ユーロ圏の製造業活動は5月にさらに縮小し、3年前の新型コロナウイルス禍で世界的に製造業が活動停止を余儀なくされた時以来の大幅な落ち込みとなった。
サービスがけん引する景気の勢いが損なわれる恐れが出ている。
サービスがけん引する景気の勢いが損なわれる恐れが出ている。
S&Pグローバルが23日発表した5月のユーロ圏HCOB製造業購買担当者指数(PMI)は44.6と、3年ぶりの低水準となった。
前月からは予想外の低下となったうえ、サービス業PMIも55.9に低下した。
ただ、総合PMIは引き続き拡大を示唆したものの、そのペースには疑問符が付き、欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会が先週発表した四半期あたり最大0.4%の成長率見通しを達成できるかどうかは不透明。
前月からは予想外の低下となったうえ、サービス業PMIも55.9に低下した。
ただ、総合PMIは引き続き拡大を示唆したものの、そのペースには疑問符が付き、欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会が先週発表した四半期あたり最大0.4%の成長率見通しを達成できるかどうかは不透明。
発表された数値は、欧州最大の経済規模を持つドイツの製造業が低調で、ユーロ圏全体の景気に対する圧迫を強めていること示すことになった。