自動車市場調査会社エドマンズ・ドット・コムの集計データで米消費者が自動車購入の費用として月額少なくとも1000ドル(約13万3000円)支払っている比率が過去最高に急上昇したということが明らかになった。
借り手が苦境に陥りつつあるとの懸念が強まる格好となった。
ニューヨーク地区連銀によれば、米国の自動車ローン残高は22年7−9月(第3四半期)に1兆5200億ドルと、前年同期の1兆4400億ドルから増加した。
2022年10−12月(第4四半期)に新車のローンを組んだ消費者のほぼ16%は毎月の支払い額が同水準に達している。
なお、20年10−12月には、ローン返済額が月1000ドルだった自動車所有者の比率はわずか6.7%だった。
なお、20年10−12月には、ローン返済額が月1000ドルだった自動車所有者の比率はわずか6.7%だった。
中古車価格は過去数カ月に下落しており、銀行は自動車ローン事業でトラブルが生じる可能性を警戒している。
車の価値よりもローン残高の方が大きくなる可能性がある。
このため、返済延滞が相次ぎ、車の差し押さえという事態にもなりかねない状況がある。
なお、自動車ローンの残高は増え続けており、新車の平均価格は約5万ドルと過去最高を記録した。
車の価値よりもローン残高の方が大きくなる可能性がある。
このため、返済延滞が相次ぎ、車の差し押さえという事態にもなりかねない状況がある。
なお、自動車ローンの残高は増え続けており、新車の平均価格は約5万ドルと過去最高を記録した。