JPモルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト
マイケル・フェロリ氏
は1日の顧客向けリポートで「当社の予想はリセッション(景気後退)に危険なほど近い」と説明したうえ米経済成長率の予想を引き下げたものの、製品需要が軟調な時期でも雇用主が人員削減を控える可能性なども踏まえ、引き続き景気拡大には期待感を持っていると続けた。
マイケル・フェロリ氏
は1日の顧客向けリポートで「当社の予想はリセッション(景気後退)に危険なほど近い」と説明したうえ米経済成長率の予想を引き下げたものの、製品需要が軟調な時期でも雇用主が人員削減を控える可能性なども踏まえ、引き続き景気拡大には期待感を持っていると続けた。
先週発表された各経済指標では、個人消費の減速をはじめ景気の弱含みが相次いで示されている。
JPモルガンは4−6月(第2四半期)のGDP伸び率予想を従来の前期比年率2.5%から同1%に下方修正した。
7−9月(第3四半期)についても同2%から1%に引き下げた。
ただ、自動車生産の増加やインフレ率の低下を背景に10−12月(第4四半期)には1.5%に持ち直すと見込んでいる。
7−9月(第3四半期)についても同2%から1%に引き下げた。
ただ、自動車生産の増加やインフレ率の低下を背景に10−12月(第4四半期)には1.5%に持ち直すと見込んでいる。