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2023年01月13日

国内社債市場で起債延期などの影響


 日本銀行による昨年12月のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)修正を受け、国内社債市場で起債延期などの影響が出てきた。

 日銀は修正目的をゆがんだ利回り曲線の正常化など国債市場の機能改善とするが、さらなる修正への警戒感もあり今のところ起債環境の明確な改善には至っていない。

 読売新聞は12日、日銀が17、18日の金融政策決定会合で大規模緩和の副作用を点検し、必要な場合は追加の政策修正を行うと報じた。

 日銀が開催する金融政策決定会合で必要な場合は追加の政策修正を行うとの予測報道を受けて、債券市場では日本銀行によるさらなる政策修正観測が強まり、新発10年国債利回りは日銀の許容上限の0.5%に張り付くなど警戒感が強まった。
 
 また、先物相場は大幅安となり、中心限月は一時2014年5月以来の水準に下落した。
 

  
posted by まねきねこ at 09:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ECBが政策転換を促すのはコアインフレ率の低下のみ


 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー
   ホルツマン・オーストリア中銀総裁
は11日ウィーンで、「コアインフレ率がピークを付けない限り、総合インフレ率の動向がわれわれの決意を揺るがせることはない」と指摘、ECBの利上げの決意を変えることができるのはコアインフレ率の低下だけだと説明した。

 消費者物価の総合インフレ率はピークを付けたと期待できるが、コアインフレ率についてはそうではないと指摘したうえコアインフレ率をしっかりと注視する必要があると続けた。

 不確実性の高さから、いわゆるターミナルレートの水準を議論するのは時期尚早だと話した。
 あと4回の0.5ポイント利上げでターミナルレートに達するのかどうかは今後分かることだが、「われわれが迅速に、時期を逃さず、断固として行動することは確実だ」と続けた。
   
 
   
posted by まねきねこ at 07:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TSMCの23年投資計画、前年に届かず−日本に2つ目の工場検討


 半導体の受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が12日発表した1−3月(第1四半期)の売上高見通しは、アナリスト予想に届かなかった。

 なお、半導体業界がリセッション(景気後退)の可能性や米輸出規制強化に備える中、今年の設備投資についても前年実績を下回る計画を示した。

 TSMCが公表した1−3月の売上高見通しは167億−175億米ドル(約2兆2000億−2兆3050億円だった。
 アナリスト予想平均は179億米ドルだった。

 一方では、2023年の設備投資計画は320億−360億米ドルと、前年の363億米ドルを下回った。

円安の日本で安価な労働力の確保と中国国内の工場に対する中国政府の圧力などの懸念もある。
 
 魏哲家最高経営責任者(CEO)はまた、日本に2つ目の工場建設を検討していることも明らかにした。

 1−3月はTSMCとしては4年ぶりの減収となりそうで、世界的なテクノロジー需要減速の深刻さが浮き彫りとなっている。

 同社は上期売上高の減少率を1桁台半ばから後半と見込み、下期の挽回によって通年では若干の伸びを想定している。

 TSMCはトヨタ自動車や米ゼネラル・モーターズ(GM)など自動車各社の生産を制約していた半導体不足が、さらなる緩和に向かうと予想した。


 昨年10−12月の純利益は2959億台湾ドル(約1兆2780億円)とほぼ倍増した。
 これまで公表された月間売上高に基づく10−12月の売上高は43%増の6255億台湾ドルだった。



posted by まねきねこ at 05:06| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国内社債市場で起債延期などに影響


 日本銀行による昨年12月のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)修正を受け、国内社債市場で起債延期などの影響が出てきた。
 
 SMBC日興証券のチーフ金利ストラテジスト
   
森田長太郎氏
は、市場は1月会合で何らかの政策修正が行われることを織り込み始めていると指摘した。
 
 日銀の金融政策修正をメインの予想には置きにくいが、その可能性を警戒する「ライブ」な会合にならざるを得ないと指摘した。

 日銀は午前の金融調節で、残存期間1年超3年以下、5年超10年以下、10年超25年以下、25年超、変動利付債の定例買い入れを通知した。
 
 5年超10年以下の通知額は予定レンジ額の上限の7750億円と前回(6750億円)を上回った。それ以外は前回と同じだった。

 毎営業日行っている10年国債を0.50%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペも通知している。
 
 午後には予定額2兆円程度の2年物共通担保資金供給オペを通知した。
 日銀は同オペを4日から6日まで3営業日連続で実施したが、その後は通知を見送っていた。

 指し値オペの落札額はカレント銘柄が2兆5084億円、チーペスト銘柄が3000億円。合計額は2兆8084億円と、2022年6月14日(2兆2126億円)を上回り過去最高を更新した。

  
  
posted by まねきねこ at 04:55| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする