シリコンバレー銀行(SVB)の増資の取り組みにも関わっていた
ゴールドマン・サックス・グループ
の1−3月(第1四半期)は、ウォール街の他社が稼いだ債券トレーディング業務で波に乗れず、全体の純収入もアナリスト予想を下回った。
ゴールドマン・サックス・グループ
の1−3月(第1四半期)は、ウォール街の他社が稼いだ債券トレーディング業務で波に乗れず、全体の純収入もアナリスト予想を下回った。
18日の決算発表によると、債券・通貨・商品(FICC)トレーディング収入は前年同期比17%減少した。
なお、株式トレーディング収入は予想を上回り、債券不調の打撃を和らげたものの、これまでに決算を発表した米銀の中で唯一の減少となった。
なお、株式トレーディング収入は予想を上回り、債券不調の打撃を和らげたものの、これまでに決算を発表した米銀の中で唯一の減少となった。
同社は消費者金融部門マーカスの約40億ドル(約5400億円)相当のローンブックの一部を売却し、貸倒引当金4億4000万ドルを戻し入れた。
これにより利益はアナリスト予想を上回ったが、それでも前年同期比19%減だった。
純収入には、ポートフォリオの一部売却と残りを販売用に分類したことによる損失約4億7000万ドルがふくまれる。
貸倒引当金は1−3月業績に1億7100万ドルのプラス寄与した。
アナリストは8億2800万ドルのマイナス寄与を予想していた。
アナリストは8億2800万ドルのマイナス寄与を予想していた。
デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「第1四半期の出来事は現実世界でのストレステストとなり、ゴールドマンや米大手金融機関のレジリエンスを示した」とコメントした。