ドイツ政府は同国製戦車「レオパルト」のウクライナ供与についてまだ決定していない。
ただ、ピストリウス新国防相は北大西洋条約機構(NATO)の同盟国と合意できれば速やかに動くことが可能だと明らかにした。
ただ、ピストリウス新国防相は北大西洋条約機構(NATO)の同盟国と合意できれば速やかに動くことが可能だと明らかにした。
ピストリウス氏はドイツのレオパルト供与について、米国が主力戦車をウクライナに提供することを条件とはしていないと繰り返した。
他国の同戦車提供をドイツが承認するかについても同様だと続けた。
他国の同戦車提供をドイツが承認するかについても同様だと続けた。
レオパルトをすぐにでも供与する用意のある「結束した」国々にドイツが立ちはだかっているという「誤った印象」があると同氏は主張した。
「私がきょう示した立場に、多くの国が同意すると表明している。つまり、支持にも十分な理由があり、反対にも十分な理由があるということだ」と説明した。
「私がきょう示した立場に、多くの国が同意すると表明している。つまり、支持にも十分な理由があり、反対にも十分な理由があるということだ」と説明した。
現在、レオパルトは欧州の多くの国が採用しているため、とりわけ注目されている。
欧州の同盟国内にはさまざまな型式を合わせて数百台あり、より多くの国で供与の負担を分担できるため、ポーランドは自国からは14台提供する意向を示している。
欧州の同盟国内にはさまざまな型式を合わせて数百台あり、より多くの国で供与の負担を分担できるため、ポーランドは自国からは14台提供する意向を示している。
ドイツのラムシュタイン米軍基地では20日、オースティン米国防長官の主催でウクライナ支援を巡る国防相会議を開催した。
この会合後にピストリウス氏は記者団に対し、戦車供与で同盟国間の「統一した姿勢」はまだ成立できていないが、ドイツ政府は可能な限り速やかに決定を下すと主張した。
この会合後にピストリウス氏は記者団に対し、戦車供与で同盟国間の「統一した姿勢」はまだ成立できていないが、ドイツ政府は可能な限り速やかに決定を下すと主張した。
なお、「もちろん、レオパルトを供与する可能性は議論した。近く決定があると強く確信しているが、決定の内容は分からない」と続けた。
ショルツ独首相に対しては春に見込まれる戦闘激化に備えて重戦車の提供を求める圧力が強まっている。