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2022年11月20日

早期の政策転換見込むのは誤り?弱気相場中の反発は失速(BofA)


 バンク・オブ・アメリカ(BofA)の
   マイケル・ハートネット氏
らストラテジストは顧客向けリポートで
   インフレ沈静化の兆候
を受けて、投資家は約8カ月ぶりの急ピッチで株式に回帰したものの、企業利益へのリスクと米連邦準備制度の断固たるタカ派姿勢によって、相場の反発は失速するだろうと警告した。

 EPFRグローバルのデータを引用したリポートで、16日までの週には世界の株式ファンドに229億ドル(約3兆2000億円)が流入したと記述した。
 
 10日発表の10月の米インフレ率が予想を下回ったことで、米連邦準備制度が利上げペース減速を示唆する可能性があるとの見方が浮上した。
 
 しかし、当局者らは利上げ継続の方針を示し、相場は上昇の勢いを失った。

 米金融当局の政策転換を来年6月か7月と見込み、それ以前の政策緩和を期待するのは「大きな誤り」だろうと論じた。

 連邦準備制度のより早い姿勢転換がないとすれば、「弱気相場の中の反発の大半は既に終わった」と指摘した。

 BofAのストラテジストは、「皮肉なことに」インフレが後退しても企業利益への圧力は続くとの見通しを示し、2023年前半は債券を保有することを勧めた。
 なお、株式は年後半に魅力を増すとみている。

 BofAによれば、16日までの週に世界の債券ファンドには42億ドルが流入した。
 
 マネー・マーケット・ファンド(MMF)は37億ドルの流出だった。 
 欧州株ファンドからは40週連続の流出で、過去最長の流出だという。



posted by まねきねこ at 06:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

米新規失業保険申請は前週比4000件減と歴史的低水準


 新規失業保険申請件数(11月12日終了週)は
   22万2000件(前週比ー4000件)
と予想外に若干減少した。
 エコノミストの予想値は22万8000件であった。
 なお、前週は22万6000件(速報値は22万5000件)に修正されるなど歴史的な低水準近くにとどまり、労働市場の強さを示した。

 失業保険の継続受給者数(11月5日終了週)は1万3000人増の151万人と5週連続で増加いた。
 この基調が続けば、失業が長期化している労働者の増加を示唆
 

 連邦公開市場委員会(FOMC)が高インフレを抑制しようと積極的な利上げを進めているものの、企業は力強いペースで雇用を進めている。

 10月の雇用者数は予想を上回り、9月には失業者1人に対する求人件数はなお2件近くあった。

 ホワイトカラー産業ではこの流れにひびが入り始めているが、アマゾン・ドット・コムやメタなど有名企業による最近のレイオフの波は労働市場全体の状況を示していないと、エコノミストはみている。

 
 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期にハイテクセクターは雇用を拡大したが、製造業や娯楽、ホスピタリティーなどの産業は求人を満たすのになお苦慮している状況にある。

 より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は22万1000件に増加した。

 季節調整前の失業保険申請件数は約6100件減少し、19万9600件となった。

 州別ではケンタッキーやジョージア、フロリダで減少した。
 一方で、ミネソタやノースカロライナで伸びが目立った。

 先週はベテランズデーが含まれ、祝日前後は数値が荒れる傾向がある。

  
posted by まねきねこ at 05:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする