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2023年05月25日

OPECプラスの不意打ち減産は市場を「遊び場」とする投機筋を標的としたもの?サウジエネルギー相、原油の投機筋に「気を付けろ」と警告


 サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は23日、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の次回会合を約1週間後に控え
   原油の空売り勢に新たな警告
を発した。

 OPECプラスは先月、意表を突いて減産を発表した。
 しかし、世界経済の減速懸念を受けて、この数週間は運用担当者が原油相場に対して再び弱気に転じていた。


 アブドルアジズ氏はドーハで開かれたカタール経済フォーラムで、「私は彼らに痛い目に遭うだろうと忠告し続けている。彼らは4月に痛い目に遭った」と指摘し、「私は気を付けろとだけ言っておきたい」と続けた。


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米債務上限問題「最後の1時間」で合意も、米中冷戦警戒(ルービニ氏)


 リーマン危機を予言し、「破滅博士」の異名を持つ米経済学者で著名エコノミスト
   ヌリエル・ルービニ氏
は24日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米国債のデフォルト回避に向けた協議は長引く恐れがあり、債務上限引き上げで合意に至らなければ、市場は大打撃を受け、長期的にはドルの信認が損なわれると警告した。

 なお、「合意がまとまるのは最後の1時間に入ってからかもしれない。あるいは合意に至らない可能性もある。もし合意が実現しなければ、市場は暴落することになる」と述べた。

 ルービニ・マクロ・アソシエーツの会長を務めるルービニ氏は、ドーハで開催中の「カタール経済フォーラム」に参加している。
 同氏は2008年の金融危機を予見したことでよく知られている。

 また、ルービニ氏は米国と中国との緊張関係に触れ、「米中間の冷戦はさらに冷え込む」と予想しているという。

 広島で今月開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)に対する「中国の反応は、欧州や米国、日本などが中国に対抗するため徒党を組んでいるというものだ」と話したうえ、 「米中間の雪解けはないだろう」と指摘した。

 市場が直面する最大のリスクとして「地政学的恐慌」の脅威を挙げた。
 ロシアが続けるウクライナ侵攻の影響やイランとイスラエルの間での対立がエスカレートする可能性を指摘した。

    
ひとこと

 極端な考え方だが、起きることもある。


    
posted by まねきねこ at 05:49| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イエレン長官が警告する「Xデー」に対し、共和党の間で不信感が広がる


 イエレン米財務長官は「早ければ6月1日にも米政府の資金が底をつく恐れがある」とした警告について、下院共和党の間では不信感が広がっている。
 
 このままではデフォルトに陥るとした同長官の見方も疑問視され、債務上限を引き上げる緊急性を打ち消しかねない動きとなってきた。

 共和党のスカリス下院院内総務は23日、非公開の会合後に「何を根拠に6月1日という推計に至ったのか、もっと透明性が望まれる」と、記者団に述べた。
 そもそも、「後で日にちをずらすことができるよう、今の段階で保険をかけているように見える」と話した。

 共和党の見解について匿名で話した別の下院議員は、債務上限が引き上げられる前に米財務省が特別措置を使い切った場合は、政府職員の給与支払いをまず停止すべきだと批判した。

 ワシントン・ポスト紙は23日、米財務省が複数の政府機関に対し、一部の支払いで柔軟な対応が可能かどうかを文書で尋ねたと報じていた。
  

  
posted by まねきねこ at 05:42| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米企業活動で5月PMI予想外に上昇したうえ、インフレ圧力も示唆


 S&Pグローバルが23日発表した米国の製造業・サービス業を合わせた5月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は
   54.5(前月比+1.1ポイント)
と予想外に上昇し、昨年4月以来の高水準となった。

 サービス分野での堅調な需要が寄与しPMIも上昇、景気の先行きに対する見方も明るさを増した。一方、製造業PMIは低下して縮小圏となった。受
 注が縮小圏となったほか、生産の伸びが鈍化した影響がある。
 同指数は50を上回ると活動拡大を示唆する。

 こうした状況はインフレの抑制を目指す米金融当局にとって難題となっている。
 
 モノの価格は落ち着きつつある兆候が続いている。
 一方で、今回の統計はサービス分野で堅調な需要が続く中、インフレが高止まりしていることを示した。

 事業の見通しに関する指数は1年ぶり高水準に上昇した。
 企業は需要環境について楽観を強めてきており、経済がリセッションを回避する可能性が示唆される。

 また、総合PMIの雇用指数は昨年7月以来の高水準に上昇しており、強い需要の中で労働市場はタイト化しており、インフレ圧力を一段と高める要因になる。

 
   
posted by まねきねこ at 05:18| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする