トランプ前米大統領は自身が経営しているソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で
憲法の条項の廃止
を主張し、民主共和党議員から批判が広がっている。
根拠も示すことないまま、いまだ2020年の大統領選で大規模な不正があったと主張を繰り返して選挙のやり直しを求めた投稿での発言で、民主党や共和党の一部から「民主主義への脅威」といった非難の声が強まっている。
憲法の条項の廃止
を主張し、民主共和党議員から批判が広がっている。
根拠も示すことないまま、いまだ2020年の大統領選で大規模な不正があったと主張を繰り返して選挙のやり直しを求めた投稿での発言で、民主党や共和党の一部から「民主主義への脅威」といった非難の声が強まっている。
こうしたトランプ氏の発言は、米ジャーナリストが2日、大統領選前にバイデン大統領の息子ハンター氏をめぐる疑惑を報じた記事について、記事へのリンクを「安全でない」と表示するかどうかを協議した内容が含まれていたツイッター社内の電子メールのやり取りなどにツイッター上で暴露したことに反応した。
トランプ氏は3日の投稿でこれを「大規模で広範囲にわたる不正と詐欺行為の暴露」と断じたうえで「2020年の大統領選結果を破棄し、正当な勝者を宣言するか、新たな選挙を実施するか?」と提起した。
また、「このような大規模な不正は、全ての規則、規制、条項、憲法にあるものでさえも廃止を可能にする」とも主張した。
これは大統領選の手続きを定めた憲法の条項を指しているとみられる。
これは大統領選の手続きを定めた憲法の条項を指しているとみられる。
ベイツ大統領副報道官はトランプ氏の投稿を「憲法への攻撃は米国の魂が嫌悪するものであり、 例外なく非難されるべきだ」と批判した。
民主党のシューマー上院院内総務はツイッターで「(トランプ氏は)米国の民主主義への脅威だ」と非難した。
民主党のシューマー上院院内総務はツイッターで「(トランプ氏は)米国の民主主義への脅威だ」と非難した。
共和党のマカウスキ上院議員はツイッターで「憲法の廃止を提案することは、就任宣誓への背信であるだけでなく、共和国への侮辱だ」と批判した。