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2022年07月21日

英保守党党首選でスナク前財務相とトラス外相が決選投票に進出


 ジョンソン英首相の後継を選ぶ与党保守党の党首選は、トラス外相がモーダント通商政策担当相をかわし、スナク前財務相と共に決選投票進出を決めた。

 20日に行われた党所属下院議員による第5回投票で、トラス氏は113票を獲得した。
 モーダント氏は序盤の勢いを失い、105票にとどまった。
 なお、スナク氏は137票で、議員投票の全ての回で首位に立った。

 これにより、注目は約17万5000人の一般党員による決選投票に移る。
 投票結果を受けた次の党首は9月5日に発表される。
 
   
posted by まねきねこ at 08:00| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地区連銀総裁の発言と経済統計から市場では1ポイントの米利上げ観測が後退


 7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で前例のない1ポイントの政策金利引き上げが決定するとの観測は、当局者2人の発言とインフレ期待の低下を示す経済統計によって後退した。

 アトランタ地区連銀のボスティック総裁が15日、超大幅な利上げに消極的な姿勢を示し、別の発言機会では、セントルイス地区連銀のブラード総裁が15日にバーチャルイベントに出席し、FOMCは年末までに政策金利を3.5%ではなく、3.75−4%のレンジに引き上げる必要があるとの見方を示した。
 これは合計で約2.25ポイントの追加利上げを示唆する事になり、消費者の心理とは異なる。

 ただ、年内残りの会合で決める利上げ幅については、「それは最善の戦略は何かを考えた上で判断していかなくてはならないことだ」と述べ、今月のFOMCに言及するのを控えた。
 
 なお、ブラード総裁は前日に日本経済新聞とのインタビューで、6月の消費者物価指数(CPI)が非常に高い数字となったものの依然75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げを支持する考えを示していた。

 2人の総裁が発言してから間もなく発表されたミシガン大学消費者マインド指数の統計で
   消費者の長期インフレ期待
が7月初旬に予想以上に低下したことが明らかになった。
 
 金利先物市場が現時点で織り込んでいる7月1ポイントの利上げ確率は約6分の1で、0.75ポイントの利上げは確実として織り込まれている。

  

  
posted by まねきねこ at 06:00| 愛知 ☁| Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世界の景気後退は「現存する明白なリスク」で、その可能性は50%?


 米国金融大手シティグループのエコノミスト
   ネイサン・シーツ氏
が率いるシティのエコノミストらは顧客向けリポートで、今年の世界経済成長率を2.9%、来年を2.6%と予測した。
 従来予測よりわずかに下方修正したかたちだ。

 また、世界の成長率は潜在成長率を下回り、米国とユーロ圏は今後12ー18カ月以内に緩やかなリセッションに陥ると予測。
 
 世界的なリセッション(景気後退)を「現存する明白なリスク」と表現した上で、リセッションに陥る確率はなお50%とした。
 
 また、シーツ氏らは「われわれの予想では、世界経済は全体的にはうまく切り抜け、一斉に低迷する事態は回避する」と述べ、「見通しへのリスクは著しく下向きだとみている。従って50%の確率でリセッションに陥るというわれわれの見方を維持する」と説明した。

 さらに「世界的なリセッションは紛れもなく、現存する明白なリスクだ」と述べた。


posted by まねきねこ at 05:33| 愛知 | Comment(0) | イベント 出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする