失われ、おそらく私の犠牲と並外れた努力は非難で報われることになるだろう。天よ、私をそのようなすべての悲惨から守ってください。」を引用し、イェルギンは大胆な石油探検家が直面した障害について、雨が降り続く中、ケスラーは掘削現場と精油所をパイプラインでつなごうと試みたと描写している。

 蒸気釜はジャングルの小道をレールで運ばれたが、次の区間で使用するために引き上げられた後はレールが撤去された。嵐で米の供給が途絶え、深刻な食糧不足に陥った。
 掘削したものの、ほとんど石油が採掘されなかった。
 ケスラーは熱に苦しみながらも昼夜を問わず働き、あらゆる場所で即興で指示を出し、全体の作業を管理した。
 大変な苦労をしましたが、ケスラーと彼のチームは 2 番目の塔の資材を調達することができた。
 この塔は「噴出塔」で、1892年2月28日に最初の石油が新しいパイプを通って精油所に流れ込んだ。
 オランダの国旗が掲げられた。

 ケスラーは「視察旅行」が始まってからほぼ 9 か月後にオランダに戻り、まだ不安定な事業に必要な資本を確保することに専念した。
 しかし、2 年以内に石油生産は劇的に減少し、新しい現場の作業マネージャーは辞職し、会社は
   ほぼ破産状態
に陥ったため、ケスラーは、この新興企業を救うために再びスマトラに戻った。
 少数の労働者を率いて、「私はほぼ不可能なことを要求しますが、他に選択肢はありません。すべては私の肩にかかっています」と述べ、ケスラーは1 年以内に石油生産を3倍にして、再び状況を好転させた。
 彼は 1895 年までインドネシアに滞在し、その後オランダに戻り、事業の商業面に専念しました。

 ケスラーの指揮下で、同社は主力製品を「クラウン オイル」というブランド名で再発売した。
 精製能力を拡大し、タンカー船団を建造し、いくつかのタンク ファームを建設した。
 1897 年、ロイヤル ダッチは資本金を 500 万ギルダーに増資し (1890 年の名目資本は 130 万ギルダーであった)、配当金を 52 パーセント支払った。
 また、ロンドンに拠点を置き、「シェル」の名で石油製品の重要なトレーダーを務めていた
との初期の合弁事業の交渉を開始した。
 しかし、合併は 1907 年まで行われず、ロイヤル ダッチは新しい持ち株会社の 60 パーセントを所有して支配的な役割を担った。
 強大なスタンダード オイルでさえ、この業界の新しいライバルを懸念し始めた。

 FCジェレットソン博士は、4巻からなる著書『ロイヤル・ダッチの歴史』の中で、ケスラーを称賛した。
 世界有数の大企業を築くには彼のリーダーシップが必要だったと記述している。
 また、「彼は神経質で情熱的、強引で冷淡、偏見が強く、付き合いにくい人だった。生まれながらのリーダーだった。すべての利用可能な資源を一つの目的に集中させる方法、自分の熱意とエネルギーで同僚を鼓舞する方法を彼ほどよく知っている人はほとんどいなかった。いったん仕事に取り掛かると、その仕事にこれほど完全に身を捧げられる人はほとんどいなかった」と続けた。

 ヨースト・ヨンカーとヤン・ルイテン・ファン・ザンデンの共著『ロイヤル・ダッチ・シェルの歴史』では、ケスラーの「信じられないほどの勤勉さ...ケスラーの時折緊張した態度は、紳士としての正式な訓練とリーダーシップへの意欲との間の内なる緊張から生じ、行動に移したいという切望を持ちながらも礼儀正しい議論を続ける必要性から生じた」と称賛している。
 ケスラーは石油業界の初心者で、技術的な訓練もあまり受けていなかった。
 しかし、「数字に対する鋭い感覚」を基に、業界のあらゆる側面について驚くほど直感的に理解する能力をすぐに身につけた。
 
