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2023年01月27日

米国GDP リスク資産にはポジティブと映る


 シティー・インデックスのマーケットアナリスト
   ファワド・ラザクザダ氏
は顧客向けリポートで前回発表の数字より弱いGDPは、経済が減速しつつあることを意味するが、予想を上回る数字は同時にリセッションへの不安を和らげると説明した。
 さらに、いわゆる「ゴルディロックス」シナリオがこれにあたり、リスク資産にはポジティブと映るはずだと続けた。

 また、統計発表後の反応からは、これまでのところその見方が正しいことがうかがわれると指摘した。


   
posted by まねきねこ at 19:21| 愛知 ☔| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界の社債の値上がりは急激で行き過ぎと一部ファンドが警戒


 世界の高格付け社債市場は記録的な相場上昇に向かっており、企業は1月に入って既に4000億ドル(約52兆円)超を起債した。

 しかし上昇のスピードと激しさが、一部のファンドマネジャーを不安にさせているという。
 
 世界経済の弱さを指し示す経済指標やインフレによる可処分所得の減少、金利上昇の中で、社債の上昇は「急激過ぎるのではないか」といった判断を持つ。

 世界の投資適格級社債は年初から3.6%余り値上がりし、1月のリターンとして過去最高に向かっていると同時に、起債は世界的に活発で、モルガン・スタンレーやテレコム・イタリアなどを含む今月の社債発行額は合計で4000億ドルを超えた。  

 市場ではなお、インフレとの闘いが終わりに近づき追加利上げの必要性が減ったという楽観によって押し上げられている。
 相場上昇で世界の投資適格級社債の平均利回りは4.8%と、昨年10月のピーク時の5.8%から低下した。リセッションで最も打撃を受けるジャンク債ですら反発している。

  しかし今、こうした値上がりが息切れする兆候が表れつつある。景気減速が迫っているという懸念にもかかわらず、世界の投資適格級社債とジャンク債の両方で、リスクプレミアムは10年間の平均を数ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上回るに過ぎない。


 
posted by まねきねこ at 10:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米GDP 個人消費減速も在庫が寄与し、10−12月速報値は2.9%増


 昨年10ー12月(第4四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は
   前期比年率2.9%増
と予想よりも速いペースで増加した。

 米金融当局による積極的な利上げで今年の成長率は減速するリスクがあり、基調的な需要には減速の兆候が表れている。

 GDP増加率のおよそ半分は在庫積み増しによるものとなった。
 一方では、政府支出は2021年初め以来の大幅な増加に並んだ。

 米国経済の最大部分を占める個人消費は2.1%増と、予想(2.9%増)を下回った。
 前四半期は2.3%増だった。


posted by まねきねこ at 05:36| 愛知 ☀| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする