当ブログ内の情報はあくまでも参考情報です。投資にあたっての判断は投資する人の自己責任でお願いします。
当ブログでは、一切の責任を負いませんでご了承下さい。

マーケット出来事貴金属とレアメタル宝石と宝飾品貴金属の取引方法貴金属取扱会社

2024年01月05日

雇用統計後の利回り急上昇見込む米国債に大量の弱気オプション


 米国債オプション市場では4日、翌日発表の米雇用統計が指標利回りの約9カ月ぶり大幅上昇を誘発すると見込む弱気な賭けが大量に出現し、騒然となった。

 この取引は5日の取引終了までに米10年債利回りが4.15%に急上昇すると想定するものだ。
 4日午後の水準から約0.15ポイントの上昇を見込んでおり、想定通りなら10年債利回りは昨年3月下旬以来の大幅上昇となる。

 米国債相場は2カ月にわたり大きく上昇して2023年をプラスのパフォーマンスで終えた。
 その後、年明けは不安定な展開となっている。  

 米東部時間5日午前8時半(日本時間同午後10時半)発表の昨年12月の米雇用統計は、堅調な数値になるとの期待が高まっている。
 
 4日に発表された別のデータでは、12月に米企業による採用活動が活発化したことが示された。
 こにほか、12月30日終了週の新規失業保険申請件数は減少している。

 このオプションを買う動きは4日に著しく活発化し、
   62万5000ドル(約9000万円)のプレミアム
で約2万枚のポジションが構築された。 
 
 なお、10年債利回りが現水準より約20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い4.20%で5日の取引を終えた場合、この賭けの利益は約1000万ドルに達する可能性がある。

 5日に発表される昨年12月の非農業部門雇用者数は前月比17万5000人増と予想され、市場では18万5000人増との見通しもささやかれている。
 一方、ブルームバーグ・エコノミクスの
   ナウキャスト
では、12月は28万3000人増加(11月は19万9000人増)し、失業率は3.6%(同3.7%)に低下すると予想されており、数値の差で綱引きが起きそうだ。
 
  
ひとこと
 
 円売りが加速しかねない中、日銀が保有している米国債や米ドルを売り抜け円に変える好機であり、市場の流れを妨げることなく売り抜けたうえ、円資産の拡大となるよう為替市場で入手した円資金を国債発行残高の精算に使って行く取り組みを強化すべきだろう。
 
 これまで米国政府の意のままに円安・低金利政策という異次元の金融政策で戦後つみたててきた日本国民の資産が安価に国際資本に提供され、商品市場における原油や天然ガス、鉄鉱石から石炭、小麦粉、食肉などを高い価格で買い続けてきた安倍政権のエセ右翼的な米国等軍産複合体制に擦り寄りすぎると揶揄される忖度政治から適切な距離感を持って離脱を図るべきだろう。


 
posted by まねきねこ at 20:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MBOなどが年末から非常に目につくようになった?円高にかじを切る流れを見越した国際資本のロードマップを見ているだけの話だ。

  
 みずほ証券の浜本吉郎社長は、MBOなどが年末から非常に目につくようになったとして「日本ではM&A市場が活発化する可能性はある」と指摘した。

 また、「日本株には割安感があり、日本の企業に対する米企業の関心は非常に強い」と述べ、日本企業との提携などに興味を持つ海外からの問い合わせが多いと続けた。

  
ひとこと

 日本企業の安売りを仕掛ける円安は国益にはならない。
 円高になればたたき売り逃げ出す資金が含まれてしまっている。
 企業の保有する技術や生産ノウハウが企業間提携で安価な費用で流出しかねない。

 愚かとも言える政治家の政権保持を意識した米国や国際資本への忖度が限度を超えており、国民の金融資産を円安と低金利を利用して安価な費用で海外に提供し、この資金が商品市場特に穀物や原油、天然ガスなどの地下資源、寡占的なブランド戦略に揺さぶられ吐き出されてしまっていることを放送すらしないマスコミの質の悪さにも注目すべきだろう。


    
posted by まねきねこ at 18:35| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市場がディスインフレのシナリオを誇張し過ぎている


 債券市場で30年にわたる経験を持つベテランで、現在はGSFMの投資コンサルタント
   スティーブン・ミラー氏
は顧客向けリポートで「市場がディスインフレのシナリオを誇張し過ぎているだけに、私がファンドマネジャーや市場参加者なら安価なオプションで安全策を講じるのが望ましいと考えるだろう。それ故、こうした弱気な賭けが市場に出てくるのは理にかなう」と述べた。

  
  
posted by まねきねこ at 18:21| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY金取引相場は反発


