米ブラックロックの運用資産は1−3月(第1四半期)に
9兆900億ドル(約1210兆円)
に拡大した。
米銀数行の破綻を受けて、同社のファンドに資金が大規模に流入したことが背景という。
なお、ブラックロックは中国で外資として初めて資産運用会社としての認可を受けており、中国富裕層の資産運用や中国企業への投資など習近平体制や中国共産党との関わりで中国政治体制の変化の影響を受けやすいことにも意識が必要となるだろう。
ただ、旧ソ連においても米国の投資銀行なども大きな関係があり問題点も見られたが、利益の享受もあったのも事実だ。
9兆900億ドル(約1210兆円)
に拡大した。
米銀数行の破綻を受けて、同社のファンドに資金が大規模に流入したことが背景という。
なお、ブラックロックは中国で外資として初めて資産運用会社としての認可を受けており、中国富裕層の資産運用や中国企業への投資など習近平体制や中国共産党との関わりで中国政治体制の変化の影響を受けやすいことにも意識が必要となるだろう。
ただ、旧ソ連においても米国の投資銀行なども大きな関係があり問題点も見られたが、利益の享受もあったのも事実だ。
ブラックロックの14日発表によると、同社ファンドへの資金純流入額は1100億ドルだった。
投資家や顧客らが債券上場投資信託(ETF)に資金を移した。
ミューチュアルファンドやETFなど長期投資商品への純流入額は1030億ドルと、メディアが調査したアナリスト予想平均の841億ドルを上回った。
投資家や顧客らが債券上場投資信託(ETF)に資金を移した。
ミューチュアルファンドやETFなど長期投資商品への純流入額は1030億ドルと、メディアが調査したアナリスト予想平均の841億ドルを上回った。
ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)によると、地銀の健全性を巡る「信頼の危機」を背景に、3月には400億ドル余りが同社の現金運用商品に流入した。
「預金の流出は増えており、それらはETFやあらゆる形の現金ファンド、マネー・マーケット・ファンド(MMF)に流入している」とアナリストとの電話会議で発言したうえ「この種の混乱は当社にさらなる機会をもたらすだろう」と続けた。
ブラックロックの運用資産は昨年末時点の8兆6000億ドルから5.8%増加した。
株式・債券相場の上昇が追い風となった。
株式・債券相場の上昇が追い風となった。