イスラエルと周辺国の緊張が高まっている。
イスラエル軍は8日夜と9日未明にロケット弾6発がシリアから
ゴラン高原
に向けて発射されたと発表した。
シリアからの攻撃は異例のことで、イスラエル側は9日、シリア国内のロケット弾発射拠点に報復攻撃を行ったことを明らかにした。
イスラエル軍によると、発射された6発のうち2発が同国の占領地であるゴラン高原の空き地に着弾し、1発は防空システムで迎撃。残り3発は届かなかったという。負傷者は報告されていない。
イスラエル軍はシリア国内の拠点を戦闘機や無人機などで空爆した。
この攻撃目標にはシリア軍の施設や軍事レーダーシステムが含まれていたという。
レバノンのテレビ局アルマヤディーンは、シリアの首都ダマスカスに拠点を置くパレスチナ人グループが3発のロケット弾発射で犯行声明を出した。
同グループは、エルサレムにあるイスラム教の聖地
「アルアクサ・モスク」
でのイスラエル警察の行動に対する報復が目的だと主張している。
イスラエル軍は7日にはレバノン南部にあるパレスチナのイスラム組織ハマスの拠点を攻撃したと発表した。
その前日にはレバノンからイスラエル北部に向けて34発のロケット弾が発射され、2006年の大規模交戦以来の激しい攻撃を受けていた。
米軍は地域の緊張が高まる中、中東に
原子力潜水艦
を派遣したことを8日に明らかにした。
posted by まねきねこ at 06:43| 愛知 |
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