 困難な状況での懸命な努力の結果、ケスラーは47歳の誕生日を1日後に控えて亡くなった。
 1898年、過酷な労働を強いられた油田の石油生産が急激に減少した。
 ケスラーは地元のスマトラ王から新しい油田の利権をなんとか獲得した。
 1900年に最後にもう一度オランダ領東インドに戻った。
 到着した時には体調が悪く、数日後にハーグの本社に、療養が必要なので次の船で戻ると電報を送った。
 スエズ運河後の最初の寄港地であるナポリに船が到着した時、ケスラーは心臓発作で亡くなった。

 ケスラーの死後、 1901年に彼が副官として雇ったアンリ・デテルディングが後を継いだ。
 デテルディングは後に「石油の先駆者として、JB・オーガスト・ケスラーが果たした役割は他に類を見ない」と宣言した。

 オーガストと妻マルゴには4人の息子と2人の娘がいた。
 息子の一人、ジャン・バティスト・オーガスト「フース」・ケスラー・ジュニアは、1936年にデテルディングが辞任した後、最終的にロイヤル・ダッチ・シェルの取締役に就任した。
 彼はまた、1906年のアテネオリンピックでオランダ代表としてテニス選手として出場した。
 長男のゲルドルフ・アドリアン・ケスラーもロイヤル・ダッチで働いた。
 その後、オランダの鉄鋼会社ホーゴフェンスの設立と経営に協力した。
 ドルフ・ケスラーと弟のボエリー・ケスラーは、オランダ代表でサッカー選手だった。

     
posted by まねきねこ at 19:34| 愛知 ☀| Comment(0) | 人物伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原油市場は来年、高い確度で供給余剰になりそうな様相

 シティグループのコモディティー調査責任者
   マックス・レイトン氏
は原油市場の動向について「来年は高い確度で供給余剰になりそうな様相だ」とブルームバーグテレビジョンで話した。
  
  
  
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株価はやや下げているが、利下げが始まり選挙を通過すればもっと順風になると予想し

   スカイラー・ウィナンド氏
は「このところ業績や経済統計が不安定で、株価はやや下げているが、利下げが始まり選挙を通過すればもっと順風になると予想している。
 不透明感が薄れ、2025年の業績の織り込みが始まるためだ」と語った。
 
 コアCPIは前月比0.3%上昇。前年同月比では3.2%上昇した。ブルームバーグの算出によると、コア指数は過去3カ月の年率では2.1%上昇。7月の1.6%上昇から伸びが加速した。
  
   
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CPIについて、「手に負えないほどハト派的な数字」ではないが、冷え込みが続いていることを裏付け

 トレードステーション
   デービッド・ラッセル氏
はCPIについて、「手に負えないほどハト派的な数字」ではないが、冷え込みが続いていることを裏付けていると指摘した。
 市場を動かす材料として、注目はFOMCから業績と選挙に移る可能性があると続けた。
  
    
posted by まねきねこ at 10:15| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オープンAIが評価額1500億ドルで資金調達交渉

 対話型人工知能(AI)「ChatGPT」を開発した米国企業
   オープンAI
は1500億ドル(約21兆4000億円)の評価額で投資家から65億ドルを調達する方向で交渉中だと、この事情に詳しい複数の関係者がメディアの取材で部外秘情報を理由に匿名で明らかにした情報が市場に流れた。

 なお、新たな評価額には調達予定の資金は含まれないが、今年初めの株式公開買い付け(TOB)での評価額860億ドルを大幅に上回っている。
 この交渉がまとまれば世界で評価額が最も高いスタートアップの1社としての地位を固めることになる。

 これら関係者によると、同社はこれと並行して、複数の銀行から
   リボルビング・クレジット・ファシリティー(RCF)
の形で50億ドルの融資を受ける交渉も進めているという。

 オープンAIへの最大の出資者であるマイクロソフトも参加する方向で、アップルエヌビディアも出資を協議している。
 
   
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来週の米利下げは0.25ポイント、CPI統計でトレーダーの見解が一致

 8月の米消費者物価指数(CPI)統計で食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが予想に反して加速したことを受け、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で決定される利下げ幅は0.25ポイントにとどまるとの見方でトレーダーは一致しつつある。

