トルコ中央銀行は24日、政策金利を1.5ポイント引き下げて1桁とした。
年内に金利を1桁にするよう主張していたエルドアン大統領の意向に沿った決定。
なお、今回の利下げで緩和サイクルは終了すると中銀は表明した。
年内に金利を1桁にするよう主張していたエルドアン大統領の意向に沿った決定。
なお、今回の利下げで緩和サイクルは終了すると中銀は表明した。
金融政策委員会(MPC)は1週間物レポ金利を9%と、これまでの10.5%から引き下げた。
事前のアナリスト調査で全員が予想した通りだった。
なお、リラは政策判断後も小動きで、イスタンブール時間午後2時8分は0.1%安の1ドル=18.6309リラとなった。
事前のアナリスト調査で全員が予想した通りだった。
なお、リラは政策判断後も小動きで、イスタンブール時間午後2時8分は0.1%安の1ドル=18.6309リラとなった。
MPCは声明で、「現在の政策金利は適切であり、8月に開始した利下げサイクルを終了することを決めた」と説明した。
トルコはインフレ率が85%を超えている。
ただ、世界的な引き締めの流れに逆行し4回連続の利下げを実施していた。
8月からの利下げは合計で5ポイントとなった。
ただ、世界的な引き締めの流れに逆行し4回連続の利下げを実施していた。
8月からの利下げは合計で5ポイントとなった。