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2022年09月28日

セントルイス地区連銀総裁 インフレは深刻なリスクであり、適切な対処必要


 米国セントルイス地区連銀のブラード総裁は27日、ロンドンで行われた経済会議で高まるインフレ圧力によって金融政策当局のインフレ目標政策に対する信頼性が脅かされていると述べ、「これは深刻な問題であり、適切な対処を確実に行う必要がある」と続けた。
 
 また、「われわれは今年に入り政策金利を著しく引き上げており、追加利上げも示唆されている」と連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の最新予測に言及した。

 ブラード氏は「政策金利は景気抑制的な領域に入ったと言える段階に達したばかりだ」と述べ、「インフレ問題を確実に抑え込むためにも、しばらくは金利を高水準で据え置く必要がある」との見解を示した。 

 FOMCは先週、3会合連続で主要政策金利を75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げ、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを3−3.25%とした。FOMC参加者のFF金利見通しを示す最新の予測分布図(ドット・プロット)によれば、当局者らは政策金利について今年末までに4.4%、23年中に4.6%に上昇すると見込んでいる。

 FOMC金利予測によれば、当局者は年内11、12月の会合で追加で125bpの利上げが決定されると見込んでいる。金利先物市場の動向によれば、投資家は現在のところ、11月1ー2日に行われる会合での4会合連続となる75bpの利上げ決定を織り込んでいる。

 
 
posted by まねきねこ at 10:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NY原油相場 供給懸念が広がり大幅反発


 ニューヨーク原油先物はロシアが石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」に減産を提案するとの報道を受け、供給懸念が広がり大幅反発した。

 ロシア産燃料の禁輸措置を実行に移す期限が近づいている。

 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は、前日比1.79ドル(2.3%)高い1バレル=78.50ドルで終了した。
 一時はロシアの原産提案に関するロイター報道を受けて、4%近く上昇する場面もあった。

 ロンドンICEの北海ブレント11月限は2.21ドル上昇の86.27ドルだった。


 
posted by まねきねこ at 06:22| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トヨタロシアでの生産や新車販売を終了 


 トヨタ自動車は、ロシアのサンクトペテルブルク工場での自動車生産や同国内での新車販売を終了すると発表した。

 同工場では、重要資材・部品の供給に問題が生じていた。
 このため3月4日から生産が停止したままであったが、人員は保ち、状況が許せば生産が再開できるよう設備を整えて経費が増え続けていた。


 声明で同社は「停止から半年たった後も通常の生産活動を再開できておらず、今後も再開の見通しは立っていない」と理由を説明した。

 トヨタは、モスクワでの事業は最適化および再編の必要がある続けた。

 ただ、具体的な措置については明らかにしていない。
 なお、ロシア国内の販売網の支援と、既存顧客へのアフターサービス提供は継続するとしている。

 同社広報担当の本間英章氏は、ロシアでの生産事業からは完全に撤退し譲渡する予定もないとしたうえ、現地での新車販売もなくなると続けた。
 なお、従業員の処遇については今後詰めるとしている。

  
   
posted by まねきねこ at 05:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする