イスラム組織ハマスは、パレスチナ自治区ガザでの停戦についてイスラエルとの合意を成立させることに「真剣」だと主張した。
ハマスは20日のテレグラムへの投稿で、紛争終結に向けた交渉をハマスが行き詰まらせているとの米国側の見解を否定し、ブリンケン米国務長官およびバイデン米大統領の発言は「誤解を招くものであり、戦闘停止を真剣に考えている者の現実を反映していない」と述べた。
ブリンケン氏は19日、イスラエルのネタニヤフ首相との会談後、同首相は停戦案を受け入れたとし、「次の重要なステップはハマスがイエスと言うことだ」と発言した。
この提案は最終的な詳細がまとまるまでの 「橋渡し的な合意 」だと説明していた。
この提案は最終的な詳細がまとまるまでの 「橋渡し的な合意 」だと説明していた。
ハマスは今回の停戦案について、5月に提示されたバイデン氏主導の計画と異なると指摘した。
イスラエルの最新の要求に不満を抱いていることを示唆した。
ハマスは米国と欧州連合(EU)からテロ組織に指定されている。
イスラエルの最新の要求に不満を抱いていることを示唆した。
ハマスは米国と欧州連合(EU)からテロ組織に指定されている。
新たな交渉が今週エジプトのカイロで始まることになっているが、日程はまだ決まっていない。エジプトと米国、カタールが交渉を仲介する。
主な問題の一つは、ハマスがいかなる停戦も戦争の恒久的な終結につながるべきだとしているのに対し、イスラエルはハマスの軍事力と統治能力を破壊するという目的を達成するために紛争を再開できることを望んでいることだ。
ひとこと
そもそも論だが、ネタニアフ自身が汚職まみれで、和平交渉が進めば、イスラエル国民からの追求が激しくなるため、容易には合意しないだろうし、合意したとしても、工作等で破綻する可能性が強そうだ。