チャールズ・シュワブ・アンド・カンパニーのチーフ債券ストラテジスト
キャシー・ジョーンズ氏
は顧客向けリポートで「信用収縮の傾向が続けば、力強い経済成長を維持することは難しくなる。最終的には、金利の低下が必要になるだろう」と指摘した。
こうした問題はどのくらい早いかが注目され、利上げからわずか2カ月で利下げに踏み切るのは1987年10月以来となると続けた。
当時のグリーンスパンFRB議長はブラックマンデーの後、大幅に利下げしている。
当時のグリーンスパンFRB議長はブラックマンデーの後、大幅に利下げしている。
今回、FRBは依然として回復力ある労働市場と高インフレ率、金融リスクの増大など特に難しいバランス感覚が必要になるという。
FOMCは先週、10会合連続の利上げを決め、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5−5.25%とした。
なお、当局は追加利上げの可能性を残しつつも、声明では、その可能性を見込むとの文言を削除した。
FOMCは先週、10会合連続の利上げを決め、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5−5.25%とした。
なお、当局は追加利上げの可能性を残しつつも、声明では、その可能性を見込むとの文言を削除した。