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2023年07月08日

欧米金融当局による過度の引き締めが主要な経済リスクに(アリアンツ)


 アリアンツのチーフエコノミスト、ルドビク・スブラン氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、いわゆる「ソフトランディング」の見通しは、欧米金融当局者による物価上昇の抑制が行き過ぎないかに左右されると述べ、米国あるいはユーロ圏の政策当局者が過度な引き締めを行う恐れは世界経済にとって今最も顕著な脅威の一つであると指摘した。

 先進国の当局者のバイアスは今も追加利上げの方向で一致している。

 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)と欧州中央銀行(ECB)はいずれも今月の追加利上げが見込まれている。

 オーストラリアでは4日、当局者が政策金利を据え置いたものの、利上げ再開には含みを持たせ投資家への過度な動きを牽制した。

 スブラン氏中銀が長期にわたり過度に引き締めを維持した場合、その誤りがもたらすリスクが顕現化する可能性があると見ているが、過度な状況になるかどうかは市場参加者の投資家の意識を反映させたものでしかない。

 ECBが先週開催した年次フォーラムでの当局者発言に対しては「ECBが金融政策の完全な伝達を見届けようと、あと数回利上げした後で2024年いっぱい高水準の金利を維持したらどうなるだろうか」と問いかけたうえ、「私にとってそうした事態は政策ミスに匹敵するだろう。なぜなら根強い引き締めによる実体経済への影響が表れ始めるだろうし、そうなってから中銀が政策転換しても時既に遅しと言えるからだ」との考えを示し批判した。
 
 
ひとこと
 
 欧米国際資本の一翼企業のひとつであり、機関投資家として保有資産の価値の低下を避けるための姿勢を示したものだ。
 
 ゼロサム経済から言えば、カモネギ投資家を引き込むかどうか...
 
    

posted by まねきねこ at 09:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国労働市場の軟化を示す先行指標が軟化


 米国雇用統計で労働市場の軟化を示す先行指標とされる6月の臨時・契約社員の数は約2年ぶりの水準に落ち込んだ。 
 臨時社員は通常、需要が高まっている局面では最初に雇用され、成長が鈍化すると真っ先に削減の対象となる傾向があるためだ。
  
    
  
posted by まねきねこ at 07:33| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY金相場は買いが入り反発


 ニューヨーク金相場は6月の米雇用者数が予想ほど増加しなかったことを受けて、今月のFOMC会合が過ぎた後も利上げが続くとの懸念が後退し、買いが入り反発した。

 利上げがさらに続くとの見方から、金相場は5月上旬の高値から約7%下げていた。
 週間では小幅に上げた。

 先週までは3週連続で下げていた。
 
 市場の焦点は来週発表される米物価統計に移っており、11カ月連続で物価圧力の弱まりが示されると予想されている。

 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は同17.10ドル(0.9%)上昇の1932.50ドルで引けた。


   
posted by まねきねこ at 07:20| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月のFOMC会合での利上げができるかどうか...

  
 米国シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は7日、7月のFOMC会合での利上げを支持するには至らず、同会合までに精査するべき数週間分のデータがまだあると述べた。
 
 グールズビー総裁は今年のFOMCで議決権を有している。

  
   
posted by まねきねこ at 06:49| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米国の雇用統計で失業増の90%を黒人が占め、白人との格差が拡大


 米国6月の雇用統計で黒人の失業率が2カ月連続で急伸したことが明らかになった。
 
 労働市場が冷え込み始めた早期兆候が見られる中、労働力離脱が進んでいる。
 この冷え込みから黒人の失業者数は5−6月に26万7000人増加しており、全体で30万人増加した失業者数の90%近くを占めるなど一様ではない。

 6月の雇用統計によれば、黒人の失業率は6%に上昇した。
 これは昨年8月以来の高水準となったが、一方で白人の失業率は3.1%に低下し、黒人の半分程度でしかない。

 調査分析で、黒人労働者は景気が悪化し始めた局面で最初に解雇される傾向があると指摘されている。
 有色系労働者の多くが低賃金で技能工などが少なく、ヒスパニック系労働者の失業率は4.3%、アジア系は3.2%といずれも上昇したが経営悪化で自営業者から離脱し、就労する動きを高めたことも背景にある。 

 対照的に黒人の場合は、労働者が労働市場から離脱し自立化つつある。
 そのため、労働参加率はこれまで改善を続け、今年は一時、15年ぶりの高い水準に達、雇用者数は3カ月ベースで3%減少と過去最大級の減少率となっていた。

 労働市場における不平等を測定する上で重視されている黒人と白人の失業格差も、拡大に転じている。
 ただ、4月には過去最小幅に縮小していた。
   
 
ひとこと
 
 自営業者と就労者の数の変化であり、経済環境が変わる兆しなのかも。
 ただ、地域的な差は更に大きいため、人種間対立が激化する可能性もあり注意は必要だろう。
 
 
posted by まねきねこ at 06:29| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする