南北芸術団の平壌合同公演は大成功だが．．．

　韓国芸術団が北朝鮮芸術団と３日に平壌で行う

　　　合同公演

が現地時間の日本時間午後４時３０分に開始することで確定した。

　韓国芸術団と共に訪朝した政府関係者が１日の韓国芸術団の公演前に記者団に対し明らかにしたもの。
　
　公演が行われる柳京鄭周永体育館の１万２０００席が満席になる状況であり公演時間の変更は難しいと述べた。

　また、北朝鮮側が合同公演での自分たちの持ち時間を減らし、韓国側に多くの曲を披露するよう提案してきたと説明した。

　韓国芸術団は１日、日本時間の午後７時前から約２時間１０分にわたり、平壌の東平壌大劇場で単独公演を行った。

　３日午後に２回目の公演を北朝鮮芸術団と合同で行い、帰国の途に就く予定。　

　　　　

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核放棄の手順に時間が掛かれば北朝鮮の思惑通りのシナリオになりかねない。

　韓国大統領府（青瓦台）のある高官が1日
　　　北朝鮮の非核化
に関連し、北朝鮮の金正恩委員長のが日米韓三カ国間への楔の打ち込みともなる
　　　段階的措置
発言以降、核の放棄が先か、支援が先かという議論が繰り返されていると述べたうえ当事者としての立場を放棄し棚の上に置いたかのごとく「重要なのは、非核化ロードマップは米国と北朝鮮が作る」ということだと続けた。
　
　先月の中朝首脳会談の後、青瓦台が北朝鮮問題における自身の役割を「運転者」から米朝間の「仲裁者」に修正する方向にかじを切ったことを示した。

　この高官は「非核化についての妥結」は南北および米朝首脳による二つの会談を通じ、包括的に行われると説明したうえ、非核化の履行およびそれに伴う支援は段階的に行われるだろうと続けた。
　
　「包括的妥結、段階的履行」は、米国の主張する「先に核放棄、その後に支援」という方針と、北朝鮮の主張する「段階的措置」の中間ではないかと解釈されてる。
　

　
　青瓦台は南北間の特使の行き来と南北首脳会談の開催合意以降、米朝間の「仲裁者」以上の役割を目指したかのごとく、非核化に向けた話し合いを主導する「運転者」になろうというムードが広がった。
　
　また、非核化問題でも「ゴルディアスの結び目を一気に断ち切る」と鼻息荒く意気込んでいた。
　
　金正恩委員長が南北首脳会談を通じて世界の外交舞台に登場すれば、韓国の調整者としての役割が大きくなることも予想した。

　金正恩委員長は韓国の考える「一括妥結」ではなく「段階的措置」を主張しており、中国もこれに加勢した。
　
　こうした状況の変化があったことから、青瓦台が自らの役割を修正する方針を決めたとみられる。
　
　4月27日の南北首脳会談で北朝鮮の核問題について話し合ったとしても、非核化交渉の実際の結論は5月の米朝首脳会談まで分からないという判断も働いた。　

　　　　

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機密文書の公開 北朝鮮が韓国と「連邦制中立国」創設を提案

　韓国・聯合ニュースは、北朝鮮が、韓国との連邦制統一を経て

　　　中立国を創設

するという提案をソ連を介して米国に密かに伝えていたことが

　　　機密解除

された1987年の外交文書で明らかになったと報道した。

　これは韓国外交部が30日、30年以上が経過した外交文書1420冊を国民に公開したなかにあったという。
　

　　　

　　
　87年12月9日にソ連の

　　　ゴルバチョフ書記長

が北朝鮮の依頼を受けて米大統領

　　　レーガン氏

に渡した文書には、南北それぞれ10万人未満の兵力維持および核兵器を含めたあらゆる

　　　外国軍隊の撤退

　　　南北が署名する不可侵宣言

や南北が第三国と締結した民族の団結に反するあらゆる協定・条約の破棄、南北で構成された

　　　連邦共和国の創設

および共和国が中立国・緩衝地帯であることを宣言する憲法採択などの提案が盛り込まれていたという。

　また、公開された外交文書について、東西冷戦が終結に差し掛かっていた当時の

　　　南北間の激しい体制争い

と葛藤の断面も見ることができると指摘した。

　文書には、88年ソウル五輪を控えた米国の北朝鮮外交官との接触指針緩和の履行が

　　　北朝鮮工作員

による大韓航空機爆破事件を受けて撤回された経緯や、当時の北朝鮮外相で現在は最高人民会議（国会に相当）常任委員長を務める

　　　金永南（キム・ヨンナム）氏

がウガンダに五輪ボイコットを勧めていたことなども記されていた。

　北朝鮮が83年に日本の土木技術者を招いて地下トンネルに関する諮問を受けていたことも確認されたという。

　なお、公開された外交文書の原文はソウルの外交史料館で閲覧可能という。　

　　　　

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中国人留学生親睦会のリーダーを「スパイ工作」に就かせる専門の担当者を在外中国大使館に配置

