米国金融当局は利上げ停止に前向きなシグナルを送っているといった見方もある。
ただ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)の投資ストラテジスト
マイケル・ハートネット氏
は4日付の顧客向けリポートで、インフレ率の高止まりやリセッション懸念から、株式投資ファンドの資金流出が加速していることから、株式にまだ買いを入れる時期ではないと説明した。
ただ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)の投資ストラテジスト
マイケル・ハートネット氏
は4日付の顧客向けリポートで、インフレ率の高止まりやリセッション懸念から、株式投資ファンドの資金流出が加速していることから、株式にまだ買いを入れる時期ではないと説明した。
また、「新しい構造的な強気相場には米金融当局の大幅な緩和が必要」であり、そのためには「大規模なリセッション」が必要になると指摘した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は根強い価格圧力と底堅い労働市場によって利下げに転換できずにいるとして、「最後の利上げでの売り」を推奨した。
EPFRグローバルのデータを基にまとめたリポートによると、世界の株式ファンドからは3日までの
1週間に66億ドル(約8900億円)
が引き揚げられ、約2カ月ぶりの大幅流出となった。
一方、マネー・マーケット・ファンド(MMF)には約600億ドル、債券ファンドには110億ドルの資金がそれぞれ流入したという。
1週間に66億ドル(約8900億円)
が引き揚げられ、約2カ月ぶりの大幅流出となった。
一方、マネー・マーケット・ファンド(MMF)には約600億ドル、債券ファンドには110億ドルの資金がそれぞれ流入したという。
ひとこと
市場の見方はいろいろだ。
ウクライナへのロシア軍の軍事攻撃の状況によっては激変する可能性もあり、大きな変動の波に乗れるかどうかだ。