中国では主要な約10都市で地下鉄利用の回復が明らかになった。
中国共産党が全人代開催時の批判を封じ込める目論見から強硬に実施してきた新型コロナウイルス封じ込めを目指してきた「ゼロコロナ」政策を白紙デモの拡大懸念から突然の解除したことに伴う感染拡大の波はピークを迎えた可能性があることを示唆する数値が明らかにされた。
上海や広州、深圳、南京といった11の大都市では過去1週間の地下鉄利用者が増加した。
これに先立って北京や鄭州、重慶などでは12月半ばに地下鉄利用が回復に転じ、交通渋滞も増えていた。
中国政府ではコロナ対策に伴う移動制限や検査義務を突如撤回した先月上旬から国内で一気に感染が拡大している。
ゼロコロナ撤回直後は、在宅療養や感染予防のための外出自粛で人々の活動は減った。
ただ、地下鉄利用のデータは一部の都市で最悪期が過ぎ去った可能性を示すものだが、感染状況は不明なままだ。
中国共産党政府当局は1日、南部の主要な製造業拠点である広州で感染拡大はピークを付けたと発表した。
発熱外来の患者数は12月23日以降減少していると明らかにした。
なお、先週は北京や天津、重慶で感染拡大がピークに達したと保健当局が発表した。
経済再開によって新型コロナ感染による死亡者は増加した。
しかし、信頼できるデータが発表されていないことから正確な死者数は分かっていない。
また、地方の感染状況も明らかではない。
中国は1月21日から7日間、春節(旧正月)の祝日に入ることもあり、今後数週間は多くの人が帰省する時期に当たりり、人の流れがどれほどの広範囲で回復したのかを判断する重要な期間となるが、感染爆発とともに新種の感染症が起きる可能性もある。
posted by まねきねこ at 02:00| 愛知 ☁|
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