フィリピン軍のブラウナー参謀総長は23日、南シナ海で米軍と共同巡回を実施中に
中国軍艦
が12キロの距離で追尾しているのを確認したと記者会見で明らかにした。
また、日本との間で合同演習を行う前提となる
「円滑化協定(RAA)」
が署名できるよう望んでいるとも表明。自衛隊との共同巡回には協定締結が必要だと指摘した。
中国軍南部戦区の報道官は23日の談話で、米フィリピン両軍の共同巡回に関し「地域の平和と安定を破壊した」と批判し「国家主権と海洋権益を断固として守る」と強調した。
中国海軍のミサイル護衛艦が21日から南シナ海で定例の巡回を行ったとしている。
ブラウナー氏はパラワン島沖の天然ガス田から50キロ余りの海域で23日、フィリピン軍艦2隻と米軍艦1隻が追尾されたと説明した。
中国軍艦から無線警告や危険な行為は受けなかったとした。共同巡回は中国への対処を想定したものではなく米軍との相互運用性を高めるのが目的だと述べた。共同巡回は21〜23日に海上と上空で実施した。
日本は英国とオーストラリアの間では円滑化協定(RAA)を締結している。
日本と英国との間では9月15日(現地時間同日)、英国・ロンドンにおいて「日本国の自衛隊とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の軍隊との間における相互のアクセス及び協力の円滑化に関する日本国とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定(日・英部隊間協力円滑化協定)」(本年1月11日署名)の効力発生のための外交上の公文の交換が行われ、これにより、この協定は、本年10月15日に効力を生ずることとなっている。
ひとこと
貪欲で領土拡大を狙う中国共産党政府の覇権に対する措置が甘すぎるのは米国やロシア、中国に媚びへつらう日本の与野党政治家の本質だ。
ただ、米軍は第二次世界大戦後に米・英・仏・印などの連合国が敗戦国日本に駐留し権益網を広げたまま日本から金を吸い上げてきた。
未だ駐留軍が姿を変えて残って日本の自衛権の確保にくさびを打ち込み続けているのが米国の政治方針だ。
日本が軍事的自立することを来たった米国政府の措置であり、駐留米軍は安保条約などあらゆる分野で権益網を確保し続けている。
また、日本固有の領土である北方領土もロシアが居座り、北方領土が千島列島や樺太の南半分という明治時代のロシア帝国との間で締結した交換条約を無視し、腐ったロシアの工作員とも言える政治家が4島の返還に固執する姿は異常だ。
また、連合国の占領下に盗人のごとく韓国の李承晩が主張した李承晩ラインの内側にあった竹島を軍事侵攻したまま居座った現状で韓国との貿易関係で最恵国待遇にするなどといったことも違和感がある。
posted by まねきねこ at 07:20| 愛知 |
Comment(0)
|
イベント 出来事
|
|