 インフレ加速で0.5ポイントの大幅利下げが行われる可能性はほぼ消え、より緩やかな利下げペースになるとの見方を市場関係者は強めた。
 シティグループのエコノミストすら、今月の大幅利下げを見込んでいた大胆な予想を修正した。

 金利感応度が高い米2年債利回りは一時9.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3.69%。10年債利回りは4bp上げて3.68%となったが、依然として昨年上期以来の低水準付近だ。

 米CPIは来週のFOMCを前に発表される経済データの中でも重要な材料だった。
 インフレと雇用に減速の兆しが表れ、2020年以来初めての利下げが行われるとの期待が強まった4月末以降、米国債は上昇を続けてきた。
 
 金利スワップ市場の動向に従うと、18日にFOMCが0.25ポイントの利下げを発表することをトレーダーらは完全に織り込み、0.5ポイントの利下げがある確率はわずかとしかみられていない。
 来年1月29日の政策発表までで見込まれる利下げ幅は合計約1.45ポイントで
   緊急会合
がある場合を除く今後4回のFOMCで0.25ポイントの利下げが2回、0.5ポイントの利下げが2回それぞれあるとの予想が示唆される。

  
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ハリス氏との米大統領選討論会でトランプトレードの巻き戻しが加速

 金融市場では11日、トランプ前米大統領のホワイトハウス返り咲きに賭ける「トランプトレード」の巻き戻しが一段と進んでいる。
 10日夜に行われた米大統領選候補者テレビ討論会を受け、トレーダーは民主党候補ハリス副大統領の選挙戦勝利の見込みが高まったとみているようだ。

 一方、欧州のグリーンエネルギー関連株の指数は上昇した。
 米民主党政権なら再生可能エネルギーへの移行により多くの資金を充てるとの思惑が背景にある。

 ただストラテジストの間からは深読みしないよう警告する声も出ている。

 討論会に対する市場の解釈を難しくしている要因の一つが8月の米消費者物価指数(CPI)で、食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが市場予想に反して加速している。
 来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げが実施される可能性が低下した。

 
posted by まねきねこ at 08:32| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハリス氏とトランプ氏の討論会での対決を5770万人が視聴

 米大統領選の民主党候補
   ハリス副大統領
と共和党候補
   トランプ前大統領
が直接対決した10日の討論会は、八つの主要テレビネットワークで5770万人が視聴した。
 トランプ氏とバイデン氏が対決した6月の討論会は視聴者数が5130万人だった。過去最も視聴された討論会は、2016年に行われたトランプ氏とヒラリー・クリントン氏の初対決で、8400万人が視聴した。

 この討論会は両候補にとって大きな試練とみられており、ハリス氏はトランプ氏が受けた
   有罪評決
やトランプ氏の個人資産に加え、女性の人工妊娠中絶の権利を認めた判決を連邦最高裁が覆したことに対して同氏が果たした役割に対して攻撃した。
 
 一方の劇場型政治家でもあるトランプ氏は、討論会を主催したABCニュースの司会者が自分の発言を事実確認したことで
   不公正な討論
になったと批判した。
(具体的でもない、意味不明の発言をしたトランプに対して確認したのは当然のことだが、喧嘩を売って視聴者の注目を浴びるための単純な思考そのものといった下衆な話だろう)

 データ調査会社サンバTV
   アシュウィン・ナビン最高経営責任者(CEO)
は視聴者数について、「有権者疲れとさえない視聴率という予想に反する」結果だったと電子メールで指摘した。

 今回の討論会は、バイデン氏のミスが目立ち2期目を務められるか疑問が浮上した2カ月余り前の大統領候補対決とは対照的なものとなった。
 民主党候補としてバイデン氏を引き継いだハリス氏の発言には、大きな失敗はなかった。
  

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ドラギ前ECB総裁がEUは存続の危機にあり、巨額投資と共同債が必要と主張?

