ロシアの独裁者プーチン大統領に媚を売りその地位を高めてきた
ショイグ国防相
は17日、2023〜26年に軍の「大規模な改革」を実施すると発表した。
国防省が昨年12月に示していた総兵力を150万人まで増強する方針を確認した。
一方で、米シンクタンクの戦争研究所は17日付のウクライナ情勢報告で、ロシアが近く
2回目の動員令
を発表する可能性があると指摘した。
ロシアの通信会社タス通信によれば、ロシア軍の総兵力は23年の年始時点で115万人であることから3割程度の拡充となる。
ただ、米欧はロシアの侵攻下にあるウクライナへの軍事支援を強化しており、ロシア政府の
ペスコフ大統領報道官
は17日、動員令の発令の背景としての総兵力増強は「米欧による代理戦争が原因だ」と述べた。
ひとこと
動員令を出したとしても、前線に向かう将兵の武装は旧式の火器弾薬類でサビも見られるお粗末さといった情報が流れたうえ、冷感地域における服装も自給自足といったことが求められるという。
刑務所からの志願兵を前線に送り込んでも、途中で脱走し強盗などを行う兵士が多いとも言われる。
このまま動員兵に火器弾薬類を渡せば、戦域では督戦隊の配備もあり、味方からの銃撃も多数起きており、内戦を引き起こしかねないだろう。