 ニューヨーク金先物相場は米国の雇用関連データが強い内容となり
   利下げの時期やペース
に関する予想を見直す動きが広がる中、運用費用の増加となるため伸び悩む場面が出たものの反発した。

 ADP統計と新規失業保険申請件数を受けて米国債利回りと米ドルが上昇し、金の上値が抑えられた。

 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は
   1オンス=2050ドル
と前日比7.20ドル(0.4%)高で取引を終了した。  
      

    
posted by まねきねこ at 11:00| 愛知 ☀| Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

原油相場は米国のガソリン在庫が増加し、需要の不安定な状況が示唆され反落


 ニューヨーク原油相場は米国のガソリン在庫が増加し、需要の不安定な状況が示唆され反落した。

 米エネルギー情報局(EIA)の週間データによると、ガソリンの在庫は約30年ぶりの大幅増となった。
 原油在庫は強弱まちまちで、主要貯蔵拠点であるオクラホマ州クッシングでは昨年7月以来の高水準に増加した。一方で、米国全体の在庫量では減少した。

 原油はこれより先、リビアでシャララ油田に続いて、エルフィール油田でも抗議活動により生産が停止されたことが影響し一時1.8%値上がりする場面もあった。 

 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は
   1バレル=72.19ドル
と前日比51セント(0.7%)安で終了した。
 ロンドンICEの北海ブレント3月限は66セント(0.8%)安の77.59ドルだった。

 
     
posted by まねきねこ at 10:00| 愛知 ☀| Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国10年債利回りは4%台に乗せた。 

  
 米民間企業の採用が活動して12月に予想以上に活発化(ADP統計 )
 
 米国債相場では、ADP統計と新規失業保険申請件数の発表後に売りが強まり、10年債利回りは4%台に乗せた。
 住宅ローン金利などの指標となる10年債利回りは今年に入り、約12bp上昇している。

 スワップ市場では現在、3月FOMCまでの25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げ確率を65%前後と織り込んでいる。
 前週に比べ市場の利下げ織り込み具合は後退した。

  
posted by まねきねこ at 10:00| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「イスラム国」がイランでの無差別爆破テロについて犯行声明を出した


 イランで3日に発生した爆発事件について
   過激派組織「イスラム国」(IS)
がテレグラムへの投稿を通じて犯行声明を出した。
 
 イラン保健相は4日、イスラム革命防衛隊司令官だった
   カセム・ソレイマニ氏
の墓の近くで起きた2回の爆発で95人が死亡、211人が負傷したと発表した。
 同事件では100人近くが死亡し、中東での緊張を一段と強めると懸念されていた。
 
 この爆発について、イスラエルによるガザ侵攻に反対するイランの姿勢に対する懲罰的行動だと述べていたが、米国政府当局者は当初からイスラム国などの組織による犯行の特徴があると指摘していた。
 

ひとこと
 
 反目し合う流れを作り出そうとするISの目論見で起きたテロ行為であり、敵の敵は見方ではなく敵という構図だ。
 
    
posted by まねきねこ at 09:59| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米民間雇用者数は12月予想以上に活発


 12月の米民間雇用者数は16万4000人増加し、昨年8月以来の大幅増、予想も上回った。
 労働市場の熱気が冷めつつある中でも依然、労働力が求められていることが示唆された。

 娯楽・ホスピタリティーや教育・医療サービスといったサービスセクターで特に増加した。
 ただ、賃金の伸びは引き続き鈍化した。

 ADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は「賃金・物価スパイラルのリスクは消失したも同然だ」と指摘した。

posted by まねきねこ at 09:51| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY外為市場では米ドルが5営業日続伸

 
 外国為替市場では米国経済統計で雇用指標が発表後の米国債利回り上昇が支援材料となドルが5営業日続伸し、主要10通貨では円の下げが目立った。

 複数のトレーダーによると、ヘッジの動きや実需の買いもドルを押し上げている。

 円は対ドルで3営業日続落となった。ニューヨーク時間午前の取引では、2週間超ぶりの安値となる1ドル=144円85銭まで一時下げる場面もあった。

 なお、金融市場では能登半島地震の影響を受け、日銀のマイナス金利解除観測が後退している。


     
posted by まねきねこ at 09:01| 愛知 ☀| Comment(0) | マーケットの動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨年12月に労働市場が景気循環的に弱含んだと示す兆候はほぼない


 市場参加者の多くは、5日発表の12月雇用統計で、非農業部門雇用者数が17万5000人増、失業率は前月の3.7%から3.8%への上昇を予想している。

 
 BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト
   ベン・ジェフリー氏
は「現状では、昨年12月に労働市場が景気循環的に弱含んだと示す兆候はほぼない」と指摘した。
 
