米国ノババックスは来年にかけての「継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)」に重要な疑義があると開示した。
同社は新型コロナウイルスワクチンの開発・販売に苦戦してきた。
発表資料で、業務の運転資金は十分に確保できるはずだが、2023年の売り上げについては「大きな不確実性」があると説明した。
この日発表した昨年10−12月(第4四半期)決算はアナリストの予想を下回った。
この発表を受け、ノババックスの株価は時間外取引で一時27%急落した。
この発表を受け、ノババックスの株価は時間外取引で一時27%急落した。
10−12月期の売上高は3億5700万ドル。
アナリスト予想平均は3億8030万ドルだった。
1株当たりの損益は調整後で2.28ドルの赤字だった。
アナリスト予想は1.15ドルの赤字だった。
同四半期末時点の現金および現金同等物の残高は13億4000万ドルだった。
アナリスト予想平均は3億8030万ドルだった。
1株当たりの損益は調整後で2.28ドルの赤字だった。
アナリスト予想は1.15ドルの赤字だった。
同四半期末時点の現金および現金同等物の残高は13億4000万ドルだった。
ノババックスは製造上の問題で規制当局へのコロナワクチンのデータ提出が遅れ、緊急使用許可を受けたときには、すでにモデルナとファイザーのmRNAワクチンが市場で支配的な地位を確保していた。
米政府はコロナワクチンの購入を中止して民間市場に委ねる準備を進めている。
米政府はコロナワクチンの購入を中止して民間市場に委ねる準備を進めている。
ひとこと
欧米ワクチンの摂取を奨励し、日本企業が開発したワクチンや治療薬の承認が遅れの問題に注目すべきだろう。
政権維持を目論見として国際資本おいのままに動いてきた日銀の金融政策と同様に腐った政治家に忖度し続ける官僚機構も国益を害し続けている。
そもそも、日本企業のワクチンや治療薬を承認すれば5月の連休後までワクチン接種などを奨励する必要もない。
余ったワクチンを接種させるのを最優先する動きでしかない医療行政も問題だろう。
最も後遺症に対する欧米ワクチンの害に目をつぶったままでは話にもならない。