　駐シドニー中国領事館元外交官

　　　陳用林氏

は2005年5月、家族と亡命を申請し、オーストラリア政府より保護ビザを得た。

　陳用林氏よれば、中国の在外公館（大使館・領事館）は

　　　中国人留学生

を操りスパイ活動を行わせ

　　　海外の反体制派活動家

を監視し、妨害活動を行っていることを明らかにした。

　中国の在外公館の留学生および留学生団体を操る手法について、
　　　�@留学生が行う各活動にかかる経費を援助する
　　　�A留学生が帰国し就職したい場合　　

　　　　　本人が海外留学時、海外にいるときも祖国を愛し

　　　　　　　　共産党を愛する者

　　　　　であることを証明する在外公館の推薦書を与えている。
　　　�B中国教育部は

　　　　　　中国人留学生奨学金

　　　　を開設し、在外公館の指示で動く中国人留学生の活動費用を与えている
　　　�C国内の各種公演グループの海外公演を行うときに

　　　　　　招待券

　　　　を配布し、またはその祝宴パーティーなどに招待する
といったこを明らかにした。

　
　なお、在外中国大使館には、各国にいる

　　　中国人留学生親睦会

のリーダーを

　　　スパイ工作

に就かせる専門の担当者がおり、学生によるスパイ工作を画策していることも明らかにした。

　一方で、経費の援助項目については、色々あり、表向きに公開した活動経費もあれば、学生個人の口座に直接入金することもある。

　また、卒業後、それぞれ滞在する国の主要な学術機関に就職する機会も与えているという。

　さらに、中国はここ10年間、米国の多くの大学に対して、膨大な「研究費」を提供している。

　これらの研究プロジェクトには技術の取得を目的とした「スパイ」を配置しているともいう。

　こうしたスパイは、留学生親睦会の主席リストから選ばれた者が含まれているという。　

　　　　

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数多くの中華料理店が存在する日本

　中国の清朝末期からアヘン戦争や太平天国の乱などで社会秩序が崩壊し、大混乱していた中国から大くの中国人が日本に渡航してきた。
　彼らが持ちこんだ文化のひとつでもある中華料理は日本人にとってもっとも馴染みのある外国料理と言えるものになっている。
　
　ラーメンや麻婆豆腐、餃子などは日本の食卓に頻繁に登場する中華料理であるが、日本人が食べている中華料理の味は必ずしも本場の味と同じではないと中国メディアの
　　　快資訊
は先月３１日、日本で広く食されている中華料理は「日本人によって改良されている」との記事を掲載した。

　この記事によれば、日本国内には数多くの中華料理店が存在するものの、そこで提供されている中華料理は本場の料理とは多かれ少なかれ違いが存在すると指摘した。
　
　中国では「主食」として食べられている餃子が日本では副食として扱われており、しかも、中国では水餃子であることが一般的な餃子が日本では「焼き餃子」として食されていると指摘した。

　中国でチャーハンといえば
　　　「卵チャーハン」
を指すことが一般的と指摘した一方で、日本のチャーハンは卵以外にも多くの具材が入れてあり、中国で言う「揚州チャーハン」に近い料理となっていることを紹介した。
　
　また、麻婆豆腐も中国のものに比べて唐辛子や山椒による辛さが少なく、甘さすら感じられると指摘した。
　
　このほか、ラーメンも日本と中国では全く違う料理と言えるほど異なっていて、日本で独自の進化を遂げたと強調した。

　さらに、日本で中華料理として扱われている
　　　「天津飯」
は、中国には存在しない中華料理であり、日本生まれの中華料理であることを指摘した。
　
　日本で食されている中華料理は日本人によって改良され、中華らしさが減っているが、訪日観光客の中国人にとっても美味しく感じられるものが多いと伝え、日本旅行時には中華料理を食してみるのも一興でと結んだ。　

　　　　

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「フォールイーグル」を開始。

　韓国メディアの聯合ニュースは米韓合同軍事演習

　　　「フォールイーグル」

が1日から海外増援戦力を含む

　　　米軍約1万1500人

と韓国軍からは約30万人が参加して開始されたと韓国軍関係者からの情報として伝えた。

　また、これと合わせ米韓の海兵隊による合同の

　　　上陸作戦訓練「双竜訓練」

も8日まで行われる。
　

　
　例年、3月初旬からフォールイーグルが開催されていたが今年は、北朝鮮が参加した

　　　平昌冬季五輪・パラリンピック

の開催を受け、開始が延期されていた。

　また、訓練期間も昨年の半分となる約1カ月に短縮した。

　南北首脳会談が27日に開催される予定であることや、5月に予定されている

　　　米朝首脳会談

に配慮し、米戦略兵器の展開も最小限にとどめられている。

　フォールイーグルに続いて23日からは指揮所演習「キー・リゾルブ」が約2週間実施され、米軍約1万2200人が参加する。　

　　　　

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