 また、「FOMC議事要旨が示唆したように、米金融当局が政策金利を長期にわたって高水準で維持する根拠を5日の雇用統計は提供するとみている」と続けた。


  
posted by まねきねこ at 09:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY時間、ナスダック100が1年ぶりの長期下落


 米金融市場では4日、国債相場が労働市場の堅調さを示す経済指標を受けて早期利下げの観測が後退し売りが広がって下落(利回りは上昇)した。
 
 また、株式市場ではハイテク銘柄の比重が高いナスダック100指数が5営業日続落し、2022年12月以来の長期連続安となった。

 昨年の相場上昇のけん引役だったAI関連のハイテク銘柄は
   利益確定の売り
に押されている。
   
 個別銘柄では、iPhoneの在庫水準に懸念があるとし、パイパー・サンドラー(Piper Sandler)が投資判断をオーバーウエートからニュートラルに引き下げたことが響いたアップルが1.3%安で4営業日続落している。
 アナリストの間ではアップル株の投資判断引き下げが相次いでいる。

 経済市場では、米企業の採用活動が昨年12月に活発化したことが示された。
 また、2023年最後の週となった先週の米新規失業保険申請件数は10月以来の低水準となった。

 市場参加者が関心を寄せる5日発表の12月雇用統計では、非農業部門雇用者数が17万5000人増、失業率は前月の3.7%から3.8%への上昇が予想されている。

 
  
posted by まねきねこ at 08:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FOMC議事要旨 24年の利下げ視野にするも、高水準の金利は「当面」維持


 米国連邦公開市場委員会(FOMC)が1月3日に公表した昨年12月12ー13日に開いた会合の議事要旨で、景気抑制的な政策スタンスを「当面」維持するのが適切との見解で一致した一方で、政策金利はピークにある可能性が高く、2024年中に利下げが開始されるとの認識が示されたことが明らかになった。

 議事要旨には「政策金利は今回の引き締めサイクルにおけるピークか、それに近い可能性が高いとの認識を参加者は示した」とも記述があった。

 その上で、当局者らは「インフレの持続的な鈍化が明確になるまで、当面は政策が景気抑制的なスタンスにとどまることが適切になるとの見解を再確認した」という。

 また、インフレ面で「明確な進展」が見られるとし、参加者の間でインフレの道筋に対する楽観が強まったことが示唆された。そうした傾向が続いた場合に、FOMCは24年中に政策金利を引き下げる意向だと表明。ただ引き下げのタイミングについてはなお不透明とした。

 議事要旨には「提出された予測では参加者ほぼ全員が、自身のインフレ見通し改善を反映させた基本予測として、24年末までのフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジ引き下げが適切になることを示唆した」と記した。

 FOMCは12月会合でFF金利の誘導目標を5.25−5.5%で据え置いた。据え置きは3会合連続となる。
 この決定は全会一致であった。
 声明では追加利上げの選択肢を残したが、参加者の予測では、積極的な引き締めサイクルが終わりを迎えたことが示唆された。

 インフレをさらに鈍化させる上での供給の役割について、当局者らは会合で議論したという。
 幾人かの当局者は、サプライチェーンの改善と労働力供給の増加は「おおむね完了」したと指摘した一方、さらなる改善の可能性を見込む当局者も数人いた。

 賃金の力強い伸びが根強く続いたり、経済成長が予想外の堅調さを示した場合、インフレの当局目標に向けた進展が減速、または脅かされる恐れさえある。
 当局者の最新予測では24年の成長率は1.4%と大きく減速し、雇用への影響はほとんどないとの見方となっている。

 「参加者は総じて、経済見通しを巡っては不確実性が高いとの認識を示した」と記した。


   
posted by まねきねこ at 08:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

23年米株上昇の波に乗ったのはヘッジファンドで、売り方は個人(BofA)


 2023年の米国株市場はS&P500種株価指数が24%高、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は1999年以降で最大の上昇となるなど、素晴らしい1年となった。

 こうした相手となったのがリテール投資家で、当然、そうした好調の波に乗れなかったもよう。
 バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト
   ジル・ケアリー・ホール氏
らが率いるチームは3日付の顧客リポートで、BofAの顧客は23年に米国株に
   660億ドル(約9兆4800億円)
を振り向け、全体として買い越しとなったと指摘した。
 
 購入が特に顕著だったのは法人やヘッジファンドで、米国株の買い越しは4年ぶりとなった。
 
 一方、機関投資家と個人顧客は売り越しており、個人顧客の米国株からの資金引き揚げは2019年以降で最大だった。
 BofAの顧客の間ではテクノロジーと通信サービスの株式が買われた。
 一方、工業やエネルギー、生活必需品、公益は売られた。
    

     
posted by まねきねこ at 05:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする