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2022年09月18日

ゴールドマンが今月から数百人規模で人員削減を再開


 米ゴールドマン・サックス・グループは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以来最大の人員削減に着手することが明らかになった。

 ゴールドマンは今月から数百人規模の人員を減らす計画で、この規模はこれまでに行われた人員削減の幾つかより少ない。

 ただ、批判が広がりかねない時期でもあったパンデミックでほぼ停止していた同行の年次削減が再開したことを意味する動きだ。

 また、記録的な好業績が続いた数年が終わり、減収で銀行業界全体が冷え込みつつあることを示す明らかな兆しとも見える。


 アナリストらの調査ではゴールドマンの今年の利益が4割余り落ち込むと予想する動きがある。
 同行は7月、採用ペースを鈍化させ、年次のパフォーマンス評価を復活させる計画を明らかにしていた。
 
 また、「困難な事業環境」と同行が評する状況で、費用抑制の取り組みを進めると見られる。

 デニス・コールマン最高財務責任者(CFO)はパフォーマンス評価が一般的に
   成績が劣る人員の解雇
に利用され、自然減で失う人員の補充ペースを落とす可能性があると7月に述べていた。
 
 同行の従業員数は4−6月(第2四半期)末時点で4万7000人という。


  
ひとこと
 
 企業の質の向上の動きは常にある。
 人材の異動が大きな米国であり、適材適所の流れが復活したとも言える。
 ただ、基軸部分は終身雇用でもある米国企業の景気変動時の使い捨て思考が復活したとも言えるが、使われる方も企業選択が加速し企業が捨てられる流れでもある。


posted by まねきねこ at 05:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プーチン氏と習近平主席が会談し、ウクライナ巡る中国主席の「疑問と懸念」を理解した?


 ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻以降で初めて中国の習近平国家主席と直接会談し、侵攻を巡る中国の「疑問と懸念」を理解していると冒頭で語ったという。
 会談冒頭の様子はテレビで短く放映された。

 プーチン氏は「ウクライナ危機について中国の友人たちが示すバランスの取れた姿勢」をたたえた一方、「米国とその衛星国による台湾海峡での挑発」を非難した。


 習氏はプーチン氏を「旧友」と呼び、中ロの関係の強さを強調して見せたものの温度差が大きく勝手な演出のように見える。

 中国国営の新華社通信によると、習氏は両国それぞれの中核的利益に関する問題について、強力な相互支援を拡大する用意があると述べた。

 また、国営中央テレビ(CCTV)は、両首脳は中ロ関係のほかにも国際的・地域的問題に関して意見を交換したと報じた。

 この会談は上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせウズベキスタンのサマルカンドで行われた。
 

 ロシアはウクライナでの戦争、中国は台湾周辺で強化する軍事活動で、米国とその同盟国からの圧力が増している状況にあり、呂王国とも国内経済の失速が加速しかねない状況にある。
 
 習氏はロシアのウクライナ侵攻を非難するよう求める米国の呼び掛けを拒否した上、ロシアは台湾を巡る中国の立場に「連帯」を約束し中国を取り込む動きが明らかになった。

 SCOは米国陣営に対抗する中国主導ブロックと位置づけられており、21世紀型の植民地政策と揶揄されるツールを駆使する姿が垣間見られる

 中国はこの首脳会談に先立ち、共産党序列3位の栗戦書・中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会委員長をロシアに派遣している。
 
 栗氏はロシアの議員らに、中国指導部はプーチン氏の行動の
   「必要性を完全に理解している」
と述べ協調関係を演出したものの、表面的にはロシアへの金融支援や軍備品の提供は避けているが、北朝鮮の支援と同様に抜け道を作って火器弾薬類の提供が行われている。

 習氏はプーチン氏との会談ではマスクを着用しなかった。

 今回の中央アジア訪問で行った他の首脳との会談では、その大半でマスクを着用していた様子だった。
 ただ、プーチン氏は公の場でマスクを着用することはほとんどないため友好関係を意図的に演出した可能性がある。
 なお、この会談に参席した他のメンバーは、ほぼ全員がマスクを着用しており中露首脳の階段での状況には違和感が強く感じられる。

  
posted by まねきねこ at 04:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

GICとブルー・アウルが約2兆円でストア・キャピタル買収


 シンガポールの政府系ファンド(SWF)である
   GIC
と、米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社
   ブルー・アウル・キャピタル
傘下のオーク・ストリートは、資産家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが出資している米不動産投資信託(REIT)の
   ストア・キャピタル
を約140億ドル(約2兆円)で買収することで同社と合意した。

 この買収は全額現金で行われる。ストア・キャピタルには。

 15日の発表によれば、ストアの株主は1株につき現金32.25ドルを受け取る。
 これは、同社株の14日終値を約20%上回る水準。

 なお、この買収合意の条件によれば、ストアは今後30日間、今回提示された内容を上回る買収案を募ることが可能となる。
 買収完了は来年1−3月(第1四半期)を見込んでいる。


 メアリー・フェデワ最高経営責任者(CEO)率いるストアは、全米で3000余りの不動産に投資している。
 ポートフォリオの規模は6月末時点で合計114億ドルとなっている。

 バークシャーは2017年に3億7700万ドルを投じてストア株9.8%を取得した。
 ただ、それ以降は持ち分を減らしている。

    
   
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