 ドラギ前欧州中央銀行(ECB)総裁は、欧州連合(EU)が競争力を強化して
   中国や米国に対抗
できるよう投資を年8000億ユーロ(約127兆円)増やすことを提言した。
 また、共同債の定期発行への同意も求めた。

 これに対し、そのようなアプローチはEUの構造的な問題を解決しないと、ドイツの
   リントナー財務相
はすぐさま反論した。

 リントナー氏はntvに「ドラギ氏の債務に対するアプローチに極めて懐疑的だ」と述べ、「簡潔に要約するなら、ドイツが他国のために支払うべきだということだ。それが基本計画にはなり得ない」と続けた。

 ドラギ氏は、EUの競争力に関する待望の報告書の中で、先端技術の開発促進、気候変動目標の達成に向けた計画の策定、重要原材料の防衛と安全保障の強化をEUに促し、これらを「存続に関わる課題」と位置付けた。

 欧州が競争力を維持できるよう経済を変革するためには、域内総生産(GDP)の約5%に相当する投資拡大が必要だと、ドラギ氏は主張。この水準に上る投資は、過去50年余りの間見られていない。

 EUの経済成長ペースは米国を「持続的に下回っている」と同氏は警告し、東西の競争相手と張り合えるほどのスピードで経済のデジタル化と脱炭素化をEUが進めることができるのか、疑問を呈した。
   
   
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NY時間、外為市場では円が対ドルでCPI発表後に1ドル=142円54銭まで下げた。

 外為市場では、円が対ドルでCPI発表後に1ドル=142円54銭まで下げた。
 その後、141円台前半まで買われる場面もあったが、午後にはほぼ変わらずの142円台半ばまで上げを縮小した。
 CPI統計では、コア指数が予想をやや上回り、来週に実施される利下げの幅が0.25ポイントにとどまるとの見方が強まった。  
  
    
posted by まねきねこ at 07:31| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イタリア新発30年債に過去最高の需要、ECB政策判断を控え利回り確保

 イタリアの新発30年債に1300億ユーロ(約20兆5000億円)を超える需要が集まった。
 週内に見込まれる欧州中央銀行(ECB)の利下げを前に、ユーロ圏で
   最も高い利回り
を確保しようと投資家の注文が殺到した。
  
 イタリア財務省は2054年10月償還債を80億ユーロ発行する。
 発行利回りは同種の債券に比べ13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い水準に設定された。

 注文額は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)入り直後だった2020年に記録したこれまでの最高を上回った。
 当時はECBが景気を下支えしようと、積極的に債券を買い入れていた。
  
 ECBが利下げサイクルに入る中で、イタリア債利回りは過去数カ月に低下。ECBは12日の政策発表で中銀預金金利を再び0.25ポイント引き下げ、3.5%にすると見込まれている。
  
 短期金融市場はインフレ率がECB目標の2%に近づき、来年末までにECBが6回の追加利下げを行うとみている。
  
   
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PE投資が急回復し、非常に魅力的な」利益に期待大

 米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントの欧州責任者
   ロバート・セミナラ氏
ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、プライベートエクイティー(PE、未公開株)のディールメーキングが急回復しつつあると指摘し、PE投資は「非常に魅力的な」リターンを生むとの見方を示した。
 「現在は買い手と売り手の期待が合致しており、取引の活発化が見られる」と続けた。
 また、「最近は非常に積極的に動いている。当社は欧州だけで20億ドル(約2860億円)を投じている」と述べた。
 
 セミナラ氏は世界的な企業合併・買収(M&A)環境の再始動が遅れ、企業は投資家への利益還元に苦戦している。
 ただ、金利が低下しないまでも安定していることを背景に、多くの人々は一段とPE投資に期待を寄せている。

 アポロがプライベートクレジットで引き続き力強く成長すると予想している。
 米インテルの投資プロジェクトへの投資など、こうした形での企業との提携の可能性について「プ 

  
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米2年債利回りは8月CPI発表控え、2022年9月以来の低水準

 米国債相場は上昇。利下げを見込む動きをさらに強める可能性がある8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、2年債利回りは2022年9月以来の低水準を付けた。

 米2年債利回りは一時、5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.55%だった。
 11日発表される8月の米CPIは前年同月比2.5%上昇と、7月の2.9%から伸びが鈍化すると見込まれている。


posted by まねきねこ at 00:00| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする