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2024年01月18日

中国李首相によると中国の23年GDP成長率は政府目標を超えて約5.2%?


 中国の李強首相は16日、スイス・ダボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)年次総会で、2023年の国内総生産(GDP)成長率は5.2%前後となり
   「大規模な景気刺激策」
に頼らずに政府の成長目標を上回ったと明らかにした。

 李氏はWEFに中国のナンバー2として初めて登壇し、「昨年は中国経済が回復し、上向いた。成長率は5.2%前後と推定され、昨年設定された『5%前後』の目標を上回った」と指摘した。
 また、「経済発展を促進する上で、われわれは大規模な景気刺激策に頼らなかった」と言明した。

 2017年に習近平国家主席がWEFに出席して以降、中国からの出席者で李氏は最高レベルの高官となる。

 中国政府がこの景気の勢いを、今年どう維持していくのかに注目が集まっている。
 この事情に詳しい関係者が明らかにしたところによれば、同国は
   1兆元(約20兆3000億円)規模
の特別国債発行を検討しているという。

  中国の国際収支で示される対内直接投資は23年7−9月(第3四半期)に1998年の統計公表開始後で初めてマイナスとなった。
 
 これは中国への利益の再投資に企業が以前ほど前向きではないことを反映している可能性があるが、この傾向は米国との利回り格差によって外国の方が
   投資利益
が高いことも一因となっている。

 李氏は中国での外資系企業の環境改善をあらためて表明したうえ「クロスボーダーのデータの流れや政府調達への参加といった問題に対する一部の国際企業の懸念については、関連政策の策定に取り組んでいる」と述べた。
  
 
ひとこと
 
 中国への投資基準は中国政府及び軍事力の強化になる技術や生産システムなどの移転が可能な企業への恩恵的な優遇が行われてきたが、技術等の移転が終われは、海外企業は不要というロジックがあり、最終的には設備等がタダ同然というよりも金を出して引き上げることになるところが多いようだ。
 
   
posted by まねきねこ at 23:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米地区連銀経済報告で消費の底堅さ示すが、労働市場は軟化を示唆


 米連邦準備制度理事会(FRB)が17日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、ここ数週間、底堅い消費に支えられる形で経済は前進しており、製造業など他分野で見られた弱さが相殺されたと指摘した。

 ベージュブックは「ホリデー期間中、消費は大半の地区の予想通りとなったほか、ニューヨークを含む3地区では予想を上回り、安堵感をもたらす結果となった」と記した。

 また、過半数の地区は、調査期間中の経済活動に「ほとんど、ないし全く変化がなかった」としたものの、今後については楽観を強めているとの認識が示された。

 「総じて、大半の地区は企業の将来の成長見込みに関して前向きないし改善、またはその両方だった」と記された。

 今回のベージュブックは12地区連銀が1月8日までに集めた情報を基にフィラデルフィア地区連銀がまとめた。

 また、全般的に見て、企業は調査期間中にインフレ圧力が緩和したとの認識を示した。

 ベージュブックは「価格に対する消費者の感度が高まったことで、小売業者は利幅の縮小を余儀なくされ、サプライヤーによる値上げの動きに抵抗した」と指摘したうえ、大半の地区で、投入価格が横ばい推移もしくは下落している企業の例が挙げられた。

 ほぼ全ての地区が労働市場の軟化を示唆する兆候を1つ以上挙げ、半分余りの地区は全般的な雇用水準にほとんど、ないし全く変化がなかった。多くの地区で企業は今後1年間の賃金の伸びはさらに鈍化するとみている。

  
ひとこと

 経済指標等はまちまちで利下げ感が後退しているが、インフレ懸念もあり、綱引きになりかねない。


   
posted by まねきねこ at 09:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国経済統計で堅調な年末消費を反映し、小売売上高が3カ月ぶりの大幅な伸び


 昨年12月の米国小売売上高は前月比0.6%増(前月は0.3%増)と3カ月ぶりの大幅増加となった。
 なお、市場予想は0.4%増。
 ホリデー期間の消費は堅調な形で締めくくられ、2024年にかけて個人消費の底堅さが続いていたことを示唆した。 

 13項目のうち9つで増加した。
 衣料品の他、百貨店を含む総合小売店、無店舗小売りでの伸びが目立った。

 自動車・同部品の売上高は1.1%増だった。
 一方、ガソリン価格の下落を背景に、ガソリンスタンドの売上高は3カ月連続で減少した。

 今回の数字は、家計支出がおおむね
   上振れサプライズ
となってきた1年間を締めくくる数値でエコノミストらのリセッション予測は、そうした状況を背景に実現しなかったが、長引くインフレや借り入れコストの高止まり、貯蓄減少に消費者が直面する中では、こうした勢いは2024年に鈍るとエコノミストらは予想している。

 国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高は0.8%増加と昨年7月以来の大幅な伸びを示した。

 小売売上高は
   主に財の購入
を反映しており、これが全体の消費支出に占める比率は比較的小さい。
 なお、12月の個人消費支出(PCE)全体の数字は今月下旬に公表される。
 
   
    
posted by まねきねこ at 08:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中国のリスクリワードは「劇的に変化した」?JPモルガンCEO


 JPモルガン・チェース
   ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)
は17日、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)でCNBCのインタビューに応じ、中国進出を考えている投資家は「リスクリワードが劇的に変化した」ため、「やや心配」する必要があると述べた。
 
 また、中国は金融サービス企業に対して「非常に一貫した」開放姿勢を見せているが、米国企業にとっての潜在的な利点を見極めることは一段と複雑になっているとの考えを示した。

 一方で、「中国は確実にビジネスへの開放姿勢を維持し、外国企業に対して公平であるよう努めている」とも指摘した。
 
 ダボス会議で中国の李強首相と会談したと述べ、「彼らがここにいるのは良いことだ」と続けた。



posted by まねきねこ at 07:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米欧英の金融当局が今年行う利下げの見通しは金融市場でいずれも後退


 世界の主要な債券市場で、ついにトレーダーが
   中央銀行の警告
に注意を向け、今年の急激な利下げを見込むポジションを縮小し始めたようだ。

 事実上確実だと投資家が見なしていた米国の3月利下げ開始は、いまや確率が半々に低下した。
 米当局者は慎重に動くべきだと述べて急激な利下げ見通しを戒めた
   ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事
の発言や、予想以上に好調で米経済の強さを示した小売売上高を受け、米国債利回りは全年限で上昇した。

 同様のポジション修正は英国でも進行して、17日朝に発表された英国のインフレは予想外に加速し、英10年債利回りは一時20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近く上昇と、ほぼ1年ぶりの大幅上昇ペースを描いている。
 
 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はブルームバーグとのインタビューで急激な政策緩和を見込む市場はインフレとの闘いの助けにならないと指摘、国債の売りに拍車をかけた。

 比較的堅調な雇用や経済、インフレが根強く目標を上回る水準にとどまり続ける懸念など、中銀が慎重になる要因はいくつか見られ、インフレを当初は一過性だと予測していた多くの政策当局者にはそのトラウマがあり、主要国でインフレがピークを過ぎたとしても脅威を再び過小評価し、拙速な緩和を行うことには警戒感がある。



 17日の米債券市場では、金融政策への感応度が高い2年債が最も大きく売られている。同利回りは過去2日間で20bp余り上昇して利回り曲線はフラット化し、中銀のハト派的な見通しが後退した際に見られる典型的な動きを示した。先物市場では米当局が今年行うとみられる利下げ規模が同日に約16bp縮小し、141bpほどとなった。

 
ひとこと
 
 異次元の金融政策を信奉し続ける根拠の数値自体がそもそも問題であり、国民の財貨を消耗し続ける金融政策を続ける愚かさは、失敗に学ぶ姿勢が欠落した日銀の姿そのものだ。
 

posted by まねきねこ at 06:47| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

50年ぶりの挑戦に暗雲!!米国の無人月面着陸機がロケット分離後に不具合


 米国アストロボティック・テクノロジーの
   月面着陸機「ペレグリン」
は、宇宙空間で技術的不具合に見舞われた。2月末に予定されている月面着陸の成否が危ぶまれている。

 ペレグリンを搭載したユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の大型ロケット「バルカン」は、米フロリダ州ケープカナベラルで現地時間8日午前2時18分に打ち上げられた。
 その約50分後、ペレグリンはバルカンから切り離され、「安全なオペレーション状態に入った」後、問題が起きた。


 同社はソーシャルメディアのX(旧ツイッター)に「残念なことにその後発生した異常により、アストロボティックは安定した太陽指向を達成できなくなった」と投稿した。

 同社は2回目の状況説明で、ペレグリンが正しい位置情報を得られないのは
   推進力の問題
が原因かもしれないと指摘した。
 この問題は「月面に軟着陸する能力を脅かしている」と続けた。

 アストロボティックとペレグリンの通信はこの日一時的に途絶えた後に復旧した。
 チームは太陽光パネルの位置を調整するために「事前に計画されていなかった作業」を行ったことを別の投稿で明らかにした。

 同社は原因究明を試みた後、極めて重要な推進剤が宇宙空間で失われていることを確認した。
 「現時点でどのような代替ミッションが実行可能かを評価している」とし、もはや月面着陸は選択肢ではないことを示唆した。

 無人の月面着陸を試みる国や民間企業が近年増えている。
 ただ、成否の度合いにはばらつきがある。
 
 イスラエルの非営利団体「スペースIL」は2019年、日本の宇宙ベンチャー企業「アイスペース」は23年にそれぞれ挑戦した。
 しかし、いずれの着陸機も月面に衝突してしまった。
 19年に失敗したインドは、昨年8月の再挑戦で月面着陸に成功し、世界で4番目に成功した国となった。


posted by まねきねこ at 00:00| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする