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2022年09月24日

G7や国連は非難するが、聞く耳を持たないロシアがウクライナ4州併合へ向けた「投票」を開始


 ロシアはウクライナ国土の約2割に相当する地域の併合に向け、国連で非難を浴びた「住民投票」を開始した。
 プーチン大統領と米同盟国との対立はエスカレートし核攻撃を含めた新たな段階に入る。

 この編入投票について、主要7カ国(G7)首脳は「偽装の住民投票を強く糾弾する。ロシアはウクライナが主権を持つ領土の地位変更を画策し、その前提をでっち上げようとしている」との声明を発表した。
 
 国連のグテレス事務総長は「国連憲章と国際法の違反」だと非難していた。


 投票は23日に始まり、ロシア占領当局によると5日間続くことになる。
 ただ、結果に波乱はない見通しで、国営メディアは早くも、編入支持が約90%から100%近くに上ると伝えた。

 なお、投票が行われているウクライナのヘルソン、ザポリージャ、ドネツク、ルハンシク4州のいずれもロシアは完全に支配しておらず、戦闘が継続しており、投票結果も真実を反映したものでもない。

 ロシア政府当局者らは編入手続きを速やかに完了させる意向を示している。

 ロシアでは多数が招集令状を受け取り、戦争がいっそう身近になっている。
 地方当局は各地で併合への熱狂を演出しようと市民集会を仕立て上げ、ロシアとウクライナの間の戦闘に移行しようと工作が続けられている。。

 キーウ国際社会学研究所は戦争前の2021年から22年に行われた調査結果を引用し、ウクライナ東部と南部の諸州でロシア編入を希望する割合は約2割に過ぎなかったとウェブサイトで指摘した。
 
 「投票に基づいてこれらの地域を併合する方法はただ一つ、結果を改ざんすることだ」と主張した。

  
   
posted by まねきねこ at 08:02| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英大型減税でポンドと英国債が急落 欧州市況で株は弱気相場入りの流れ


 欧州株は23日下落して引けた。
 ストックス欧州600指数が米国などに続き弱気相場入りし、リセッション(景気後退)入りへの不安が高まり、リスク資産需要は後退した。

 ストックス600指数は2.3%下落し、2020年12月以来の安値を付けた。
 1月に記録した最高値からの下げは21%となり、定義上の弱気相場に陥った。

 世界的な利上げが経済成長の重しとなり、需要冷え込みへの懸念から商品相場が下落した。
 これを受けてエネルギー、鉱業株が特に売られた。

 食料品やヘルスケアなどディフェンシブな業種は下げが比較的小さかった。シクリカル銘柄は値下がりした。

 また、欧州債市場では英国の5年、10年債利回りが過去最大の上昇を記録した。
 短期金融市場は、イングランド銀行(英中央銀行)が11月に125ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げする確率を50%織り込む。

 投資家は英国の大型減税策や債務管理庁(DMO)が計画する国債発行規模拡大などを受け、同国の財政の持続可能性を疑問視している動きだ。

 ポンドは対ドルで一時3.5%下落し、1985年以来となる1ポンド=1.09ドルを下回った。

 また、英10年債利回りは33.3bp上昇。5年債は51bp上昇の4.07%となった。

 短期金融市場が織り込む11月の英中銀の利上げ幅は114bpと前日からは44bpの大幅上昇となった。

 ドイツ債は中期債を中心に下落した。
 短期金融市場では、欧州中央銀行(ECB)による来年9月までの利上げが計242bp織り込まれ前日から15bp上昇した。

 ドイツ債とイタリア債のスプレッドは8月2日以降で最大の11bp拡大し、232bpとなった。
 なお、イタリアでは25日に総選挙を控えている。

  
posted by まねきねこ at 06:41| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする