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2024年05月30日

アジアと欧州で広がった債券売りの動きを受けて、米国債券の入札で需要が低調

 米国債利回り上昇が投資家心理に重しとなる中、逃避需要から米ドルは買われた。
 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は2週間ぶり高水準に上げた。

 米国債は下落し、米国株も押し下げられた。
 前日に続いて米国債入札が低調となったことを受け、米金融当局が利下げを急がない姿勢を見せる中で、利回りの上昇継続をもたらし得る国債供給増加への懸念が強まった。

 この日実施された7年債入札(発行額440億ドル)では、最高落札利回りが4.650%と、入札前取引(WI)水準の4.637%を上回った。
 前日に実施された2年債と5年債の入札も需要は軟調だった。これらの入札は複数の資産クラスに対して影響力を強めており、インフレが減速の兆しをほとんど見せない中、米金融政策を巡る不透明感がいかに市場を支配し続けているかを浮き彫りにした。

 
ひとこと
 米国の金融政策が不透明であり、このままでは日本経済はゆでガエルで末路を迎えかねない。
 年金機構が欧米債券への投資を広げても、政治圧力にさらされ売れない環境にあれば後期を逸することになるだけだ。
   
  
posted by まねきねこ at 07:47| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[速報]北朝鮮 朝鮮半島東の日本海に弾道ミサイル発射(韓国軍)

 韓国聯合ニュースは北朝鮮が30日、東海岸沖に向け弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したとの韓国軍当局の発表を伝えた。
 また、海上保安庁は防衛省からの情報を引用し、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射され、既に落下したとみられると公表した。
 
 韓国軍の合同参謀本部は30日、北韓が韓半島東の海、日本海に向けて、弾道ミサイルを発射したと明らかにしました。
 日本の防衛省と韓国軍は、今回の弾道ミサイルの飛距離や高度など、詳しい情報の収集と分析にあたっています。
 北朝鮮は今月17日に短距離弾道ミサイルを発射したほか、27日には軍事偵察衛星を打ち上げたばかりで、ロシアからのミサイル技術の提供を受けた行動で、最大の北朝鮮支援国でもある中国政府への揺さぶりにも見える。
  
    
posted by まねきねこ at 07:05| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クルップ Krupp ドイツの鉄鋼王

クルップ
   (Krupp)
 ドイツのエッセンにあり、長い歴史を持つ重工業企業
 ティッセン社と1999年に合併し
   ティッセン・クルップ
が誕生した。

 現在は巨大な工業コングロマリットとなっている。

 鉄鋼企業のクルップはプロイセンの炭坑町・エッセンで
   フリードリヒ・クルップ
          Friedrich Krupp
            (1787年-1826年)
が、ライン川の水力を動力に利用して鋳鉄工場を構えたのが創業の始まりという。
   
 当時イギリスのシェフィールドが独占していた
   鋼鉄の鋳造による製造
を試みた。
  
 しかし、技術的な難関を乗り越えることができず、借金を重ねて倒産寸前まで追い込まれていた。

 わずかな職人を雇用するこの工場でフリードリヒが亡くなった。
 その後、14歳だった長男の
   アルフレート・クルップ
      (Alfred Krupp 1812年-1887年)
が跡継ぎとなり事業を引き継いだ。

 アルフレートは研究を重ね、ついに鋳鋼の製造に成功し
   工具や食卓ナイフ、スプーン
の製造を始めるようになった。

 クルップは鋳型に模様をつけることにより、柄に花などの模様のあるスプーンを最初に作り出したといわれている。

 その後、貨幣の鋳造機や蒸気機関車の車輪の製造を開始し
   ドイツ関税同盟
が1834年に成立したことで、加盟国間での
   関税や通行料
が廃止されたことから、大量の鉄道車輪の注文取り付けに成功した。
   
 また、この年からクルップの工場は渇水のたび停止せざるを得ない水力発電に頼ることをやめた。
  
 エッセンで最初とされる石炭エネルギーを利用した蒸気機関を動力に用いるようになった。
 欧州列強の中で後進国であった当時のドイツで最初に鉄道が敷かれたのは意外に早い時期の1835年であった。


 ナポレオンが倒れた後、ヨーロッパでは革命の嵐が吹き荒れフランスで1830年に7月革命、1848年に2月革命が起こった。

 革命の機運の広がりを捉えたクルップは社会不安の高まりにより次第に武器の生産を拡大するの道を歩むようになり
   戦争で繁盛するなら大いに結構
というクルップ家の伝統が形成されていったといわれている。
  
     
posted by まねきねこ at 06:00| Comment(0) | よもやまばなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする