暗号資産(仮想通貨)トレーディング・融資プラットフォームのアジア大手、アンバー・グループは、今年の従業員へのボーナス支給を取り消した。
かつて業界の花形ともてはやされた同社は仮想通貨の下落に直面している。
かつて業界の花形ともてはやされた同社は仮想通貨の下落に直面している。
アンバーのマイケル・ウー最高経営責任者(CEO)はブルームバーグとのインタビューで、ボーナス取りやめおよび経営陣の減給を確認、引き続きコストを削減していくことを明らかにした。
ウー氏は「FTXが破綻する以前から当社は仮想通貨に冬が長く続く可能性に備えていた」と述べ、コストを削減する中で「残念ながら今年のボーナスはない」と説明した。
シンガポールに本拠を置くアンバーは今週、事業の成長減速や市場の不確実性に伴い、2022年の業績連動型報酬の支給を取りやめると従業員に通知した。
今年6月以降、アンバーは従業員削減や賃金カットを含む一連のコスト削減策を講じている。
市場に明らかな回復の兆しが見られるまで、自主的に給与の全額もしくは一部を受け取らないことを決めた経営陣も複数いると伝えた。
今年6月以降、アンバーは従業員削減や賃金カットを含む一連のコスト削減策を講じている。
市場に明らかな回復の兆しが見られるまで、自主的に給与の全額もしくは一部を受け取らないことを決めた経営陣も複数いると伝えた。